世界観・設定等
##世界観##
「もしも、2次元コンテンツが日本で覇権と呼ばれるまでに発展したら――?」
イースポーツがメジャーとなった西暦2020年代にも類似する近現代。
『パルクール・クロスオーバー』と呼ばれる存在がSNS上で拡散、話題となっていた。
コンテンツ流通等ではテンプレやワンパターンが多く、チャレンジャーなメーカーが現れない事に不満を持つ人物もいる。
しかし、炎上マーケティングを行う事は、リアルで争いを起こす原因と言う事で自粛する事になった。
その状況で、動き出したのが……。
###特撮内
・社会情勢
SNSが今以上に発達し、遂には素人同然の動画投稿者がテレビ局以上の発言力を持ったり、政治家のカリスマ性も皆無な世界。
(無法地帯と言う訳ではなく、警察等の組織は正常に動いている。正常に動いていないのはマスコミだろう)
そこではSNSの発言一つで日本が大きく揺れ動くような状態になっていたのである。
表向きには事件や事故、犯罪が起きないようなシステムが確立されているように見える日本だが、その一方ではそのシステム等はゲームから生まれていた事実もあった。
・時代背景
舞台となる日本では、明らかにコンテンツ産業の発達が明後日の方向に進歩していき、遂にはVRとARの技術でもトップクラスの発展を遂げる。
これらが生み出した技術は、何と交通事故の減少や自然災害、犯罪の減少等にも貢献し、日本はゲーム業界が一番発言力を持つとも言われてしまう。
その一方で、あるARゲームが草加市で注目をされていたのだが――。
###実際
・社会情勢
舞台となる日本では様々な犯罪等を取り締まる為のインフラが整地されつつあり、そのシステムがある物を応用した物だった。
・時代背景
SNSの発展と共に様々なサイトが立ちあげられ、SNS戦国時代とも言える状況になっていた。
テレビ等のメディアも力を完全に失速させてはないので、ある意味でもSNSはメディアのトータルバランスを崩そうとしていた……と言うのが実際。
##用語集##
・ダイバー
クロスパルクールのプレイヤーを、こう呼んでいる。ただし、ゲーム自体を知らない人からすれば、その姿はヒーローにも見えるのだろう。
彼らの使用するダイバーギアは、ある意味でも特撮ヒーロー物で出てくるようなガジェットを連想させ、関連グッズはヒットしているのである。
その一方で、ダイバーの知名度に関して疑問視する勢力が出始めた事で全てが歪んでいく事に――。
・ARゲーム
拡張現実を使用したゲーム。この時代ではスタンダードとなっている。
(その一方で、衰退しているのが一連のコンテンツ流通で暴走をした超有名アイドル絡み)
一部ジャンルではイースポーツ化も進められており、世界で最も盛り上がっているゲームとしてオリンピック以上の支持を得るまでになった。
・まとめサイト
超有名アイドル商法が日本で無双していた時代に猛威だったサイト。
しかし、その一方で特定芸能事務所が投資を行い、ライバルコンテンツを潰す為にネット炎上を行う様なサイトも存在すると言う。
今作では過去に起こった事件等で衰退し、壊滅はしていないがわずかな勢力が機能している扱い。
・アキバガーディアン
秋葉原に本部を置くガーディアン組織。主にコンテンツ保護を目的としているが、それ以外にも様々な動きを見せる事も。
本作ではガーディアンはモブのみだが、あるエピソードではモブ以外もいる事が示唆される。
###ガジェット設定
・パルクールクロスオーバー
プレイ料金:1プレイ200円(現金、電子マネーの両方対応)
(ARガジェットがあれば、スーツ等はゲーム側で用意される。個人携帯しているケースはあるのだが)
ゲームとしては『箱庭コースを走るパルクール』としての箇所が強調されたアクションゲーム。
ゲーセンで設置されている店舗が多い人気のゲームではある一方で、イースポーツ化には様々な憶測も流れている。
(システムとしてはARではないのだが、ある事件をきっかけにして草加市にアバターが現実化する)
今回登場するのは、どちらかと言うとAR版に近い立ち位置の物。アーケード筺体(VR版)もあるのだが、今回のメインはARサイドの物。
