応援コメント

第25話 狂気」への応援コメント

  • ハーメルンのIS二次の作者様の作品は見ていたので、興味があり拝見させてもらいましたが、想像以上に面白かったです。
    あちらと比べるとこちらの女の子達は大分マイルドですね。彼女達の病み具合はとても微笑ましいです。ただ向こうの女の子達は、ヤンデレ好きの私の許容限界値ですら頭一つ分出てしまっているので、ネイシャと美穂の二人にはあそこまでにはなって欲しくないと個人的には思っています。まあ、そうなったらなったで意識を切り替えて見させていただきますので、実のところたいした問題でもないのですけれど。

    礼路を聖拳と認識した勇者達の暴走を見ると、勇者の選定条件がどんなものなのかとても気になります。
    降って湧いた力に溺れ、理性を棄てた二万人の勇者。そんな彼等の前にぶら下げられた、どんな願いも叶う「女神の栄光」と彼等の中で保々イコールで結ばれている「聖拳」。壮絶な奪い合いが行われるのは火を見るより明らかです。そもそもの前提条件である、「聖拳に選ばれる」と言う工程がその争いの最中で、彼等の中に残るとは思えません。血深泥の争奪戦の余波で、聖拳が命を落とす可能性もある。それどころか、勇者同士の争いで人間の文明が崩壊してしまう危険も僅かだがある。シグレなんかが選ばれている現状を見ると聖勇者も一皮剥けば、他の連中と同じと考えられます。こうして現状を鑑みると女神、勇者、聖拳の関係には違和感を覚えます。ネイシャが礼路に語った伝説では勇者が主体となって聖拳が語られていましたが、実際の処はどうなのでしょうね。少なくとも現在は勇者ではなく聖拳を主体として状況が動いていますから。
    もし、私が感じた違和感や現状と伝説の齟齬が作者様の意図する所であるのならいいのですが、もしそうで無かったとしても、私的にはこのシチュエーションは大好物なので是非とも続けて欲しいです。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます!
    ハーメルンから来て下さったんですね、重ね重ねありがとうございます!
    佐藤一郎様のおっしゃるとおり、今回のヒロインたちは軽めにしてみました。
    こちらの方も気に入っていただけたようでありがたいです。
    少なくとも、この子たちは今まで以上に深くしようと考えてはいないので、どうかそのままお楽しみいただけたらと思います。

    女神、勇者、聖拳の関係については、これも佐藤一郎様のおっしゃる通り勇者と聖拳のサイドで歪んでしまっております。
    特に、勇者サイドでの認識はその歪みが深いです。
    多くの勇者達の中では「自分こそが真の勇者である」という傲慢が噴き出ているために、「聖拳ゲット=栄光ゲット」という聖拳に選ばれるという前提を吹っ飛ばした認識が当たり前となっています。
    そのため、とりあえず捕えようとする者が多くなったというワケで……。
    そんな欲望の塊をいくつも見ていき、礼路たちが今後どのように進んで行くのか、見ていただけたらと思います。

    逆を言えば、そういった点を強調する部分が少なかったと思うので、もう少し分かり易いように改稿したいと思います!
    とてもご丁寧なご感想、本当にありがとうございました!