第11話 脱獄計画
夜。それも深夜に近い。時を告げるものがなくても、大浴場から戻って来ていくらか経つのでそれくらいのことは分かった。
朝にドレスを替え、昼食を食べ、尋問され、お茶をして、夕食を食べ、風呂に入る。これを何日か繰り返したことで狂いかけたティーナの体内時計も正常に動くようになった。
そしてこの時間帯は誰も牢に寄りつかないことも分かっていた。セロ、ガーウィン、ベルの三人はティーナが風呂から上がって牢に入れられるとこの建物からいなくなる。レリアンは常駐しているようだが、彼の行動はほとんどルーティンになっており、見回りも決まった時にしか来なかった。
「ララ、よくここまで来たわ。信じていたわよ」
にっこり、ティーナはベッドの上から向かいの牢にいるララに笑いかけた。
ララの牢は初めと違ってティーナの向かいの牢になった。レリアンにティーナがお願いしたのである。ちなみにベッドも入れてある。ジョックスはまだしも女の子を岩の上で寝かせるなんてどういうことなの、とティーナが抗議したからである。
「ありがとうございますティーナ様……。ティーナ様がご無事で良かったです……。ジョックス、貴方も無事で良かったです」
ララはうるうると目を潤ませていたが、ジョックスの名を呼んだ途端に涙を引っ込ませた。声色で何となく察したジョックスは「どーも」とだけ返した。
「合流が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした」
気を取り直したララが頭を下げて謝ると、ティーナは首を振った。
「いいのよ。大変だったでしょう」
「いいえ。ティーナ様が導いてくださったので苦労しませんでした。……香料の強い青紫色の花……ラベンダーを好む人はまだ多くありませんから」
ララが口の端を上げると、ティーナはにっこりと笑った。
「ふふ。ララなら気づいてくれると思っていたわ。さ、これまでにあったことを聞かせてちょうだい」
はい、と言ってからララは続けた。
「舞踏会での事件はあの場にいた方々以外にほとんど広まることなくすでに沈静化しています。何か大きな力が働いたのでしょう」
「そう」
「このことを報告し、指示を仰ごうと直接的な表現は控えてお屋敷に手紙を出しましたが、ラルク様からは『安心して王都を楽しんできなさい』との返事しか来ませんでした」
「お兄様は?」
「ローレンス様は『体に気をつけて帰って来るように』と。ちなみに我が兄は『遅いようなら王都の外まで迎えに行きます』と」
「へぇ、心配性のローレンス様が珍しい」
思わずジョックスが感想を述べる。ティーナの兄ローレンスは妹であるティーナを溺愛しており、ラルクの次にこの旅行に渋った人物である。結局ローレンスは必ず手紙のやり取りをすることを条件に承諾したが、護衛役のジョックスには傷一つつけるなという指示を出していた。
「そういうことね。はぁーあ。お祖父様にしては珍しいと思ったのだけれど、嬉しくてまんまと騙されてしまったわ」
「私も気づきませんでした」
ため息を吐いてベッドに転がるティーナ。白い寝巻の裾がふわりと宙に舞う。それと同じくため息を吐いたララ。しかしジョックスにはなぜ二人がため息を吐くのか分からなかった。
「どういうことですか?」
眉間にしわを寄せて質問する。するとティーナが両手で顎を支えながら答えた。
「全てお祖父様の思惑通りということよ」
「ラルク様の? この件にはラルク様が関わってるんですか? 一体どこで、どうして」
「お祖父様とその古いお友達の計画でしょうね。ルフェールもそれらしいことを言っていたし、わたくしがこんなにもピンチなのにそんなお手紙しか寄越さないのだから確実だわ。ローレンスお兄様も、トトも知っているのでしょうね。知らなかったのはわたくしたちだけよ。まぁ最初はお祖父様もお兄様も渋っていたから、もしかしたら協力するつもりはなかったのかもしれないけれど」
酷いお祖父様だわ! と足をばたつかせて枕に顔を埋めるティーナ。トトというのはララの兄の名で、ローレンスについて宰相をしている男である。
「あのラルク様が姫様をこんな目に合わせるなんて……」
ジョックスは納得がいかない様子で呟いた。ジョックスから見たラルクは聡明で厳しいが温厚で、とにかく孫娘のティーナには甘い人物だった。そんなラルクがティーナを危ない目に合うかもしれないことに協力させるとは考えられなかったのである。
「あら。お祖父様はそういう人よ。ある程度家族は大事にする人だけれど、使い物にならなければ切り捨てる人だわ。とっても厳しいのは貴方も知っているでしょう、ジョックス。お祖父様がわたくしに厳しくしているように見えないのは、わたくしがお祖父様の良しとする水準に達しているからにすぎないわ」
