自主企画 【筆致は物語を超えるか】

 ゆあんさんの自主企画、『筆致は物語を超えるか』です。

 この企画の目的は、


「同じ物語を、別の作者が書いたら面白くできるのか」

「月並のプロットでも、書き方によって名作にできるのか」

という、筆致の可能性を追求、共有することを目的としています。

(企画ページより抜粋)  


 となっており、ゆあんさんから提示された大まかなプロットを元に小説を書こう、という内容です。


 2020年7月現在で計4回開催されており、私はそのうちの第1回、3回、4回に参加しています。いま思えば何としても第2回参加しておくんだったと悔やまれますが。


第1回 明日への黒板 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887256724

・共通のストーリー

卒業式の日。昼下がりの教室に、夏男は春子を呼び出し、告白する。そこで、春子が海外に行くことを聞かされ、「ごめんなさい」と言われる。

その夜、学校に忍び込んだ夏男は、自身の想いを黒板に書くことで、吹っ切れようとする。

翌日、忘れ物に気がついた夏男が再度、誰もいない教室に入ると、黒板にはあるメッセージが添えられていた。

窓の外には、飛行機が飛んでいた。


 ちょっと甘酸っぱいコメディにしました。


 

第3回 葉桜の君に

https://kakuyomu.jp/works/1177354054896140355

・共通のストーリー

クラスを受け持つことになった秋田葉太は、その中にかつての恋人によく似た生徒がいることに気づく。名前は春川桜子と言った。

校外の公園に訪れた葉太は、そこで偶然、桜子と出会う。打ち解けていく二人だったが、桜子は葉太に自身の悩みを明かし、走り去ってしまう。

やがて、公園で再会する二人。

葉太はあの時伝えられなかった言葉を、桜子に贈った。 

数年後。葉桜を見上げながら、思いを馳せた。


 ※性描写ありのちょっと大人向け作品となっています。



第4回 雪を溶く熱

https://kakuyomu.jp/works/1177354054897980747

・共通のストーリー

しんしんと降る雪の晩。

美冬の元に突然、疎遠になっていた幼馴染、秋人が訪れた。

秋人は地元を離れることを告げると、立ち去った。

翌朝、美冬は離れた所で秋人の旅立ちを見送る。

やがてその姿が見えなくなった時、流れだした涙に自分の心を知るのだった。


 文章は真面目ですが、最終的にはコメディ(?)になります。

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