依頼:P.W.Cの決闘

依頼主:ミザネクサのとあるスポンサー

 男の決闘にはロマンがある。

 最近の若い者は、一対一で正々堂々と戦うロマンを分かっておらん。実に嘆かわしいことだ。

 男のロマンの分かる、粋な男子ハンターよ。古き良き決闘を見せてくれないか。

 

 

勝利条件:

ターゲットの無力化 (生死不問)


特殊勝利条件

一対一で、銃の早撃ちで勝負を決する。



ターゲット情報


【名称】『ガーデン・クレマティス』

【性別】男性

【出現場所】第12エリア

【手配度】★★

【武器】拳銃:コルトM1851

 西部劇によく出てくる使いやすい部類の拳銃。カンパニーによって魔改造が施されており、ごくわずかな反動で黄金銃並みの威力が出る。


【特殊能力】

ラピットファイア:早撃ちの名手。少なくとも、彼よりも早く銃を抜いて撃てる者がいるとは思えない。あまりの速さに、手から拳銃が生えたように見えるとか。

シックス・オン・ワン:早撃ちを極めたガーデン・クレマティスは、六連発リボルバーの銃声全てが重なり一発に聞こえるほどの技能を誇る。

二丁拳銃:たとえ集団戦でも、二丁の拳銃で四方八方に攻撃できる。両手に持っていても、その狙いの正確さはブレることがない。


【容姿】

 西部劇のカウボーイのような恰好をした男。インディゴのジーパンに、テンガロンハットが特徴的。顔には髭がもっさり生えていて、彫も深くなかなか濃い。


『ガーデン・クレマティス』の称号を持つ「勇敢なる六戦士」の一人。本人が本名を名乗らないため、本名は不明。

 寡黙な性格で、余計なことはあまりしゃべらないキザな性格。

 まるで西部劇映画の世界から出てきたような出立のガンマンで、ピストルの早打ちに絶対の自信を持っている。今まで100以上の早撃ちの決闘をこなし、無敗。第12エリアの闘技場でもかなりの人気を誇る。

 一対一で勝てないのなら複数人で掛かればいいと意気込んだ者たちも例外なくハチの巣にされ、決闘で合図の前に撃たれても、銃声を聞いた瞬間に相手の弾丸を正確に撃ち落とし、二発目で相手の頭を貫いたという。


 依頼主は、古き良き西部劇の強いガンマンが大好きで、彼が無謀な挑戦者を倒すのを楽しみにしている。


台詞候補

「俺の二丁拳銃が火を吹くぞ」

「決闘する覚悟が、お前にはあるのか?」

「お祈りは今のうちに済ましておくんだな」



・メタ情報

 早撃ちガンマン。普通に戦う分には特に強くも弱くもない相手。説明文ではいろいろ恐ろしいことが書いてあるが、チートの類ではない。準備運動の相手にどうぞ。

 決闘を推奨しているが、もちろんそんなのを無視して複数人で掛かるのもOK。


 特殊勝利条件は、一対一のピストル早撃ちの決闘で勝利すること。PCが拳銃を持っていない場合、相手から拳銃を貸してもらえる。ここでいう「勝利」とは相手より早く撃つことではなく、相手を倒すことである。本来なら人間は撃たれた時点で死ぬが、撃たれても死ななければ負けにはならない。

 特殊勝利条件下での戦いに勝てば★3つ相当の報酬をもらえる。

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