「あー、そうか。なるほど」
思い当たる節があったのか、ジョックスは今度こそ納得した。
「ラルク様はどこまで把握されているのでしょうか」
「さぁ。分からないわ。どうせお祖父様のことだから全部知っているでしょう。独自で情報を集めているはずよ」
つんとした態度で言い返すティーナ。ララはそうですね、と頷いた。
「お祖父様が何をどうお考えなのかは無視よ。お祖父様は手出ししないと思うから。……わたくしを出したのはそういうことよ。わたくしでこの件を解決せよとお祖父様は言っているんだわ。何よ。ちょっと羽根を伸ばせると思ったらとんだ向かい風だわ。翼が折れて落ちて死んでしまったらどうしてくれるのよっ。酷いわっ! お祖父様もお兄様もトトも! ……落ちてやるつもりはないけれど」
文句を言って少しすっきりしたティーナはふぅ、と息を吐いてベッドに座った。
「ララ、どのくらい分かっているの?」
薄い茶色の目がララを見た。ジョックスは珍しくティーナが真剣な顔をしていると思った。
「三人の男性の素性は分かります。レリアンという方はここにずっと仕えているのですか?」
「ルフェールの召使いね。ルフェールが何も出来なさそうだから、たぶんここを離れていないと思うわ。そうよね、ジョックス」
「そうっすね。ずっとここにいるみたいですよ。朝は鍵のかかった部屋のうち、どこにあいつがいるのか調べることから始まってそれからは二時間おきに見回りだとか。必要物資はあいつらが持ってきてくれるって言ってましたし。なんかガキの頃から召使いだとか何とかも言ってました」
ジョックスは記憶を辿ってみたがいまいち詳しく思い出せず、それらしいことを答えた。
「ルフェールという方は?」
「お砂糖みたいな真白な男の方よ。ここの主。三人にわたくしの尋問を命じたみたい。とにかく世間知らずでけだものなの!」
頬を膨らませて怒るティーナ。ララは何かを察してジョックスのいる牢の方を見た。ジョックスもララが情報を求めていることを察し、あー……と言うのを躊躇ったが結局ティーナが怒っている経緯を話した。するとララも「なんて無礼な人なんですか!」と目を吊り上げて怒ったのであった。
「その男を見たことはありますか?」
その男呼ばわりである。
「ないわ」
「なるほど、分かりました。とんでもないものに巻き込まれてしまったようですね」
「その通りだわ」
またしても二人でため息を吐く。やはりジョックスには二人のこの会話だけでは分からず、あのーと言って詳しい内容を求めた。
「けだもの男の推測は難しいにしても、あの三人が誰かくらいは分かっているべきじゃないですか? 不勉強すぎじゃないの?」
じと、と見つめる緑色の目がジョックスの頭の中に浮かんだ。ルフェールのこともけだもの男呼ばわりである。
「へーへーすいませんでした」
ジョックスは適当に答える。ララは軽くため息を吐き、ジョックスにも分かるように説明をし始めた。こういうところがララの憎めないところである。
「セロ様はセロ・バンテス・ロッカード・ジュニア様。王の相談役である貴族院の一人、ロッカード公爵の一人息子です。あの片側を編み込んだ特徴的な鳶色の髪に金色の目で分かります。女性に優しく紳士で、大げさな言動をしているところも彼の人物象に当てはまります」
最も分かりやすい人ですね、とララ。
「ウィン様はガーウィン・プリンジレッグ様。こちらも貴族院のプリンジレッグ公爵の長男です。歳の離れた妹が一人の、二人兄妹です。緑がかった髪で騎士を率いる方はガーウィン様しかいらっしゃいません。彼の髪色は珍しいですから。硬派で仮面を貼りつけたようにほとんど表情が変わらないという、噂通りの方でしたね」
本当にあんな方がいるのね、とティーナ。
「ベル様はベルナード・アインス様でしょう。貴族院のアインス公爵の四男です。アインス家は兄弟や親せきが多く、どの方もそっくりなので難しいですが、だいたいの歳と性格、ベルという愛称からベルナード様で間違いないでしょう。ちなみに六人兄弟です。ベルナード様はガーウィン様が率いる王都騎士団の一員です。あのお二人は上司と部下でもあるのですよ」
ふぅんと顎をさすりながらジョックス。
「貴族院の公爵家くらいは覚えておかないと話にならないでしょう、ジョックス」
またじとっとした目で見つめてくるララの顔が浮かび、ジョックスはがしがし頭を掻いた。覚えらんねぇんだよなぁと呟き、それから何かに気づいた様子でハッとした表情をした。
「もしかして、レリアンとか……あのルフェールとかいうあいつもそういうお偉いさんだったりすんのか?」
「レリアンは知らないけれど、ルフェールは王子よ」
「お、王子!?」
