第12話~暗い洞窟~

 あれから五日後、勇也はもう自分で薬が飲めるほど回復していた。


 彼女も毎日看病をしていても辛くなかった。

 話す内容は地球に戻ったら何をしたいか。

 ファンタジーの世界でやってみたいことは何か。


 そういう経験が無かった自分で言うのも難だが……充分リア充や青春を経験したような気分だ。


 今も薬の服用を続けて、医者からも外出許可が下りた。

「よっしゃー!やっと外出れる……!」

「あ!でもあんまり動いたら反動で疲れて、性欲が高まるとか何とか言ってたけど……あれって本当なの?」

 喜ぶ彼に直球過ぎる質問を投げ掛けてみる。


「そうだなぁ……でも今はお前がいるから、心配ないかな」

 彼は顔を赤らめながらこちらを見つめてくる。

 正直、物凄く恥ずかしい。


「ほ、保留だから!」

 心の準備がまだと言わんばかりに、口が勝手に動いてしまう。


「えー?」

 勇也はありえないとブーイングしたいのか、ニヤニヤした表情を浮かべている。


「そ、そんなの戦闘次第だし!あ、あんたが頑張れば……」

 私はそんな安物じゃない。と紫英莉は条件提示をする。


「頑張ったら……?」

 そこまで来ると勇也が調子づく。

 紫英莉としては嬉しいのだが、恥ずかしくて調子が狂う。


「ま、まあ彼女らしいことはしてあげる……かな。デートとか?買い物とか?」

 やはり最初はデートからと相場は決まっている。本人の中では。


 だが勇也は不服そうだ。

「いつもと一緒じゃん。セッ――!」

 紫英莉は急いで彼の口を手で塞ぐ。


「町でそんなこと叫ぶな……!ケダモノ!!」

 紫英莉は小声で周囲を気にしながら怒る。

 大体の言語は統一されてしまっている事、それは周知の事実だ。


 そんな様子を見て勇也はニヤニヤする。

 彼はそのままスキップをすると、街の外へと続く道を進んでいった。


(天然ケダモノめ……面倒かけさせてねだるとは……)

 イライラするが憎めない。まるでガキだ。


「おーい!早く!魔法痴女~~」

 紫英莉は彼に追い付くほどの駆け足で追い掛けた。



 街の外の平原をしばらく歩き、森の西にある洞窟へと進んでいった。

 相変わらずピンク色のスライムに追い掛けられながら。


「はぁはぁ……やっぱり回り道した方が良いって、言ったじゃん……」

 紫英莉は息を荒げながら洞窟の目の前で膝を突いている。


「はぁ……いやいや言ったじゃないかー。通るなら音立てずにいこーぜ。でも俺はどっちでもいいぜって」

 勇也は呆れた様子で自分は悪くないかのように弁明をしてくる。


「そ……」

 紫英莉は機嫌を悪くして、そのまま洞窟へと入っていく。


「お、おい……一人で行ったら危ないだろ」

 勇也に肩を掴まれる。


(なんなのよコイツは……!)

「は?あんただって同じじゃない!この一週間、私がどんな気持ちだったか分かってる?」

 紫英莉は振り向いて、心配と苛立ちを彼へ訴える。


「それは……」

 彼はショボンとした様子で俯いてしまう。

 確かに病気の時は仕方無かったけど、いつまでも甘やかしてられない。


「お金は無限じゃないの。あんたは学生で実家暮らしだったみたいで分からないだろうけど、失敗したら全力で取り返さなきゃならないの……!生きていけないのよ?」

 紫英莉はもう少ししっかりしてほしいという旨を彼に伝える。


「わ、わかってるよ!」

 勇也はそれも理解しているようだ。だったらそれ以上は無駄なので話さない。


「そう、じゃあこれからもちゃんとやってね?それだけよ」

 紫英莉はそう言い放つと、乾燥した洞窟の中を進んでいく。


(ちょっと言い過ぎたかな……でもそれぐらい慎重になってもらわないと……!)


