第8話 希美
「220 と 284 は、友愛数というんだ」と、のっぽさんが教えてくれた。太一は、のっぽさんの店に来ていた。
「友愛数、ですか?」
「うん。自分自身を除くと、220 の約数は、1, 2, 4, 5, 10, 11, 20, 22, 44, 55, 110 で、その合計は 284 となる。一方、284 の約数は、1, 2, 4, 71, 142 で、その合計は 220 になる」
「頭が痛くなりますね」太一は、そう言って苦笑いした。
「友愛数は、お互いの約数の合計がお互いの数になるペアなんだ。友愛数は他にもあるけれど、220 と 284 は一番数が小さくて昔から知られていた。だから縁起のいい、ラッキー・ナンバーなんだよ」
「いろんなことをやりますね。Iris は」
「まったくだ」と、のっぽさんも同意した。
太一は、記者会見を終えてぐったりだった。あまりのことに、社長は会見を避けた。仕方なく、太一の課がある保守本部の担当役員が、マスコミを集めて発表することになった。けれどその役員は、太一が用意した文書を読みあげだけだった。各社からの質問は、役員が部長に振り、部長が太一に振った。だから全て、太一が説明することになった。
とはいえ、太一自身も何もわからなかった。はっきりしているのは、携帯を使っていない若者が死んだことだ。
「貴社の契約者が、殺されていたことをどう思われますか?」と、記者の一人が質問した。
「その件は、部長からお答えいたします」と、担当役員が言った。
「課長から、お答えいたします」と、部長が言った。
「若倉と申します。契約者様のご冥福と、ご遺族の皆さまへ心よりお悔やみを申し上げます」と、太一は答えた。
「貴社は、犯罪調査を行われているのでしょうか?」と、別の記者が聞いた。
「その件は、部長からお答えいたします」と、担当役員が言った。
「課長から、お答えいたします」と、部長が言った。
「若倉が、お答えします。弊社はあくまで、お客様の契約確認のみを行います」と、太一が答えた。
まるで、漫才だった。役員も部長も、自分がバカだと世間に公表しているようなものだ。とはいえ、彼らも寝耳に水の出来事だった。質問に答えられるわけがなかった。
太一は、記者たちに説明した。死体を調べるのは、警察の仕事だ。犯罪については、警察に聞いてくれ。私たちは、お客様を第一に考えている。今回は、長期未使用者に契約継続の意思確認しただけだ。たまたま、お客様が事件に巻き込まれていた。
太一は、それだけ言った。Iris の話はしなかった。世間が混乱するだけだ。記者会見を終えたら、もう嫌になった。仕事を切り上げ、のっぽさんの店に直行した。
途中の駅で、部長から電話があった。早速刑事から、電話があったそうだ。
「明日の朝、行きますよ」やる気なさそうに、太一は答えた。
「警察もさすがに、Iris の存在に気づいているぞ」と、のっぽさんは言った。
「それは、そうですよね」
「おそらく、ハッカー対策の専門部隊が出てくるだろう」
「そっちはそっちに、お任せしましょう。それから各地の警察が、携帯未使用者の捜索に協力してくれることになりました」
「それは、よかった」
「あと、同業他社も、うちと同じ調査を始めるそうです」
「そうか」のっぽさんはそう言って、いつもの長い沈黙に入った。おそらく他社の契約者にも、死者が見つかるだろう。
釧路と、尼崎の件。Iris 以外にも、共通していることがある。それは、「狂気」だ。片方に、頭蓋骨に友愛数を使って祀る者。もう片方に、風呂場で発狂するまで人間を監禁する者。あまりにも、異常だった。狂気の沙汰だった。狂気に飲まれたから、Iris に興味を持ったのか?Iris が、彼らを狂わせたのか?
