依頼:不幸を振りまく死神
依頼主:ミザネクサのとあるスポンサー
ああ、かわいそうに。あの子にはもう友達ができないなんて。
あの子は何もしていないのに、全てを失いました。
そろそろ楽にしてあげてやってください。
勝利条件:
ターゲットの無力化 (死亡させなければ無力化はできない)
特殊勝利条件
周囲の犠牲者を出さずにターゲットを撃破
ターゲット情報
【名称】『ガーデン・ロベリア』
【性別】男性
【出現場所】第5エリア
【手配度】★★
【武器】レイピア
彼自身はあまり経験を積んでいないが、父親と母親の血縁のおかげで、戦闘センスは抜群。素人とみて油断すると痛い目を見るかもしれない。
【特殊能力】
死神の行進:ガーデン・ロベリアには常に奇妙な運命が付きまとう。
なんと、本来彼に向かうはずの攻撃や不幸な事故は、彼の周囲の別の人間や物に向かう。特に遠距離からの攻撃は、周囲が更地でもない限り、確実に周囲の別の何かに命中することになる。
第二世代:チートを得た異世界人が、手籠めにした女性から生まれた人間。生まれながらにして数々の異能力を持っているとされるほか、身体能力も最初からかなり高いが、往々にして精神力が脆い傾向にある。
【容姿】
第8エリアのどこかの学校の制服を着用した男子高校生。やや目つきは悪いが、それ以外は平凡な容姿。
このような容姿の男子高校生はあちらこちらにいるので、ガーデン・ロベリアが近くにいても分からないこともある。
『ガーデン・ロベリア』の称号を持つ「勇敢なる六戦士」の一人。生まれてすぐに、責任を取ることを嫌った親に捨てられたため、名前がない。
「第二世代」と呼ばれる、チート異世界人と異世界の女性との間に生まれた人間であり、彼らは高い身体能力を持つ反面、生まれつきの能力を過信する為、一般人からは嫌われる傾向にある。
その中でもガーデン・ロベリアの特殊能力は「自分に向かうはずだった攻撃が、運命律がねじ曲がって周囲の人や物に当たる」という、迷惑極まりないもの。彼自身はぴんぴんしているのに、周囲が大惨事だったことは数知れず、友人ができてもすぐにいなくなるか、絶交される。
なお、ガーデン・ロベリア自信の技能は素人に毛が生えた程度だが、親がチートだったので、才能はある。
依頼主は、当然のごとく彼の能力を単なる娯楽としてしか扱っていない。
わざと大勢人がいる場所でハンターと戦わせ、その奇妙な能力でどれほどの被害が出るのかを楽しみながら見ている。そして今回も、第5エリアのショッピングモールの一つ「玄武」の一区画で彼を待ち伏せさせている。
決闘が成立した直後に、依頼人によってその区画にシャッターが下ろされ、その区画にいる人々が逃げられないようにするという徹底ぶり。ターゲットを倒せば、シャッターは開く。
台詞候補
「僕は死神だ。僕を殺せる奴がいるものか」
「これだけの身代わりがあるんだ。お前の攻撃なんて当たらないよ」
「いいのかな? お前の攻撃が無関係な人間を殺しちゃうんだよ?」
・メタ情報
運命律操作レベルで、攻撃が他の対象に逸れるやっかいなターゲット。
遠距離攻撃は突然の強風や機械の誤動作などの「不幸な事故」で別の対象に向かい、近接攻撃も何かの拍子に別の誰かが誤って間合いに入ってしまうなど、いろいろ理不尽。
幸い、そうそう連続で都合のいいことは起きないので、近接攻撃なら周囲の状況をよく確認して直撃させることができるだろう。
複数人で動く場合はフレンドリーファイヤーが起きかねないので、より一層神経を尖らせよう。
特殊勝利条件は、周囲の「人間の」犠牲を0にすること。物は壊しても構わない。
決戦のバトルフィールドは、大勢のNPCが巻き込まれる。シャッターを開ければ彼らを逃がすことができるが、破壊するか、さもなくば電子装置をハッキングして解錠する必要がある。
特殊勝利条件を満たせば、巻き込まれたNPCたちから感謝され、★1相当の謝礼をもらえる。
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