第13話 お芋ほしほしふーふー

たくさん取れた鳴門金時。今年は豊作である。

石焼き芋にしたり、天麩羅にしたり、でもまだまだ余る。具体的には6kgくらい。

そこで蒸かして切って干して、保存食にする。

ででーん!そこで使うのがこのザル!巨大なザル!兄弟ザウルス!

何か正式名称はあるのだろうけど?

このザルに並べて、それをお盆に乗せて、不安定なツボの上に置いてみた!

「おいも♪おいも♪」

ラスエルがツボを前に歌っている。

「ふ~~ぷぷ~~~!」

息を吹きかけている。

「何をしているのかな?」

「落ちろー!転げ落ちろー!ふーふー!!」

なんという遊び!

「おとうさんも一緒にやろっ!」

二人揃って

「「ふーーーふっふっーーー!」」

しっかーし!残念ながらザルは微動だにしない。

(ふははは!間抜けな人間どもよ!)

10分ほど、ラスエルとふーふーして遊びました!

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