昔、『ジョーズ』が大ヒットした時、アメリカ中の海水浴場が一斉に閑古鳥に襲われ悲鳴をあげたことがあった。 ことほど左様に映像というのは良くも悪くも世間に大きな影響を与える。そんな世の中にささやかな風穴を開けようとした バーグさんだが、何も怒られることはなかっただろうに。 この先、人間がしている仕事の大半は AI が取って代わるとよく言われる。事実そうなるだろう。かつて電球がガスライトを駆逐したように。 しかし、バーグさんは互いの立場を思いやることのできる『電球』でもある。 詳細本作。
全体的にコミカルなテイストですがAIと人類の付き合い方などさらっと深いテーマを扱っていると思います。(多分)無自覚な毒舌設定とAIに対する不信感というの勘違いの絡め方は秀逸です。正直に言えばよくわからないキャラのバーグさんでしたが可愛かったです。