太一の携帯が、ブルブルと震えた。胸ポケットから取り出すと、希美ちゃんからだった。太一は、すぐに電話に出た。「もしもし」と呼びかけながら、店の外に出た。希美ちゃんが、太一に電話をかけることは滅多になかった。電話をするのは、いつも太一だった。だから、ただ事ではないとわかった。
「お母さんが、倒れたの・・・」と、希美ちゃんは力なく言った。
「えっ、ほんとに!?」
「くも膜下出血だって・・・」
「ええっ・・・!?」太一は、言葉を失った。
「お願い。こっちに来て。他に、頼れる人がいないの」と、希美ちゃんは言った。心細さが、ひしひしと伝わってきた。
太一は、参ったなと思った。この状況で、会社を離れるわけにはいかなかった。だが、希美ちゃんの頼みは太一にとって最重要事項だった。
「明日、刑事と話さなきゃいけない。午前中に済む。夕方には、そっちに行けるよ」
「お願い。お母さん、今夜持たないかもしれないの・・・」泣きそうな声で、希美ちゃんは言った。
「悪い方にばかり、考えちゃいけないよ。医者を信じよう。今は待つしかない。無理にでも、身体を休めて」
「わかった・・・」
悪いことは、重なるものだ。太一は、そう考えた。いや、そうじゃないな。Iris のことは、自らほじくったことだ。希美ちゃんのお母さんの血管だって、少しずつ衰えて今日破れただけだ。二つのことに、因果関係はない。俺は、両方の対処をするしかない。
翌朝九時に、最寄りの警察署に出頭した。案の定、本部からサイバー・テロ部隊が派遣されていた。スーツ姿の刑事二人に対し、サイバー担当の二人は、長髪にジーパンだった。年齢も、三十そこそこ。おそらく元ハッカーを、警察がハッカー対策のために雇ったのだろう。
太一は、携帯の位置情報の提供を申し出た。求められるままに、何人分でも、過去いくらでも。民間人は、役人には勝てない。だから、役人に全面協力する姿勢を見せる。こちらが、役人の味方だと示すのだ。その方が、あとあと都合がいい。
「Iris のことは、どこまでわかっている?」長髪に、無精髭の男が言った。彼は、目つきの怖い男だった。古着のようなチェックのシャツに、擦り切れたジーンズ。面長で、身体も痩せていた。
「何も、わかっていないですよ」と、太一は答えた。「ただ、殺人指示のようなメッセージを表示するってことだけです」
「君や、犠牲者から提供されたURL は、今日時点で閉鎖されている」と、彼は言った。
「そうですか」
「しかし既存ユーザは、新しいURL を知っているはずだ」と、もう一人のサイバー担当が言った。彼は、長い髪にチリチリのパーマをかけていた。分厚い眼鏡をかけ、少し太り気味の体型だった。だが彼の話しぶりには、自信があふれていた。
「私は、知りませんよ」と、太一は即座に返事をした。「もちろん、部下もです」
いかんな、と太一は反省した。ついつい、喧嘩口調になってしまう。彼は、警察が嫌いだった。なぜかといえば、彼らが川島を殺したからだ。早朝に、ホテルの川島の部屋を襲った。窓から逃げた川島は、ラッシュアワーの新橋駅に飛びこんだ。乗客たちにぶつかり、彼はホームに転落した。そこに、電車が到着した。電車に轢かれた川島は、バラバラになって死んだ。
冷静に考えれば、警察が悪いわけではない。でも太一は、あの日のことをはっきりと覚えている。今でも、あの一日を事細かに思い出せる。あの日を境に、太一は別の人間になった。つまり、何をするにも、川島の死を前提に考えた。あの日は、太一の基準点だった。
「君は、何かをつかんでいる」と、太ったチリチリパーマが言った。
「気づいたことがあれば、何でもすぐご報告しますよ」と、すぐ太一は答えた。
「いや、そうじゃない」と、長髪、無精髭が言った。「これから気づくこと、ではなく、これからすることを教えてほしい」
「どうしてです?」と、太一は聞いた。
「君はもう、この事件の青写真が出来ているだろう。我々はまだ、捜査に着手したばかりだ。どうか、君自身の見通しを教えてくれないか?」
「わかりました」太一は、サイバー担当の腰の低さに好感を持った。だがそれは、生粋の警察人じゃないからだ。スーツの刑事は、こんな言い方をしないだろう。「この事件は、AI を使った新しい犯罪のようです。魔法陣とか、友愛数とかを使って、若者の気をひこうとしてます。それが、Iris です。どうか、こいつの謎を解いてください」
「君は、AI が殺人指示をしていると思うかい?」チリチリパーマが聞いた。
「わかりません」と、太一は答えた。「殺人指示は、人間が出しているかもしれません」
「なるほど」と、太ったチリチリパーマが、眼鏡をかけ直した。彼の目はもう太一を見ていなかった。その瞳孔は、細かく震えていた。頭の回転を、表しているみたいだった。
