補足:ウルクススフォルムの拠点について

・拠点

 第7コロニー「シーマン」の海上に点在する無数の島の一つを拠点化している。

 特殊な結界が張られており、普通に見ただけでは、爆撃を受けて黒焦げの森の残骸が残る無人島でしかない。だが、それは結界が見せる「幻術」であり、結界内部には穏やかなリゾート施設がある。

 何らかの形でウルクススフォルム構成員と接触すれば、彼らの船や転送装置で島の内部に行くことができる。



・施設


集会所:ウルクススフォルムが保有している依頼が、掲示板に無造作に張り出されている。緊急性が高い依頼は、代表のオリヴィエから口頭で伝えられる。

 オリヴィエ代表は集会所で適当にくつろいでおり、海が広がるこのリゾート地にもかかわらず、日がな一日ネットサーフィンをしている。

 いくつか会議室やネット環境があるので、作戦会議などに使うとよい。


コンドミニアム:会員専用の宿泊施設。言えばタダで貸してくれる。ただし、掃除も自分ですること。

 たまにはハンター業を休んで、ゆっくり海を見ながら過ごしてもいいかもしれない。


ふくろう広場:島の中心部の広場。リゾートプールがあるが、フルチンは厳禁。その他、ハンターや構成員との交流の場として利用される。

 ちなみに、組織名である「ウルクススフォルム」は日本語で「ふくろう広場」という。


食堂:「カナケル・ウィア・プリンキパリス」という名の食堂。地中海風の料理を提供している。

 ここのオーナーであるエスティさんじゅうななさい歳 (誰が何歳ですって?)は、持ち込んだ素材で即興料理を作ってくれる。「伝説の調理器具」を探しているとか何とか。


工房:武器の修理やビックリドッキリメカを作る工廠。島の地下にある。

 赤髪の技師リューリッカが、悪態をつきつつもどんな道具でも作ってくれる。


書庫:島の隅っこにポツンとある小さな書庫。入り口付近には作業部屋があり、記者アルバレスがよくここで記事を書いている。

 建物はかなり小さいが、内部が異空間化しているのか、本がぎっしり詰まった回廊は明らかに島より広い。また、奥に行き過ぎるとなぜか平衡感覚を失うので、深入りは厳禁。



・防備


対空砲:滅多に使うことがないメーサー式のパラポラアンテナ型対空砲。怪獣を撃ち落とせる。

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