さらりと答えたティーナにジョックスは目を大きくして驚いた。
「王子ってあの王子ですか!? 誰も姿を見たことがないっていう、あの!? 何で姿を見たことがないのに分かるんすか!?」
「だから分かるんですよ。貴族の顔と名前をほとんど全て記憶しているティーナ様でも見たことのない、しかも貴族院に属する公爵家の子息たちが仕えている方ですよ? 王子様以外に誰がいるのか教えてほしいくらいです」
ジョックスは唖然とした。
王子といえば、この国を統べる王の子どもである。時期が来れば王になる存在である。そんな雲の上のような存在が、今同じ空間にいるなんて考えられなかった。それもジョックスはついこの間彼を殴ろうとしたのである。ルフェールが王子と知っていたら……と思ったが、知っていたとしても躊躇わずに殴りにいっただろうとジョックスは考えを改めた。
「すっげぇことに俺たちは巻き込まれてるんだな……」
「さっきそう言いました」
ララは呆れた様子である。ということは、ララはルフェールを王子だと知りながらけだもの男だと表現したことになる。ジョックスは心の中でララを称賛し、またあることに気づいた。
「待てよ。ってことは、あの舞踏会の夜に殺されたのは王子の替え玉……?」
「そういうことになるわね」
またティーナは爪を見ながらさらりと言った。
「それって大変なことじゃないっすか! 王子の暗殺が計画されたってことですよね!? そんで俺たちはそれに巻き込まれて……しかも犯人なんじゃないかって疑われてるんすよね!? 大変じゃないっすか!!」
ジョックスは思わず鉄格子を握って焦った声を出した。ララは「だからさっきから……」と呆れた声を出したが、最後までは言わなかった。
「ジョックス静かにして。レリアンが来たらどうするの」
「何でそんな冷静なんすか姫様!」
早くここから逃げないと、とジョックスは鉄格子をゆすり始める。ジョックスの馬鹿力で鉄格子はギィギィと嫌な音を立てた。
「大丈夫よジョックス。落ち着いて。いくつか手は打ってあるし、分かったこともあるからなんとかするわ。安心しなさい」
子どもをなだめるような声を出すティーナ。ジョックスはとりあえず暴れるのを止めて大人しくなった。子どもというよりは犬のようだ。
ジョックスが大人しくなった機会を見計らってララは口を開いた。
「ティーナ様。私と離れてからあったことを私にお話してくださいませんか?」
「いいわ」
今度はティーナがララに説明する番だった。ティーナは舞踏会であったことから順に話していった。
何人かの男と話し、踊ったこと。ここに連れてこられてからの、ルフェールとの会合に、三人の男による尋問。ルフェールからの指示と、ルフェールへの五つのお願い。目隠しをされて連れてこられたのでここが何処だか分からないことも話した。ララも同じ状態でここまで連れてこられたらしく、それについての情報は互いに得られなかった。
「信用を得る……とは、なかなか難しいですね」
ティーナの話を一通り聞き終えたララは顎に手を当てた。
信用を得るためには第一印象が大事だ。見た目、仕草、話し方に話す内容。人は最初に出会った時、それらに優劣をつける。良いとまではいかなくても、悪くなければその後はどれだけこちらが誠意を見せるか、利益を提示できるかで信用を得られるかどうか決まる。しかしティーナの置かれている状況では、誠意も利益も十分に見せられない。ティーナは容疑者で、三人の男はそれを疑い尋問をしている人物である。世話をしてくれているレリアンならまだしも、それではなかなか心も開きにくい。
しかしティーナは言うのだった。
「わたくしを誰だと思っているの? お友だちを作ることに悩んだことなんてないわ。必ず全員と仲良くなってみせるわ!」
自信満々に大きな胸を押さえ、威張ってみせる。ジョックスは「姫様が友だちといるところなんて見たことねぇんすけど」とため息を吐いたが、ララは「さすがティーナ様です」と誇らしげだった。何となく不安である。
「そうは言いますけどねぇ姫様。本当に大丈夫なんすか? 食事もろくなもんじゃねぇし、その時が来る前に死んじまったらどうしようもねぇんですよ?」
「……そのことですがティーナ様。ジョックスが不味いというような物をわざわざ召し上がらなくても、私がお作りいたしますよ?」
これに関してはララも心配そうな顔をした。
夕食の時、ジョックスの「まずい」という言葉を聞いてララは「ティーナ様に不味い物を食べさせるなんてどういうことですか!!」とレリアンに詰め寄った。そのまま胸ぐらを掴む勢いだったのだが、居合わせたセロが窘めてどうにか気を静めたのであった。