 気を抜かしてたら助けてくれたあの人達みたいにはなれない。

 結衣にも追い付けない……

 地球で待ってる家族や従姉妹達も心配させ続ける訳にはいかない……


 紫英莉はネットで稼ぐようになれるまでの地獄の日々を思い出していた。


「俺先に行くよ……!灯りを頼む」

 剣を構えた勇也は、紫英莉の前に立つ。


「ええ、そっちこそ頼んだわよ」

 彼女は一言だけ返すと術を詠唱し、灯りを点ける。


 そして二人が前へ進めど進めど、洞窟は一本道。


「奴らバットは夜に行動するらしいわ。周囲はよく見てね」

 紫英莉はバットの生活パターンについておさらいする。

 出かける前にも散々策を練ったが、それで収まるとも思えない。


「ああ、目眩ましは頼むぞ」

 勇也の言葉通り、光属性魔法の詠唱準備をする。

 街でも少し放ったが、少しコツがいる。

 大体はイメージ通りになるが、大幅な物は使えない。


 彼はサングラスをおでこにかける。

「予定通り頼むぞ」


 彼が呟いた瞬間、洞窟は大きな空洞へと出る。


「チュ?」

 微かなコウモリの鳴き声が聞こえる。


「フラッシュライト!!」

 紫英莉の詠唱魔法は光の灯火を表し、天井高くに昇る。


 バット達が起きたのか、一斉にチューチュー鳴き出し飛び掛かってくる。


「紫英莉!」

 勇也の呼ぶ声が聞こえる。


「ライトソード!ホーリーナイフ!!」

 紫英莉は勇也の構える剣に光を灯し、彼が取り出す短刀に聖なる光を灯す。


「よし!はあああぁぁぁ!!」

 彼はまずバットの大群に光る剣を振り払う。


 奴らが戦いた瞬間に……

「ホーリーバリア!ホーリーバリア!!」

 紫英莉は、勇也から先に光属性の単体防御バリアを貼る。

 体を包み込む位の光に、二人は覆われる。


「補給するわ!」

 紫英莉は目眩がしてきたので、即座にマジックポーションに手を付ける。


「オーケー!!しっかり確実に、狩っておく……!」

 勇也は長剣を起き、短刀でバット達を確実に始末する。


「準備出来たわ!!」

 紫英莉はポーションを飲み終わり、息が正常になるまで魔力を回復した。

 そして本を杖に手をかけて詠唱準備をする。


「おう!おらあああぁぁぁ!!」

 彼は短刀を仕舞い、長剣を再度周囲に振り回してバットを遠ざけさせる。


「オーバー!!」

 互いのホーリーバリアを十メートル範囲に広げて消滅させる。

 広げる際に挟まれたバットは焦げ落ち、周囲のバットは離れる。


 先程の詠唱、それを組み込むのにかなり魔力を使った。


 だから今の魔力は満タンだ。


 そして……

「紫英莉!頼むぞ!」

 勇也と紫英莉は組んでいた作戦通りしゃがんだ。


「ええ!ブラッディバリア」

 しゃがんだ二人はくっついて、一メートルの正方形の黒い闇のバリアに包まれる。


「くっ……早く!!」

(せまっ……)

 流石に一メートルは狭すぎて、互いの肩と足が締め付けられる程にぶつかる。


 バット達も近付いてくる。


「焼き尽くせ!ホーリーフレア!!」

 紫英莉は空洞全体に光属性の爆発魔法を放った。


「はぁはぁ……エレメントチェンジ……!」

 紫英莉は息を荒げ、目眩に耐えながら簡易魔法を詠唱する。

 二人の闇のバリアは光のバリアに変換される。


 彼女は倒れて、勇也によりかかる。

 意識はほぼ無いに等しい。

「紫英莉!!」


 狭いながらも、勇也は手に用意していたマジックポーションを飲ませようとする。


「ちょっ……!開いてくれ!」

 だがマジックポーションを飲ませようとしても、片手では彼女の口は中々開かない。

 何らかのショックによる硬直状態だろう。


 一メートル範囲のホーリーバリアも点滅しかけている。

 周囲のバットの一部は洞窟に逃げたのか、再びチューチュー鳴いて様子を見ている。


「くそっ……」

 予定していない事態に勇也は戸惑う。

 だが、方法は一つ。両手で彼女の口をこじ開けるしかない。

 鼻から飲ませるなんて危険すぎる。


「ごめんっ……!」

 勇也は一言謝り、マジックポーションを口に含む。

 そして両指で口をこじ開けて、口移しでマジックポーションを流し込む。


「ん……んむぅっ!?んんんっ!?!?」

 飲み込む紫英莉はキスしていることに驚きを隠せない。


 でもミント味の辛い飲み物が自分の体に染み込み、体調が元に戻っていくのが分かる。


(わ、私……死にそうだったんだ……)