警察署を出て、太一はそのまま新幹線に乗った。会社に寄ったら、絶対に帰れなくなるからだ。電車の中でも、IT革命のおかげで仕事はできる。樺島さんたちと連絡を取りながら、太一は青森に向かった。
死体は、増える一方だった。全国でたくさんの若者が、殺人を犯した。その結果、死者が生まれた。不思議なことに、死者たちは、社会から無視されていた。いや、社会を飛び出して行方不明になった人が、人知れず死者になっていた。
太一はもう、個別の事件にこだわる気がなかった。殺人者は、それなりの理由で殺人を犯した。ちょうど川島のように。その理由は、私たちからすればバカげてみえる。だがバカげて見えるのは。私たちがまずまずの暮らしを送っているからだ。金はないし、ストレスは多く、周りにイヤなやつも多い。だが、私たちはそれなりに平穏なのだ。
殺人を犯す人は、暮らしに何か重大な欠陥を抱えている。その欠陥の解決策は、破壊衝動となって現れる。「自分がずっと不幸ならば、世界など破壊してしまえ」この破壊衝動は、世界共通である。どんな美辞麗句を並べても、テロリズムの原動力は不幸であり、破壊である。
青森県に着いたのは、18時過ぎだった。太一は駅を出て、すぐタクシーに乗った。希美ちゃんのお母さんは、駅からすぐ近くの病院に入院していた。希美ちゃんに電話すると、お母さんはまだ存命だった。
病院は、ちょっと不思議な場所にあった。水田地帯のど真ん中に立っていた。国道沿いだから、便利ではあった。でも、周りに人家はなかった。
中に入ると、太一は壁の色が気になった。ベージュの壁が、ことごとく黄ばんでいた。建物は、明らかに老朽化していた。きっと、1970年代に建てられたのでないか。日本列島改造論の頃だ。
受付で、川島さんの病室を聞いた。
「川島さんは、まだ面会できません」看護婦は、太一のピシャリと言った。三十代の彼女は、とても疲れて見えた。白衣もシワクチャで、くすんでいた。
「親しい友人なんです。川島さんではなく、付き添いのご家族にご挨拶したいんです」と、太一は説明した。それでようやく、5階の病室を教えてもらった。
「川島さんは、ご家族でも病室に入れない状態です。ですから、きっと休憩所にいらっしゃると思いますよ」と、別の女性が教えてくれた。彼女は五十代だった。疲労は同じだろうが、その女性は隠す術を心得ていた。
「ありがとうございます」と、太一はお礼を言った。
エレベーターも、老朽化していた。田中角栄の時代、公共事業のために全国に金がばら撒かれた。もちろん、金の出所は税金と国債だ。その金で、この病院も建ったのだろう。だがもはや、建て替えが必要だ。でもそんな金は、県にも国にもない。
希美ちゃんは、やはり病院内の休憩所にいた。四人がけのソファが四列あり、自動販売機が三台あった。暗い雰囲気の病院で、ここだけ明るいムードが演出されていた。壁には、小学生の描いた絵がいくつも飾れていた。太一と希美ちゃんは、コーヒーのブラックを飲んだ。
「ごめんね」と、希美ちゃんは言った。でもその言い方は、社交辞令そのものだった。彼女は太一に、感情を隠さなかった。不機嫌、落ち込み、倦怠、焦燥、イライラ、哀しみ、孤独、・・・。あらゆる感情を、希美ちゃんは太一にぶつけた。
「お母さんは、大丈夫かな?」と、太一は聞いた。
「昨日今日が、ヤマだって。明日になってみないと」と、希美ちゃんは言った。
「そうだね」
「太一さん、昨日テレビに出てたね」と、希美ちゃんが言った。
「ああ・・・」とだけ、太一は答えた。彼は希美ちゃんと、殺人の話はしたくなかった。
「画面の中の太一さんって、本物と違うね」希美ちゃんは、事件が気にならないようだった。
「そうかな?」
「うん。なんか、別人に見えた」希美ちゃんはそう言って、少し笑った。
彼女は、お母さんの話題を避けているのだろうか?それとも、お母さんのことを割り切って、別の話をしているのだろうか?どうやら、後者だった。
「いずれこの日が来るって、ずっと考えてたの」と、彼女は言った。
「え?」
「お父さんが自殺して、家が放火されて・・・。それからずっと、お母さんと逃避行だった。気がついたら、二十年だよ?」
「うん。そうだね」
「お母さんもさ、疲れちゃうよ」悟り切ったように、希美ちゃんが言った。「私も、疲れた」
「・・・」
太一は、何か言わねばと思った。けれど、焦りのせいか頭が回らなかった。言葉が浮かんでこなかった。悔しかった。いけないことだと思った。でも、何も言えなかった。それは太一が、希美ちゃんに引け目があるせいだった。
「お母さんが、寝たきりなっちゃったらさ」と、希美ちゃんは言った。
「うん」
「私、ずっと介護していく自信がないの。経済面でも、精神面でも」
「うん」
「お母さんが助かっても、重度の障害だったらどうしよう?」
「大変な問題だね」
「あのさ、『大変だね』とか他人事言わないでよ!」希美ちゃんの言い方が、キツくなった。