「いいのよ。ララの作る美味しいお料理は食べたいけれど、レリアンがわたくしのために作るお料理も美味しいのよ。わざわざ食事の回数も決めたし、ちゃんとこちらが指定した量で出してくれるから調節もしやすいの。分かるでしょう、ララ。ジョックスはわたくしが食べているお料理とは違うものを食べているみたいだから、ララが食べる機会はないと思うけれど」
ティーナは優しく笑う。
「……俺が食うやつはまずくないんすけどねぇ。あと甘いもんと茶」
ジョックスはため息交じりに言って肩を落とした。
「ティーナ様がそう言うのなら……」
ララも渋々承諾する。
「はぁ。問題が山積みってやつですね。こっからどう出りゃいいのか分かんねぇ。疑いをどう晴らしゃいいのかも分かんねぇ。そもそも誰があの舞踏会の夜に替え玉を殺したのかも分かんねぇ。本当にレリアンを含めたあの中にいるんすか? 俺はあの時会ったあの黒い男が怪しいと思いますけどねー」
ジョックスが言っているのは、ティーナと踊ることを隠れ蓑にして白い男を殺そうとした黒い男のことである。ジョックスはもちろん、ティーナもそのことは忘れていない。けれどもティーナはジョックスとララ以外の人物に黒い男のことを話していなかった。
「黒い男、ですか……」
「あの方のことは……だいたい察しはついているわ。何事もなければ関わることはない……いえ、関わりたくないから避けたいところだわ。もしかしたらちゃんと調べなくてはいけない時が来るかもしれないけれど」
唇に人差し指をつけるティーナ。ティーナがこの時点で黒い男についての憶測を話すつもりがないことを知った二人は無理に質問しようとしなかった。
「でもそれ以外のことは安心なさい。もう解決済みか、これから解決することだから」
しかし、この言葉には反応せざるを得なかった。
「は!? 解決済みかこれから解決するって……何がどれなんすか!?」
ジョックスは頭の中にいくつも疑問符を浮かべた。ティーナは大きな目を細めてジョックスを見た。
「大きな声を出さないでジョックス。この話はあまり大声でするものじゃないわ」
「す、すんません……。でも、だって、姫様……」
「ティーナ様には舞踏会で白い男を殺した人物が誰か分かっているのですか? それから、ここからどうやって脱出して逃げるのかもこれから解決する……と?」
「そうよ」
ララの質問に頷いたティーナにジョックスは驚いた。
「なっ!?」
ティーナとララの二人にシィーッと人差し指を立たされ、ジョックスは声を落とした。
「あの男を殺した人物が……王子暗殺を計画した人物が誰か姫様は分かってるって言うんですか……?」
「そうよ。証拠があるわけではないけれど十中八九そうよ」
「誰なんすか、それ……」
ティーナがジョックスを見た。ジョックスはごくりと唾を飲みこんだ。
「まだ教えないわ」
ジョックスはあからさまにがくりと肩を落とした。
「何でっすかぁ」
「ララは問題ないけれど、ジョックス、貴方態度に出るでしょう。まだこちらが気づいていることを悟られたくないから教えないわ」
ふい、と顔をそむけるティーナ。ジョックスはまぁ確かに、と妙に納得して頭を掻いた。
「ただ一つ言えることは、あの白い男を殺した人物と王子暗殺計画を企てた人物は一致しないかもしれないということよ」
ティーナが人差し指を立てる。するとララは「なるほど、そういうことですね。半分は分かりました」と頷いた。ジョックスはさらに訳が分からなくなって「なんっで俺だけいつも分かんねぇんだ!?」と頭を掻いた。ティーナはふふふと笑った。
「さぁ、ララも合流したことだし、大詰めに入りましょう。もうこんなところにいたくないわ。早くここから出て、めいっぱい遊んでお家に帰りましょう」
「かしこまりました。私たちは何をすればよろしいでしょうか?」
「解決の糸口は『信頼』よ。彼らの信頼を利用する他ないわ。良いところも、悪いところもね。そうしないと彼からのお願いも叶えられないし、ここから出ることもその後無事にお家に帰ることも出来ないわ。だからそのためにララにしてほしいことがあるの。良いかしら?」
「何なりとお申し付けください」
それからティーナが出した指示を聞いたララは顔を青ざめた。ジョックスは怒鳴って抗議しようとしたが、ティーナが唇に人差し指を立てたので歯を食いしばって声を殺した。
「貴方たち、わたくしの言うことが聞けないの?」
「……そうでは、ありませんが……」
「だったらいつも通り、わたくしの願いを叶えてちょうだい」
ワガママ姫はにっこり笑って願い事をする。二人の使用人はそれに応えなければならない。何せ、彼女のワガママは必ず叶えられるのだから。
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