 紫英莉は、自分が無理をしてしまったという状況を把握した。


「ごふぇん……」

 飲み込みながら紫英莉は彼に謝る。


「ぷはぁ……!大丈夫か!紫英莉!!」

 本気で心配するような表情で、彼に揺すられて意識もはっきりしてくる。


「うん……」

 でもやっぱり恥ずかしいのか目を見れない。


「すまん……けど今は恥ずかしがってる場合じゃない!また奴らが来るぞ!」

 勇也は気持ちを察してくれたのか、目を離して注意してくる。

 そして焦った様子で周囲を見渡す。


「だ、大丈夫よ。落ち着いて?クエストシートは?」

 紫英莉は彼にクエストシートを確認するように促す。


「マジックリジェネ!」

 その間、紫英莉は魔力が継続的に回復する魔法を唱える。彼女の体がピンク色の光に包まれる。


「えっと……せ、狭くて」

 バリアが狭すぎて勇也はポーチに手が届かない。


「わ、私が取り出すから。ポーチでいいのね?」

「ああ!」

 紫英莉は彼を抱き寄せ、腰部の後ろ側にあるポーチに手をかける。


「あっ……」

 勇也が声を漏らす。

 紫英莉の小さくも少し膨らんだ柔らかい胸に、勇也の顔が押し付けられているからだろう。


「ちょ、ちょっと……」

 紫英莉は胸をくすぐられる感覚に我慢しながらも、彼のポーチの中を探る。


 ピンクのポーションとライトグリーンのポーションの中に、紙を見つけた。

 ポーションを掻き分けて破れないように取る。


「71……一回戻りましょ!」

 紫英莉は紙を再び戻してチャックを閉める。


「バ、バリアは保つか……?」

 元の姿勢を戻ると、勇也は紫英莉に確認する。

 マジックポーションもあるし、リジェネはかけた。少しバリアを広げても大丈夫だろう。


「ええ、でも……」

 空洞からの道は四つに分かれている。


「俺がお前を抱える。その位の大きさにバリアを変えてくれ……!」

 勇也はそれだけ紫英莉に伝えると、しゃがんだ彼女の太ももと背中を掴む。


「えっ……!?ちょっと……!」

 紫英莉が反応するのも遅く、しゃがんだままお姫様抱っこをされるも……

 赤ん坊のように抱き抱えられてしまう。


「ば、ばかぁ……!」

 恥ずかしくて両手で顔を隠す。

 純情な紫英莉の心は羞恥の感情に振り回される。


「早く広げてくれ!」

 彼は本気の表情だ。


「勇也へ、ホーリーバリア、スプレッティス……!ば、ばか……!後で覚えときなさいよ……」

 紫英莉はバリアを勇也の範囲に広げる魔法を唱えた。

 だがその後も、恥ずかしそうにしている。


 そして勇也は広がったシールドに包まれると、立ち上がる。


「お姫様のお通りだぁぁぁぁ!!」

 勇也は適当な穴に走り抜ける。

「ばかばかばかぁぁぁ!!」

 紫英莉はそんな勇也の肩や胸をぽかぽかと叩いている。


 しばらく走ると……

「あれ、追ってこないし……光も見えない」

 勇也が府と立ち止まり周囲を見渡すと、また別の空洞に繋がっているみたいだ。


「絶対逆だよ……!戻って!」

「ああ!」

 紫英莉の指示通りに勇也は後ろへ引き返そうとすると……


「ちょっとぉ……無視はダメよねぇ?」

 耳に吹き掛けるような囁きがして意識が一瞬飛ぶ。


 その瞬間、ドタンと勇也は尻餅を突いてしまう。


「足が……痺れ……はやく!逃げ……ろ!」

 怯えた勇也は、もう戦闘不能に近いことを訴える。そして私を下ろして逃がそうとする。


「嫌!」

 絶対に置いていくのは嫌だった。

 ゲームなんかじゃない……

 自分を助けるために全力を尽くしてくれた人を見捨てられない。


 それに……夢に出てきてセクハラどころか滅茶苦茶にされそうだ。


「あんた良い度胸ね……子供達を散々荒らしてくれちゃって」

 暗闇から淫魔のような露出度の高い女悪魔……サキュバスが出てくる。

 ピチピチの高校生位に見える肌の若さだが、実年齢は分からない。


 髪色は橙色。髪型はサイドテール。だが、


(子供?眷属だったってこと……?でも……)

 サキュバスは舌なめずりをすると、勇也を引き寄せて頬を撫でる。


「俺にはそんな誘惑効かない……!」

 勇也は強く睨んで抵抗するも……


「時間稼ごうったって無駄よっ……ちゅ、あむ……れろれろ」

 サキュバスは彼の唇を舐める。だが、彼は抵抗して絶対に開かない。


「あれ?あなた達……そういう関係?」

 サキュバスは何かに気付いたのかニヤニヤしている。


 恐らく口移しでポーションを飲ませた事がバレたのだろう。


「なら早く言ってくれれば良いのに~」

 サキュバスは少し離れる。


(もしかして……助けてくれる?)

