円卓の五騎士
依頼:紅色の婚約者
依頼主:チートで無敵なイケメンに転生した俺がハーレムを作って無双しましたが何か団
腕に自信のあるハンターに、ぜひとも依頼したいことがある。
近日、第8エリアのとある学園で文化祭が開かれることになっている。
その文化祭の催しで、我々が指定するターゲットと一対一で戦い、勝利してほしい。
勝利条件:
一対一で勝負を決する。
特殊勝利条件
なし(表向きは)
ターゲット情報
【名称】『ガーデン・カトレア』
【性別】女性
【出現場所】第8エリア
【手配度】★★★
【武器】新式装甲擲弾騎兵「オーステルリッツ」
全体的に紅色の塗装を施された二足歩行兵器「
ミザネクサがCEAと提携して開発したロボット兵器であり、1機で現代兵器3師団分ほどの能力を持つという。
その中でもオーステルリッツは、ドライバーであるガーデン・カトレアに合わせてさらに兵装を充実させており、投入された費用も天文学的数値に上るという。
砲剣「ミステル」:
砲剣とは、駆動機構が付いた巨大剣である。
圧縮した属性術式が込められたカートリッジを装填し、目標に向かって振り下ろすことで、地形を抉るかのようなすさまじい威力を出すことができる。
剣とみても、その全長は5メートル近く。重量は6tもある。
プラズマライフル:長射程のビームを放つプラズマライフル。命中すれば戦艦くらいなら一瞬で蒸発する。
小型多連装ロケット:腕と肩部に発射口がある連装式ロケット砲。無補給下での弾数は200発ほど。
【特殊能力】
属性術式ドライブ:「炎」「氷」「雷」の三属性の魔術をまとわせた、砲剣による重い一撃。まともに受けると同型機ですら一撃で機能停止に追い込むが、砲剣がオーバーヒートする為、再使用に3分ほどかかる。
カートリッジの交換などの廃熱動作を行えば、1分くらいに短縮できる。
明らかに過剰威力だが、そもそもこの兵器は超大型のモンスターと戦うことを想定しているので、このような必殺技を繰り出すことができる。
イグニッション:戦闘中1度だけ発動可能。5分間オーバーヒートしなくなる。
超軟鋼プレート装甲:ドラゴンの一撃にも耐えられる防御力を誇る装甲。
カリスマ:元皇族のカリスマは、共に戦う味方の能力を上昇させるほか、相手に王者の威圧感を与える。
【容姿】
綺麗に整えられた、肩まで届く赤髪に、青く澄んだキリッとした瞳が凛々しい美少女。おそらく高校生ほどの年齢。
一目見て高貴な存在だと分かるほどのオーラを持ち、男女問わず高い人気を誇る。
『ガーデン・カトレア』の称号を持つ「円卓の五騎士」の一人にして「紅騎士」の異名で知られる少女。
本名をエリーゼ・フォン・オストグリムといい、かつては「皇国」と呼ばれる大国の皇女であった。ところが、祖国がカンパニーの侵略を受け、敗色が濃厚になったところでミザネクサと取引をし、滅ぼされる前に「和平」を結ぶこととなった。
その代わり、彼女はミザネクサに人質として預けられることとなったが、もともと戦闘の才能がったのか、すぐに頭角を現した。
まさに才色兼備という言葉が似合う才媛で、その威風堂々とした立ち振る舞いと美貌は多くの男性を惹きつけてやまず、スポンサーたちからの評価も高い。
だが、今回…………何がどう間違ったのか、第8エリアのとある学園の学園祭で「ガーデン・カトレアに一対一で勝った相手が、彼女と結婚できる」という話が成立してしまい、ガーデン・カトレアの意見の有無にかかわらず、学園祭の行われる学校の巨大な校庭で決闘する羽目になってしまった。
なお、今回の依頼の依頼主は本来彼女と直接対決するはずなのだが、PCに自分の「代理」として出場させており、PCが勝てば依頼人がガーデン・カトレアと婚約することになる。ひでぇ。
台詞候補
「ガーデン・カトレアの名に懸けて、正々堂々と戦うことを誓います」
「どのような不利な戦いであろうと、私は決して屈することはないでしょう」
「いつか祖国を取り戻すために…………」
・メタ情報
強制的に17m級のロボット兵器と一対一で戦うことになる依頼。生身で戦うのはおすすめしない。
武器「砲剣」については、前回の社長戦争に出てきたヴィラン「アクストⅢ世」か、世界樹の迷宮Xのインペリアルを参照。インペリアルがとうとうロボットになった。ムネアツ!
そんなわけで、心行くまでロボット大戦を堪能してほしい。
特殊勝利条件はないかと思いきや…………
ガーデン・カトレアを依頼主の魔の手から逃がし、ウルクススフォルムか有栖摩武装探偵社、ないしどこか信用が置ける組織に庇護してもらうこと。依頼主からの報酬は得られなくなるが、上記2組織に逃がした場合、特別報酬が手に入る。特に何もしなければ、彼女はどっかのチート男子高校生のお嫁さんになる。
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