「いや・・・」
「太一さんは、いいよね。大企業で、しっかり稼いでて。でも私は、また無職だし。不安だらけだよ」
「うん」
「太一さんは、明日帰る。それで、おしまい。でも私は、ずっとここに残るの。お母さんと、お父さんと、にーちゃんを抱えて」
「うん」
「何を言っても、『うん』だけで流すのね」
「ごめん」
「今度は謝るのね。いい加減にしてよ!」希美ちゃんは、感情的になって大声を出した。
これが、いつものパターンだった。希美ちゃんは、毎回太一に八つ当たりをした。そうすることで、張り詰めた毎日を吐き出した。太一は、サンドバッグになって耐えた。これが、自分の役目だ。本気でそう考えた。
十代の頃の希美ちゃんは、とても痩せた女の子だった。色白で目が細く、額が広い。髪は、真っ暗でストレート。古風な、日本女性の雰囲気だった。だが今は、その面影もなかった。体重は、二倍になった。過度のストレスが、間食、喫煙、飲酒につながった。希美ちゃんの頬は、いつもガサガサだった。そのせいで彼女は、年齢より五歳くらい上に見えた。
でもそれでも、希美ちゃんは可愛いらしさを残していた。可憐で、脆いガラスのようだった。いやそれは、太一の勘違いだ。彼はどうしても、今の希美ちゃん昔の面影を重ねてしまう。
希美ちゃんが言いたいことを言ったあと、二人は病院の喫煙室に行った。仲良く並んで一服し、仲直りをした。タバコでリラックスし、休憩所に戻った。すると看護婦が、希美ちゃんを呼びにきた。主治医が、病状を説明したいそうだ。希美ちゃんの望みで、太一も同席することになった。
「まだ、一進一退の状態です」と、男前の若い医者は言った。彼は長身で、整った顔立ちをしていた。細い銀縁眼鏡が、彼をさらに優秀に見せていた。「今晩中、点滴を続けます。明日の朝、また来てください」
「ごめんね」と、希美ちゃんが太一に言った。彼女の車で、太一が予約したホテルに向かっているところだった。
「いいよ。別に」と、太一は答えた。
「我慢できなくなっちゃうの」
「うん」
ホテルに着いた。「また、明日ね」と言って二人は別れた。太一は、重い足取りでホテルの受付に向かった。
二十年。確かにそうだ。これだけの年月をかけて、俺と希美ちゃんは何か見つけたか?何もない。ゼロだ。ゼロじゃないか。太一は頭を振り、大きなため息をついた。
ホテルに帰り、電話で樺島さんと話した。
「たった二日で、死体に慣れましたよ」と、彼は笑った。「雑木林に行って埋められた死体を見つけたり、港に行ってドラム缶を引き揚げたり。あ、コンクリート詰めの死体が入ってたんですけど」
「ご苦労さまです」
「警官たちも、途方に暮れてますよ。殺人の動機が、Iris の指示だなんて・・・」樺島さんは、そこで言葉を切った。
「リストを潰したら、さっさと引き上げて下さい。残っていると、マスコミの餌食になりますから」
「ええ、もう逃げ回ってますよ」と、樺島さんは苦笑した。
「私も、明日戻ります」そう言って、太一は電話を切った。
自動販売機で、350ml の缶ビールを二本買った。エレベーターで地下まで降りて、このホテル唯一の喫煙所に向かう。喫煙所は、幸い無人だった。プルタブを引き、ビールを一口飲んだ。それから、タバコに火をつけた。
もし無人島に一人で暮らしていたら、善と悪は必要がない。殺人も傷害も窃盗も詐欺も恐喝も名誉毀損もない。飲酒運転も猥褻罪も公共物破損もない。人と人が一緒に暮らすから、善と悪の観念が生まれる。多数派の善に基づいて、犯罪は悪として裁かれる。
いいや、違うなと太一は思った。無人島に一人だったら、人は自分と対話を始めるだろう。自分だけの神を作り、して良いことと悪いこと、善と悪を作る。縁起の良いことと、悪いことを作る。たとえば、島に聖地を作りそこに立ち入らない。日曜日は狩をしない。キラキラした貝殻で、首飾りを作って魔除けにする。人は一人でも、誰かを意識して生きるだろう。
太一は、ありきたりな善悪に興味はなかった。だが彼は、自己流の確固とした善と悪を持っていた。それは、川島を通過した善悪だった。敗者は、弱い。惨めな人生を生きねばならない。だが、だからといって、社会に復讐してはいけないのだ。
みんな、Iris にばかり注目している。だが太一は、契約者たちの家庭崩壊が気になった。幸福そうな人は、一人もいなかった。みんな、敗者だった。彼らは無人島にいるかのように、Iris と対話を始める。Iris が、新しい善悪を示してくれるかのように。
太一は、立て続けにタバコを五本吸った。それから、缶ビールをぐいぐいと飲んだ。一本目を空にし、二本目を開けた。あれ(Iris )を作ったやつは、何が目的なんだ?
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