食卓の歌

なんだっていいじゃない


感覚で書こうが


緻密に線を引こうが




厳密なんてつまらない

現実なんて退屈だわ



そのマグカップに絵を描いてよ


もちろん水面に



共感出来る絵を描いてよ

どうせ、波紋が波紋を呼んで

もうそこには何もないかもしれないけど



ミルクは何杯

子牛達の泣き声が聞こえるね


3杯もいれたら

戦略的で芸術的な

絵にでもなるのかしら



その絵の具をここへ

神様がくれた血をここへ

ここには新たな朝が来るから

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