第8話
キーンコーン…
「ようやく、昼休みか」
俺は教室から離れ中庭にいた。大抵いつも昼はここで1人だ。
「さて、弁当弁当っと」
俺は鞄の中を覗き込む。そこにはあるはずのものがなかった。
「あれ?…ない」
弁当が鞄の中には入ってなかった。もぬけの殻だ。
「…仕方ない。購買でパンでも買うか」
俺は諦めて財布の中身を見た。…こちらもなかった。
「おい、まじかよ!昼飯抜き!?」
午後は体育もあるのだ。流石に昼飯抜きはキツイぞ!?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます