第10話 それぞれの従者
「ここは本当に牢獄か?」
ベルは片眉を上げた。
岩に囲まれた室内に鉄格子。橙色の蝋燭が灯っているだけで小窓の類はない。紛れもなく牢獄である。しかしベルがそう言うのも仕方がなかった。
鉄格子の向こうには白いシーツの大きなベッドがあり、床には上等なラグが敷かれている。そればかりでなく、細長い机も用意され、赤褐色の革の背表紙の本や鮮やかな青紫色の花がある。そして桃色のドレスに身を包んだティーナは、クッションを背に挟んでベッドの上で読書をしているのだった。少し見ないうちに牢が小部屋に様変わりしていた。
「ベルたちがわたくしをここに閉じ込めているのよ。ここがどこだか、貴方たちが一番よく知っているはずでしょう」
ティーナはページをめくりながら言った。
ベルはピクリと眉を動かし、声を荒げようとしたが寸でのところで留まった。代わりに、じとっとした目を横に流した。
「それからどうして貴方がいるんですか。しかもなぜ牢に入っているんですか」
ティーナのいる牢の隣の牢。
牢の中には厚手のソファと机が置かれていて、ソファに足を組んだセロが座っていた。片手に本を持っている。扉には鍵をかけておらず、開けっ放しにしてあるとはいえ、牢でくつろいでいるなどベルには考えられないことだった。
「物事は常に変化しているんだよベル」
本から目を上げるとベルは口をへの字に曲げた。セロは肩を落とし、足を組み替えた。
「私が自由に使って良い部屋を用意してもらっただけさ。上の部屋はルフェールが日替わりで使っていて私たちは使えないだろう? だからティーナの部屋の隣に用意してもらったんだ」
「部屋って……ここは牢獄ですよ」
「いいじゃない。お話する相手が増えてわたくしは嬉しいわ」
「ありがとうティーナ。私も嬉しいよ。隣からは可愛らしい声が聞こえてくるし、この滅多に経験できない環境は創作意欲を掻きたてる。君もどうだい?」
「あらセロ。もしかしてお話を自作しているの?」
ティーナが振り返った。振り返ったところは壁だが、彼女は壁の向こうのセロを見ている。
「実はそうなんだ。いや、お恥ずかしい。まだまだ納得のいく作品は出来ていないのだけれどね」
「すごいわ! 是非わたくしに読ませてちょうだい!」
「ありがとう。完成したら真っ先に君に見せるよティーナ」
「はぁー」
ベルは大きなため息を吐いて眉間を揉んだ。これから尋問を始めるというのにこれでは緊張感も何もない。そもそもここはもはや牢獄でもなくなってしまっているではないか。
「どうしてこんなことに……」
「姫様がそう望んだからに決まってんだろうが」
棘のある低い声に視線を上げる。
ジョックスが腕を組んで睨んでいた。
ベルは眉をピクリと動かす。この従者の態度もまるで変わっていない。頭の痛い案件が日増しに山積みになっていく。
「お前の主はワガママすぎる。一体全体どういう教育をされたらそうなるんだ。親はどういう教育をしたんだ」
青い瞳の棘が増した。それを感じ取ったベルは「何だ」と訝し気な顔をした。しかしジョックスは「別に」とだけ返して顔を背けた。ベルは心の中でいくつか疑問符を浮かべたが、特別聞くものでもないと思ってティーナに向き直った。
「レリアンから食事は終えていると聞いた」
ベルはここまで来る間にワゴンを押すレリアンとすれ違っている。「今日は食事の量が少なくてすぐ終わったんですよ~」などとへらへら笑いながら去っていったレリアンのことを思い出し、彼も彼だなと思いながらベルは話を続けた。
「これから尋問を行う。出てこい」
言ってベルは牢の扉に鍵を刺した。ティーナは読んでいた本をサイドテーブルに置き、ゆっくりと身体を起こした。
「待て」
それを低い声が止めた。
すっかり開けっ放しになっている鉄格子の扉の前にウィンが立っていた。ジョックスが眼光を鋭くする。ベルは目を大きくして驚いた顔をし、声を聞きつけたセロが牢から出てきた。
「貴方まで、どうしたんですか?」
心底驚いた声を出すベル。しかしウィンはベルには答えず、顔をティーナのいる牢の中へ向けた。
「どういうことか説明してもらおう」
言ってウィンは後ろに回していた手を前に出した。手には鎖が握られており、その鎖の先には細い手首が括られていた。
鎖に引っ張られ、つんのめくように一人の少女が姿を現した。赤毛に猫のような緑色の目。メイド姿で背筋を伸ばし、胸を張ってすました顔をしている。
「ララ!」
「ララ!?」
ティーナとジョックスが同時に驚いた声を上げた。
ティーナは鉄格子に貼りつき、ジョックスは思わず前に出ようと一歩を踏み出す。しかしさりげなくセロが現れそれを制した。
「新しい登場人物だね。可愛らしいお嬢さんだ。私はセロ。貴方の名前を聞かせてくれないか?」
柔らかい笑みを浮かべ、セロは歩み寄った。ララは目を動かして牢の中にいるティーナの姿を確認し、少しだけ目を潤ませた。
感情を表したのはその一瞬だけだった。ララはすぐに涙を引っ込めると、一言だけ言った。
「黙秘します」
空気が静まり返る。
「お前、それはどういうことだ」
ベルが低い声を出す。それでもララはすました顔で「黙秘します」としか言わない。ララの態度に苛ついたベルが剣を抜こうと右手を添える。しかし抜くことはなかった。ベルとララの間にセロが入って来たからである。
「ウィン」
「……俺の屋敷にいつの間にか潜入していたのだ。そして今日、あろうことか俺のところへ直談判しにきた。『ティーナ様のところへ連れて行ってください』と。経緯や何を企んでいるのか聞いても『黙秘します』としか言わないので連れてきた」
再び空気が静まり返る。
「なるほど」
短い沈黙を破ったのはセロだった。
「なかなか骨のあるお嬢さんだ。さすがはティーナの従者だね。一筋縄ではいかないということかな。いいね。そういう女性は好きだよ」
そこまで言ってから、セロはウィンとベルを交互に見た。
「ねぇウィン、ベル。今日は私たち三人で尋問をしないか? 三対一は不公平だから、ティーナとジョックス、それからそこの彼女も入れて三対三で行うのはどうだろう」
全員がセロを見た。
「俺たちがあの方に頼まれたのはティーナの尋問だけですよ。そこの女とこいつを尋問しろとは言われていないじゃないですか」
ベルは片眉を上げて抗議する。
「してはいけないとも言われていない。主の言われた通りにするだけではだめだよベル。どのみちウィンは侵入者の彼女に事情を聞かねばならないけれど、彼女一人では決して口を割りそうにない。彼女以外の人が必要なんだと思うよウィン」
にっこり笑って再びウィンとベルを交互に見るセロ。ベルは決めあぐねてぐ、と唇を噛んで思案していたが、ウィンの決断は早かった。
「良かろう。お前の提案を採用する。それでいいな、ベル」
「は、はい……」
仕方なくベルは頷いた。
「ではレリアンが帰ってきたら部屋を変えようか」
セロは笑ってそう言った。
それからしばらくしてやってきたレリアンにウィンが事情を説明し、承諾を得て全員でいつもの部屋に向かった。
部屋に入り、並び合わせた椅子にティーナとララを座らせる。ジョックスはティーナの右側に立った。ティーナとララの向かいにウィン、セロはジョックスの向かいの壁に背を預けて腕を組んだ。ベルはウィンの指示で扉の前に立ち、扉の外にはレリアンが待機した。
「では話してもらおうか。状況は理解しているな?」
ウィンの何の感情もはらんでいない冷たい声が身体を這った。
ララはちらとティーナを見た。ティーナは優しくララの足の上に乗っていた手を握った。
ララの心が震えた。潮時だった。
「……何を話せば良いのでしょうか」
ティーナの手を握り返し、気丈な態度でララは言った。
「まず俺の屋敷に侵入した経路を話せ」
ララははい、と言って話し始めた。
「舞踏会の夜、馬車で待機していた私は会場から出て来た方々の話から人が殺されたということと、ティーナ様が容疑をかけられどこかに連れていかれたということを知りました。そこで私はティーナ様を探すため、ティーナ様を連れていった人物の捜索を始めました。様々なところに出向いて情報を集めたところ、緑がかった髪の騎士らしき男性がティーナ様を連れていったということが分かりました。……私には、緑がかった髪の騎士の心当たりは貴方様しかいらっしゃいませんでしたガーウィン様」
下を向いていたララが顔を上げてウィンを見た。ここで「さすが若くして騎士団長になった有名人は違うね」とセロが呟いたが、ウィンは無視した。
「そこで私はガーウィン様のいらっしゃるお屋敷に潜入し、ガーウィン様に直接お会いすることを考えました。ご本人様以外に話をしても相手にしてもらえないと思ったからです。私はガーウィン様のお屋敷に仕えているメイドのうち、近いうちに辞めようとしている者を探して接触しました。その者に紹介してもらい、私はガーウィン様のいらっしゃるお屋敷にメイドとして雇われることになったのです。しばらくは怪しまれないようにしていましたが、そろそろかと思い、今日、ガーウィン様に直接ティーナ様のところへ連れていってほしいとお願いしたのです」
ララが口を閉じると沈黙が降りた。
パン、パン、パン
その沈黙をセロの拍手が一瞬で払う。全員がセロに注目した。
「素晴らしい。まだ若いのに主人のために一人で考え、行動出来るなんてすごいじゃないか。しかも目的を果たしている。本当に素晴らしいよ貴方は。なんて勇敢で利口なひとだ」
セロはウィン……ガーウィンの隣に立った。ララはセロを見上げるだけで何の反応も見せなかった。セロの金色の目が細くなる。
「これは貴方の指示か?」
灰色の目をティーナに向けるガーウィン。
「いいえ。わたくしの目の届かないところでは自分で考えて行動するように言ってあるけれど、細かいことは本人次第よ」
「そうなのかい?」
金色の目がジョックスを見る。
「……言われてますよ。『わたくしの従者として相応しい行動を』と姫様は俺たちに言ってます。それだけっすよ。こういうときはあぁしろこうしろとか、何としてでも助けろとか、そういうのは言われてねぇっす」
セロはそうかと頷いた。
「貴様の目的は彼女に会うことだけか?」
今度はララに問いかけるガーウィン。冷たい灰色の目を見てもララはひるまなかった。
「はい。その他には何も望みませんでした」
「助け出そうとは思わなかったのか」
「はい。出来ることならそうしたいとも思いましたが、状況が分からなかったので保留にしました」
「こうして探し出すことが出来、会うことも出来た今、貴様は何か望むのか」
「はい。出来ることならティーナ様の解放を。それが出来ないのであれば私をティーナ様のお傍に置いてくださることを希望します」
緑の瞳は揺るがない。何か別の企みがあるにしても、この娘は話さないだろうとガーウィンは思った。単身で敵の本拠地と思われるところに潜入し、目的を果たしてみせたのだ。それだけの強さをこの娘は持っている。
「……セロ、ベル、どう思う」
ガーウィンはララから視線を動かすことなく二人に投げかけた。決めかねているというよりは、二人の意見も聞きたいというような態度だった。
二、三秒の間の後、セロは言った。
「ウィンに任せる」
「……俺も、貴方の決定に従います」
ベルもセロに続き、ガーウィンは分かった、と承諾した。
「貴様をこの牢獄に投獄する。待遇はそこの従者と同じにする」
「承知いたしました」
ララは目を伏せる。
今日の尋問はここで終わった。
ベルが扉を開け、レリアンにララの扱いを説明し、三人を牢に連れていくよう指示した。ティーナ、ララ、ジョックスは大人しくレリアンについていき、それぞれ牢に入った。ティーナはいつもの牢。ジョックスはその向かいの牢で、ララはジョックスの隣の牢に入った。
レリアンは全ての牢に鍵をかけ、さらに円形の広場との境にある鉄格子の扉にも鍵をかけて待っていた三人に合流した。
四人が揃うとガーウィンは先立って階段を登っていった。セロ、ベル、レリアンも階段を登っていく。
「ルフェール様はどこにいらっしゃるのだ」
「ユリのお部屋です。下から二つ目の通路を右に進んでください。四つ目がユリのお部屋です」
レリアンが答えるとガーウィンは分かったと呟いた。それからある程度階段を登り、再び口を開いた。
「どう思う? セロ」
名指しされたセロはふふふと笑った。
「ウィンが思っていることと大差ないだろうね。大したレディだ。ウィンがここに連れてきてくれるという確証は彼女にあったんだろうか」
「分からん。だが、殺されるかもしれないとは思っていただろうな。俺のところへ来た時、覚悟を決めたそういう目をしていた」
「さすが騎士団長様だ。そういう目には詳しい」
嫌でもな、とガーウィンは誰に対する答えでもない言葉を呟く。
「あの娘はここまで来る間に様々なことをしただろうが、俺だけでは追えないだろう。お前も手伝えセロ。ベルもだ」
「私を動かすのは高くつくよ」
「お言葉ですが、ウィンさん」
セロは微笑んで冗談めかしく言ったが、隣のベルは眉を寄せていた。
「そんな回りくどいことをしなくとも、直接あの女に聞いた方が早いと思うのですが……」
「話さないよ」
前を行くウィンの背中に言ったが、答えたのはセロだった。
「あのレディは拷問したって話さないだろう。話すくらいなら舌を噛み切って死ぬぐらいはしそうだよ」
はははと笑いながら答えるセロにベルは訝しげな顔をした。
「あの女は成人していませんよね? そんな子どもが……成人していたとしても、拷問に耐えられるとは思いません。それにどうして自害するかもしれないと考えるのですか? 誰だって自分の身がかわいいでしょう。酷い目に合わされるくらいなら吐きますよ」
ちっちっちっち、とセロはわざとらしく舌を鳴らして一本だけ立てた人差し指を振ってみせた。
「やはり君はまだまだ青葉も良いところだ。若いね。歳にしては若すぎるくらいだ。世の中をもっと知った方が良いよベルくん」
