遊園地デート編

第7話 わだいづくり

プリンセスさんの計らい?で私とイワビーさんは次のライブでえむしーというのをすることになりました。曲の紹介とかお話をするのがえむしーという仕事らしいのですが、イワビーさんと何をお話すればいいんでしょう。


「あの…プリンセスさん…お話って何をすればいいんですか?」

「それは…あれよ!自分の話したいこと」

「話したいことっていっても何も無いですよぉ…」

「イワビーとの話とかすればいいじゃないの」

「そんな…特にイワビーさんとの話なんて…ないですよ……」

「ないなら作ればいいじゃない。2人でどこかに出かけるとか」

「うーん……」

「とにかく話題作りのために次のオフはイワビーと出かけなさいな」

「わかりました……」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


次のライブでえむしーってのをしなきゃならない。ジェーンと2人で。何を話せばいいんだよ。


そんなことを考えてたらジェーンから誘いを受けた。

「次のオフ…2人で出かけませんか?」

急になんで?って聞いたら

「えむしーで話す話題作りのために…です」

って言われた。


確かに、話す内容がないとお客さんも飽きるし内容を作るために2人で出かけるのは有りだ。


「どこに出かける?」

「そうですね……どこにしましょうか…」

「ジェーンはオフの日どこに行ってるんだ?」

「私は…小石集めに河原に行ったり…お家でゴロゴロしたり…ですね」

「そっかぁ…俺も散歩したりするぐらいだよなぁ…そんなんじゃ話す内容出来ないよな」

「そうですよね…どうしましょう…」

「こういう時はマーゲイに聞いてみるか!こういうのに強いからな」



てことでマーゲイに聞くことにした。

「なぁマーゲイちょっといいか?」

「イワビーさん、ジェーンさんどうしましたか?」

「あの…私たち次のライブでえむしーをするじゃないですか?でも話題がなくって…」

「それでプリンセスに2人で出かけろって言われたんだよ。でもよー、出かけていく場所がねぇんだよ。なんか出かけるのに向いてる場所知らない?」

「そうですね……お2人でしたら『ゆうえんち』に行かれるといいのでは?あそこなら遊ぶ場所いっぱいありますし、いい思い出が出来るかと…」

「遊園地か!有りだな!ありがとマーゲイ!次のオフに遊園地行ってくる!!」

「ありがとうございます!これで話題には困らなさそうです!」

「いえいえ、マネージャーとして出来ることをしたまでですよ!」


遊園地、確かにその手があったか!って感じだ。博士たちがある程度復旧させたらしいから色んなアトラクションとやらを楽しめるらしい。


俺はすっげぇ楽しみだ。ジェーンは楽しんでくれるだろうか。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


遊園地。初めて行く場所。アトラクションっていう遊ぶ物がいっぱいあるらしいです。

初めて見るものがたくさんありそうでワクワクします。


次のオフの日がすごく楽しみになってきました。イワビーさんも楽しんでくれるかな…?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る