ターゲット:ガーデン・ローズ


ターゲット情報


【名称】『ガーデン・ローズ』

【性別】女性

【出現場所】第9コロニー

【手配度】なし

【武器】錫杖「アノータトン」

 暗黒竜の角の一部から作られた、森羅万象を征服する錫杖。長さは1メートル弱で、重さを全く感じない。魔力の流れを司るほか、死者への命令権能を有している。

 なお、このアノータトンを含む暗黒竜の武器は、元の世界では「黒き三種の竜器」と言われており、他の二つのうち一つは牙から作られた斧「ブレッケツァーン」、もう一つは爪から作られた鎌「グッドホープ」である。


【特殊能力】

次元斬:アノータトンを振った衝撃波での斬撃。一回振ると、一度に64回の黒い斬撃が縦横に走り、相手に命中すると防御力に関わらず現在耐久力の3分の1の割合ダメージ。

暗黒竜の権能:暗黒竜エッツェルから分け与えられた、破壊を司る力。覚醒したばかりで意識がもうろうとしている暗黒竜の攻撃は、彼女が操ることになる。

 杖を指揮棒のように振って暗黒竜の首を動かす様は、相対するとかなり恐怖だが、落ち着いて見ると結構シュールかもしれない。

黒き鱗:ガーデン・ローズは暗黒竜と一体化しており、暗黒竜にダメージを与えられる攻撃……すなわち竜族による攻撃か、対竜特攻の武器でしかまともにダメージを与えられない。特に、文明が進んだほど進んだ兵器であるほど、なぜかダメージが通らなくなる。ビーム兵器とかだと絶望的。逆に古い武器だとある程度ダメージが通るかもしれないが、素直に竜特攻を用意した方がマシ。


一心同体:ガーデン・ローズは暗黒竜と一体化している。彼女を倒せば暗黒竜は機能を停止する。


【容姿】

 黒いロングヘアに黒い瞳のメイドさん。可愛らしくはあるが、カンパニー基準から見れば何もかも平凡。だが、こんな容姿でも元々は一国のお姫様だった。


『ガーデン・ローズ』の称号を持つ「ミザネクサ三連星」の一人。本名は公式的には不明扱いだが、マリーシア・ソミェットという。ウルクススフォルム代表のオリヴィエ・ソミェットは従妹。

 それは、いくつかの竜種が国の守り神として君臨していた世界のお話。激動の時代に、大国間の思惑に振り回され、ぼろ雑巾も同然となった国家の姫君は、たった一人で禁足地へ赴き、伝説の暗黒竜と契約を交わした。

 祖国の再興は成った。だが、世界は壊れてしまった。最終的にほとんどの力を失った暗黒竜エッツェルだったが、ガーデン・ローズは最後までその歩みにつき従い…………やがてカンパニー世界へと流れついた。


 完全復活には、まだ1000年は足りない。

 だが、世界はもう終わるのだから……最後の舞踏を、愛する竜と共に。



台詞候補

「全てを真っ逆さまにいたしましょう」

「人が竜を愛することの何が悪いというのです」

「夢は今も廻りて 忘れ難き我が故郷」


・メタ情報

 自ら悪い竜のお嫁さんになった、元お姫様のメイドさん。主人の為なら本当に何でもする。暗黒竜エッツェルの意思を代弁し、ミザネクサの影の実力者として、組織の拡大に努めてきた。

 復活直後で意識が朦朧としている暗黒竜を守っており、実質彼女を倒すことが依頼達成条件となる。攻撃方法は暗黒竜エッツェルの項目を参照。ご主人様を意のままに操るのは、メイドとしてどうかとも思うが……

 また、暗黒竜と完全につながっているため、耐久力と防御力がめちゃくちゃ高い。かつてガーデン・サイネリアが持っていた術杖「色褪せた夜の女神」の必殺技を使用して、ようやく竜特攻の武器の攻撃が通るかどうか。神竜のブレスなら防御を無視できる。

 ギミックも相まって一人で挑むのは無謀なので、必ず攻撃を凌ぐ役と、ガーデン・ローズに切り込む役の両方をそろえたい。

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『アッシュワールド・ターゲット』~ミザネクサの蒼薔薇~ 南木 @sanbousoutyou-ju88

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