(ヒーローブレイカーに近い)
しかし、これは本来であればゲーム展開だけでなく更に別のメディア展開も視野に入れていた物だった。
その証拠として、これとは別に特撮版が存在し、それがネット上の動画サイトで公開されている。
(テレビで放送されていないのには、別の事情があるのだが――)
ストーリーも存在し、近未来で起きる事件をベースにしているという事らしい。
(本編中、運用されているストーリーは明らかにゲーム内のストーリーではないと感じるのだが)
その事件の内容は明らかにSNS問題を皮肉った物ばかりであり、これが原因で特定芸能事務所がクレームを出したという噂が出回るほど。
(実際に大きな事件に発展せず、この一件も噂に過ぎないのだが)
##ネタバレ##
実は、過去に放送されていた特撮番組をモチーフにしたパルクールゲーム。
(メディアミックスを視野にしていた箇所が残っている)
テレビで放送されていないという個所は、言い換えれば「既に終了している」とも受け取れる物だった。
再放送等はされているようだが、色々な意味でも真相は定かではない。
その為、ダイバーや各種カラーリングのヒーローダイバーなどもそのまま存在していると言えるだろう。
こうした事もあって、ストーリーモードを見て違和感を感じたメンバーがからくりに気付き始める。
簡単に表現すれば、特撮と見せかけてリアルで存在するアムドライバー。
AR版はメディアミックスの一つとして展開する予定だったが、取りやめになった経歴がある。
(アバター現実化は、その伏線)
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・ARガジェット
スマホにも似たような形状のARパスポートを合体させ、ARアーマーを装着するタイプ。
パスポートを合体させるガジェットの形状は様々あり、必ずしもガジェットを武器で使用する訳でもない。
中には、武器はARウェポンと言うCGを使用している事もあるからだ。パルクールクロスオーバーでは、こちらが使用されている。
基本的に電子マネー決済型だが、廃課金等は出来ないようにプロテクトが掛けられている。
・ARアーマー
インナースーツに装着されるCGで出来ているアーマー。しかし、実体もあるので真相は不明のまま。
堅さはかなりの物であり、このアーマーが一種の安全装置となっているのだろう。
その一方で、ARアーマーがパルクールのスリルを減らしてしまったと否定的な意見を述べる人物が少数でも存在するのは事実。
・ARメット
この特殊形状のメットを被ることで、ARゲームとしてのフィールドを認識できるというアイテム。
一部にはARメットの機能をガジェットに移したアイテムも存在するが、それを扱うプレイヤーは少ない。
(不正アイテムと言う認識ではなく、安全性的な事情で)
主人公を初め、メインメンバーは基本的にメットを着用する。
・ARウェポン
ARゲームで使用される武器。殺傷能力は一切なく、いわゆる玩具の武器(ゲーム特化させた光線銃のような物)と言う認識。
基本的には市販されておらず、ARガジェットを使用して呼び出す(ダウンロード)方式。
・アーケード版
草加市にはAR版も存在するが、それ以外ではVR版しか存在しない。これには様々な憶測がSNS上で拡散している。
拡散している憶測には「陰謀説」や「打ち切り」と言う様な物もあれば、「芸能事務所のゴリ押し」という過去の事件に連想させようという説も。
##ネタバレ##
AR版が草加市だけで他のエリアに展開できなかった理由は、ARゲームに関してのSNS上に拡散したフェイクニュースをスタッフが真に受けてしまった為。
他の作品ではフェイクニュースと見破ってサービスを開始した物もあるが、スタッフはフェイクニュースでも万が一を考慮して中止したようである。
その為、AR版はロケ手限定の幻のバージョンとしてSNS上で噂になっていた。
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