 淡い希望を抱くもそれは直ぐに打ち砕かれる。


 サキュバスは少し離れると、手で何かをかざす。

 すると、蝋燭ろうそくに火が点く。彼女は豪華な椅子に座った。


「念動能力

 彼女は色っぽく呟いた。


 紫英莉は段々と宙に浮く。

「わっ、わっ……!?」


 彼女が念力で浮かしているようだ。


「やめろっ!!」

 勇也はサキュバスの方を睨み、怒鳴り付ける。


「大丈夫大丈夫。私酷い事はしないから~」

 彼女は念力で紫英莉を動かすと、勇也のお腹の上に乗せる。


「あ、そうだ。私はリリス。夢魔の一人よ?あー、好きなことは~、えっちなこと……?私吸い殺しちゃうのとか好きじゃないのよね~ずっと眷属として生きててほしい感じ?」

 彼女は自己紹介と共にさらっとえぐい発言をする。


「で……何をしたらご満足いただけるでしょうか?」

 紫英莉はリリスを温厚な性格と見込んで、何をしたら良いのか条件提示をさせてみる。


「二人で●ックスして🖤」

 彼女の色っぽい仕草ととんでもない発言に、紫英莉達は硬直してしまう。


(何を言い出すかと思えば……大体予想はついていたけど)

 紫英莉はため息と共に頭を抱える。


「そしたら解放してあげる。キスしちゃう恋人なら簡単よね?」

 リリスはこちらの弱みを握ってしまったのである。

 彼女はそこそこ頭がキレる方なのだろうと紫英莉は予想した。というか恐怖した。


 そ、それとは反面に……

「ね、ねぇ……?勇也さん?」

 太もも辺りに棒のようなシリコンのような物の感触がある。そしてそれはビクビクと震えている。


「は、はい……?何でしょう?あー、今日ベルトもアクセサリー屋で買ったからちゃんと着けられてるか心配だわー」

 こいつはそれを正当化しようとしている……

(抱っこもキスもした癖に乗っかっただけで何興奮してんのよ……!)


「いやリリスさん?私、この子とは付き合ってないからね?魔力不足で飲ませてもらっただけだし……」

 紫英莉も勇也とは恋人では無いことを証明しようとするが……


「じゃあ私とレズプレイするー?あなた相当可愛いみたいだし、弄り甲斐ありそうだし……」

 リリスの色っぽい言葉に、紫英莉の頭は真っ白になった……


「そんな生れたての子鹿みたいプルプル震えちゃうと、魅力🖤そそられちゃうわね~」

 リリスはそう喋りながら小さな翼で目の前に来る。

 そして紫英莉の頬に触れた。


 その肌はレースのお上品な手袋をしていても、しっとりとした素肌の感触が伝わってくる。

 彼女自身の香りも甘くて脳が蕩けそうになる。


 彼女は今、勇也の顔の上に乗っている。

 下の棒みたいなベルトも喜んでいるようだ。

(さ、流石マジもんの淫魔……)

 紫英莉が反応に困っていると……


「どいてくれ……」

 勇也は両手でリリスを軽く押し退けた。


「あれまぁ。私の下の匂いは気に入らなかったかしら?」

 リリスはしつこくはせず、そのまま彼の上から退いた。

 彼女は悪魔の翼でふわふわと浮いている。


「いや、今の俺の気持ちは紫英莉にしか向いてないんで」

 勇也は真顔のまま、そう訴える。

 ついでに彼のベルトらしき物もみるみると縮んでいく。


(す、凄い……)

 紫英莉でさえ頭がふわふわする相手なのに、勇也はその誘惑を振り払った。

 紫英莉はその事に驚いていた。

「あ、あんたどうして……」


 だが、リリスはクスクスと笑っている。

「分かった。あなた、淫魔病の薬で耐性があるのね。気に入ったわ」

 彼女はそう告げると、少し怖い笑みを浮かべる。


「あなた達、地球人ね?」

 リリスは椅子に座り直すと、空洞の入口を檻のような鉄柵で塞ぐ。

 また先程の超能力で……


「そうです……!俺達は帰らなきゃならないからこんなところで……」

 勇也は威勢良く自分の目的を伝える。

 紫英莉は地球人とバレた時点で、そんなの聞いてもらえないかもしれないと思っていた。


「あなたはバカだけど、お嬢ちゃんは察しが良いのね。私は分かるのよ?アレが実を使って何をしようとしてるのかも……」

 全身に身震いが走る。リリスの全てを見透かされているかのような瞳。

(なんで、なんで……)


「おい、紫英莉!大丈夫か?」

 勇也は私が怖がったことを心配してくれる。


「あなた達、恵まれていたのに勉強不足なのね?端末もここでは使えるのに何を呆けていたのかしら?」

 リリスはそれでもなお紫英莉の弱みをえぐる。


「た、端末?し、紫英莉お前……スマホとかこの世界に持ってきてたのか?」

 隠していた訳ではない。

 信用するまでは教えないつもりだった。

 でも、なんやかんやでソレを持ってきていた事を伝えるのを忘れていた。


「嘘つき」

 リリスは紫英莉の一番嫌いな言葉を呟き、更に追い詰めていく……

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