迷路の詩
ああ
月が霞んでいく
汝はどこに向かうのか
この荒涼とした茨の道
あるのは
悲劇か
喜劇か
手を取ったのは
天使か
悪魔か
もう止めるものもない
盲目な道案内
嘘か
誠か
月明かりでもいいって思ってた
時すでに
照らすものなんてなかったんだ
月光
なんて
嘘だった
もう月が消える
もうじき雨が降る
帰り道が分からないの
もう戻れはしない
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