(受付済)極秘依頼:すべての不和の母
依頼主:CEOフーダニット
誰にも口外しないと誓えるなら、この依頼を受けなさい。知ってから断るなら、貴方の命はないわ。
もともと各コロニーは治安が最悪だったけど、ここのところ非常識なターゲットが急増している。そしてその原因は…………こいつよ。いくら時間がかかってもかまわないから、この世から消し去って頂戴。
勝利条件:
ターゲットを撃破
特殊勝利条件
なし
ターゲット情報
【名前】『すべての不和の母』エル
【性別】女性
【出現場所】不定
【手配度】★★★★★
【武器】『ミストルティン』
すべての神々からその存在を無視された、弱小の命たるヤドリギから生成された兵器。数多の世界において、その姿は槍だったり剣だったり、果ては銃だったりするが、このヤドリギは何にもなれなかった。故に、何にでもなれる。
エルは普段この武器を槍として使っているが、本来は水晶玉のような形をしており、用途に合わせて適宜変形する。
【特殊能力】
アナリズィーレン:敵を見抜く力。回避に大幅な補正がかかる他、よほど無銘でない限り敵の内部データは10秒もあれば丸裸に出来、その情報を元手にありとあらゆる対策を施してくる。ただし、あまりにも膨大な能力を持つ敵相手では、かえって情報に引っ張られやすくなる。それが彼女のまだ未熟な部分でもある。
ゲナウストライク:ミストルティンに相手の弱点属性を付与し、たとえ竜だろうが鬼だろうが機械だろうが、掠っただけで大打撃を与える。なお、唯一特効が付かないのが「人間」
シュツルムウントドランク:多数対多数の戦闘で的確な戦術を提案し、味方陣営の戦闘効率を最大200%上昇させるほか、敵に対して直感的な敗北意識を植え付ける。よほど統率に自身がある将でなければ、味方の能力が下がって足手纏いと化す。
ブリッツクリーク:生前に彼女の指揮下にいた精鋭兵を最大30,000を展開する。初めのうちは剣と盾を装備したローマ兵のような姿だが、やられて復活するたびに武装が強化され、そのうち大砲や戦車など近代軍の兵器を装備しだす。
フラウシュトラウト:ミストルティンのリミッターを一時的に外し、強力な斬撃一閃を放つ。敵を空間ごと切り裂くので、空間遮断防御すらも貫通する。
銃・病原菌・鉄:彼女がいるだけで、その地はありとあらゆる戦火に見舞われる。
その他、前回の社長戦争の『暗殺者』を参照
【容姿】
小さな用兵家エル→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889051804/episodes/1177354054889111981
が、15歳くらいになったような容姿。ちょっと大人びてきており、やや色気がある。しかし、可愛さは大幅に失われた。
エルは、とある異世界の「戦争史の概念」そのものである。
彼女はその世界で初めて「戦術」を考案したとされ、神が「正しい」と判断したほうが勝利するという神話は、エルによって完膚なきまで破壊された。
エルがいなければ、彼女自身が殺した2000人の命が助かっただろう。
エルがいなければ、彼女が率いた軍隊によって蹂躙された国々の2000万人が死なずに済んだだろう。
そして、エルがいなければ……その後世界に「戦争」はなく、戦争で命を落とした2000億人が、幸せに暮らせていただろう。
争いは隙を生む。ウルクススフォルム代表オリヴィエは、かつての上司から彼女を借り受け、カンパニー内で動乱がおこるどさくさに紛れて、技術窃盗を行っている。
台詞候補
「世界を進化させようとする行動は、瞬間にではなく、未来に奉仕するものである、なんてね」
「私が戦争を望んでいるんじゃないの。戦争を望んでいるのは、ここにいるみんな」
「私が勝ったら、甘いものを全部よこせっ!!」
・メタ情報
エルちゃんがちょっと強くなって帰ってきた!(当社比5倍)
彼女がいる地域は争いが勃発するという設定だが、これはもちろんフレーバー。エルがいなくてもカンパニーの争いは増えるばかり……やっぱ人間ってダメね。
前回の社長戦争に出てきたボスの一角「ネオ・サピエンス」がやや弱くなった代わりに、兵士を大量に引き連れてきたような能力をしている。
とにかく避ける。攻撃が当たらない。南木のキャラで唯一胸を張ってチートと呼べる存在である。ただし、魔力供給しているオリヴィエの負担がやばいので、全力で30分以上戦うと強制送還される。
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