予告

 ――ようこそ、少年よ。


 君が挑むべきはあまたの世界。

 過去に様々なエスペランサー達が乗り越えてきた世界そのもの。


 君が挑むのは開闢が生み出した全ての理。

 全ての物語である。


 さあ、その果てに何を見るのか。

 君が持つ希望を貫くがよい――。



■『第一章』エデン八王伝記・エリュシオン

 それはエル=ユーナと呼ばれた世界に存在した人類最強の八人の王の物語。

 だが、もし、彼ら八王の一人に“異端の力”が宿ったとしたら、どうだろうか?

 これはそんな異端の王により、人類を守護するべき八王が、人類を滅ぼす八王へ変貌した物語。



■『第二章』カグヤ地獄道・ニライカナイ

 それはエル=ファルスと呼ばれる世界に存在するカナン大陸にいる一人の姫君の話。

 剣の姫、カグヤの姫と呼ばれる少女。

 だが、彼女を取り巻く運命は流転する。その世界を裏にある存在。

 地獄の神々が少女とその世界を黒く染め上がる。


■『第三章』星の王者亡滅・エトワール

 それは本来、ありえない歴史。星の王者。旧世界と新世界を繋げし偉大なる王。

 もしも、その彼が“いなければ”?

 あるいは彼という存在が全く“異なっていれば”?

 これはそんなIFより生まれたありえない世界線、歴史を刻んだ物語。

 今、星の王者は星の統治者へと変革する。


■『第四章』神王統治国・セファナード

 それは旧世界を支配した神王。魔王に敗れ去った古き神。

 だが、もしもその神が滅びなかったら?

 これは本来、魔王に殺されるべき神が、その魔王に勝利した世界線。

 神王による統治が星を支配し、宇宙全てへと広がっていく世界。

 かつてない神々の饗宴が支配する世界。

 

■『第五章』魔星東源郷・コンロン

 それは魔星によって滅ぼされた東源郷。

 かつての世界。君に希望を託した盤古神が滅び去った魔星によって支配された世界。

 そこで君は知るだろう。この世界の影と光、陰と陽、もうひとりの盤古神の存在を。


■『第六章』絶対剣聖領域・アーク

 かつて世界を救うために生み出されたシステムがあった。

 その名を剣聖。歴史上、それに選ばれた人間は三人。

 その剣聖を巡り、世界を滅ぼす者、世界を守ろうとした者がいた。

 だが、もしも四人目がいたら?

 剣聖、干渉者、魔王、そして理。

 それによって滅びる世界を君は知るだろう――。


■『第七章』悠久理大戦・エスペランサー

 それは全ての理、希望が集い、争い、滅びる世界。

 たったひとつの世界を守るため、それを生み出すためにあまたの世界と戦う希望の物語。

 星王イシュタル、渇王サハラ、あらゆる理の大戦の果て、希望の理を守り抜け。

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