ベルは眉間にしわを寄せて「どういうことですか」と鬱陶しそうに言った。
「この世には、自分よりも大切な存在のある人間が少なからずいるんだよ。あのレディや大木くんがそれだ。あの二人は自分よりもティーナが大切なんだろう。大木くんは感情に左右されやすく、すぐに私たちに牙を剥くけれど、ティーナの言うことには絶対服従だ。ティーナが止めろと言えば、納得していなくても彼は止める。覚えがあるだろう?」
言い返してやろうと開いた口が閉じる。ベルには確かに覚えがあった。
ジョックスは相手が貴族でもお構いなしにすぐ手を出す人物だ。ベルは襟を掴まれている。ジョックスが手を放したのはティーナの一言があったからだ。それがなければ彼は手を離さなかっただろう。自分たちへの態度こそ横柄だが、ティーナに対しては身を弁えているように見えた。
「彼はティーナを己の主と認め、その身を捧げるつもりなんだろうね。素晴らしい騎士道だよ。騎士の形はしていないけれど。それはきっとあのレディもそうだ。彼女はティーナの姿をその目で見るまで何も話さなかった。というより、目の前でティーナをどうとでも出来るという脅しをかけなければ口を割らなかった。素晴らしいよ二人とも。よく調教されている」
ベルは口を開け、時間をかけて喉に詰まった言葉を吐いた。
「……そんな人間がいるのでしょうか。人は、誰しも自分が一番です。その身を挺して守れるのは精々血縁者くらいでしょう。……血縁者でも、難しいのに……。赤の他人にそれだけの価値を見出せるものなのでしょうか」
空色の瞳は純粋な色を持ってセロを見ていた。セロは肩をすくめてみせた。
「少なくともあの二人は見出したんじゃないかな。現に彼らはそういう形をしているからね。ティーナがあの二人に何をしてそうなったのかは分からない。興味深いから聞いてみたいけれどね。私たちには一生かかっても分からないことかもしれないよ。ねぇ、レリアン」
セロが後ろを歩くレリアンを振り返った。にっこり笑うセロに、レリアンは困ったような笑みを向けるだけで何も言わなかった。セロの金色の目が細くなる。
「いずれにしろ、彼らから直接情報を仕入れるのは難しいだろう。セロならまだしも俺には何も話さない。ティーナもあの男もあの娘も」
脇に逸れ、廊下を進みながらガーウィンは言った。
「私にも話してくれないよ。大木くんは口を滑らせるだろうけれど、彼は何も知らないからね」
やれやれという様子でセロは首を振る。
「だろうな。だが、やつはあれで役目を果たしている。やつがいる以上、俺は気を抜けない。一つのことに集中できないのだ」
一点集中型のウィンには効果覿面だろうね、とセロは面白そうな顔をした。
ウィンは立ち止まり、セロを振り返って彼にしては呆れたような表情をしたが一瞬で無表情に戻ってしまった。
「各々持っている情報を共有するぞ。娘一人と侮っていたが、思ったより手強い。一対一では後手に回る」
「共同戦線か。いいね。それも面白そうだ。今まで個々で行動し、交わることのなかった私たちが手を取り合うことになるとはね」
「やむを得ない。今や向こうは三人だ。気を抜くとこちらが情報を引き出されるだろう。もう、彼女らは俺たちの素性を知っている。キッドと呼ばれていた男をセロと呼び、ウィンと呼ばれていた俺をガーウィンと呼んだ。ベル。お前も悟られているだろう」
「俺も、ですか?」
ベルは目を大きくして驚いた顔をした。確かにガーウィンの屋敷に潜入し、ここまで辿りついてみせたララというあの娘は優秀だと思うが、彼にとってのティーナはただのワガママ姫なのである。間違っても素性を隠した己のことを言い当てるような娘ではない。ましてやセロやガーウィンのように目立つ特徴もない自分である。田舎貴族のワガママ姫が己のことを当てようはずもないとベルは思った。
「あぁ。気を抜くなよ。相手を侮ると一本取られるぞ。お前の悪いところだ」
しかしガーウィンは言う。ベルは腑に落ちていない表情で小さく首を傾げた。
ガーウィンはそれ以上何も言わず、目の前の扉をノックした。
「ガーウィンです」
しばらくして鍵の開く音がして、ガーウィンは扉を押し開けた。セロが微笑んでベルの表情を見てからガーウィンの後に続いて部屋に入っていく。ベルも眉間にしわを寄せ、思案しながらそれに続いた。ずっと黙って聞いていたレリアンも三人に続いて部屋に入って扉を閉めた。
バタン、と扉の閉まる音が廊下にこだまする。
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