第7話~切り替えるのには慣れた二人~

 結局、二人で荷物を持ちながらもシエラの肩を支えて宿まで直行することにした。

 店の外には愛美さんもいなく、宿にも戻っていないとの事だった。


「愛美さん、心配だね……」

 暗い部屋のろうそくを灯し、ベッドに座る。

「大丈夫だよ。彼女は強いから……!言ってたリンゴを食べて、その力を受け入れた人だから……」


「俺達も見習わなきゃな!」

「ええ、そうね!」

 勇也の言葉でポジティブさを思い出す。

 高校卒業後にニートになって、ネット活動を初めてからは何度も自分を震えたたせた。


「凄いなぁ君達は……」

 シエラのその言葉は誉められているのかよく分からなかったけど、素直に受け取る事にした。


「へへっ、伊達に20年生きてないからな……!」

 勇也が鼻を擦って笑っている。その通りだ。


「ええ!誰だって辛いことに耐えて耐えて耐えて……!頑張った分成長するのよ……!」

「お、お前のその言葉は凄い説得力があるな……」

 勇也には職業がバレている。またその言葉は誉められているのか分からないけど……


「あぁ……皆、心配してるのかな」

「かもな。でも、散々馬鹿にされたツケをたっぷり味合わせてやろうぜ!」

 でも勇也の無理矢理なポジティブ思考も変だけど凄いなと思ってしまう。


「そうね、新たな人生だと思うわ……!」

 自分の胸に手を置いてそう告げる。


「んで、どう寝るんだ?ダブルベッドで……」

 肝心な事を彼に言われる。


 シエラはもう疲れていたのかぐっすりと眠ってしまっていた。


「無職は、床で寝まーす」

「流石、ニートの鏡だな」

 今度こそ貶されているような気もするが、彼の笑顔からして冗談だろう。


「でも俺が床で寝るよ。お前は走ったんだし、俺なんか今日なんもしてねー」

(確かにそうだ……)

 紫英莉は大事な事を思い出した。


「うん、ありがと。でも、許さないから」

 笑顔で答えて、笑顔で敵対心を示す。

「柔らかかったなぁ……えへへ」

(マジで許さねーコイツ)

 男の半分はろくな奴じゃないと改めて確信した。



 翌朝……巨乳の魔法は解けていた。


「うわぁ……見た目元に戻って良かったぁ」

 勇也は鏡を見て凄く嬉しそうにしている。


「…………」

「むにゃむにゃ……お姉ちゃん……」

 貧乳且つ小学生体型へと戻った紫英莉は、シエラに後ろから抱き着かれている。

(お、重たい……体重とかじゃなくて……そのセリフはずるい……)


「んじゃ、俺はスライム狩ってくるから。ニートはのんびりイチャイチャしてな」

(やっぱり格好付けだコイツ……案外早く死にそう……)


「んしょ……」

 離れようとすると……

「おい、もう少し側にいてやれよ……」

 彼は真面目な口調で喋り、俯いた。


 振り向くとシエラは眠ったまま涙を流していた。

 愛美さんが帰ってこない時はこうして一人泣いてたのだろうか……

 小さくなった胸の奥を更にキュウキュウと締め付ける。


「んじゃ……」

「あんたこそ死にに行くつもり?てかあんた変身して……あぁ、そういうことね……」

 ドアの向こうから愛美さんの声が聞こえた。

(きゅ、救済主キター)


「おはよ……ってシエラあんた!」

「泣いてたんだ。よしてやれよ」

「そ、そう……」

 愛美さんが怒りそうになった所を、勇也が止める。

(格好つけやがって……)


「んむぅ……?あれ?しぇ、シェリーさん!?ご、ごめんなさい僕……って、え?」

 慌てた様子で手を離してくれた。

 なんか胸や体を何度も見られている気がするけど……


(ハグ位は向こうでもあったし許してやるか……)

「ま、まあ良いけど……」


「えっ良いの?」

「そ、それはダメって言いなさいよ!」

 勇也に続き、愛美さんは否定的な言葉を放つ。


「お前は、揉むから、ダメだ。じゃあ愛美さん……」

 一人は一語一句ちゃんと発して否定し、愛美さんにやってみればと聞こうとすると……


「そ、そりゃ後輩が泣くのは嫌だけど……無理よ……わ、私彼氏いるから」

「え」

「マジすか?」

 驚かざるを得なかった。


「ああ、それは本当だよ。その人の妹さんに凄い懐かれてますもんねー」

(負けた……年下に……)


「じゃあ時々いなくなるのって……」

「そ、そうよ……!どっちも心配だからよ……」

 勇也がいなかった事を聞くと、愛美さんは頭に手を当てて溜め息を吐いている。



 結局愛美さんは様子を見に来てすぐ戻っていった。

 そして私達は装備を着て、もう一度街の外へ出たのであった。



「お、重たいかい?」

 草原を越えて森を歩いていると、シエラが勇也に装備の事を聞く。

「い、いや別にそんなことは……」

(まーた格好付けてるよ……)


「無理しちゃダメだよ!例えどんな相手だろうと命取りだからね!敵は迷わず僕らを狩りにくる」

 シエラが真面目にお説教をする。

 まあどんな異世界モノの設定でも、こればかりは鉄則だろう。


「重いです……」

 紫英莉は迷わず弱音を吐く。


「…………」

「…………」

 二人にスルーされる。凄く悲しいけど……自業自得だ。


「ごめんなさい……」

「し、仕方無いよ……!女の子は大変だし……!」

 シエラはフォローを入れてくれるが、それだけ聞くと変な言葉に聞こえる。


「いるぞ……!」

 スライムを見つけたのか、勇也がそれに気付く。


「へえ……カラフルにならないんだ……」

 落ち着いているときは水色。

「き、君達カラフルのところ見たの……?」

(やっぱり繁殖期なのか……)


「昨日お前にアレしてから実は俺も……」

 ロッドの杖先で勇也のふくらはぎをつつく。

「あはは、冗談冗談……」

 ズリネタにされるのも近いだろう……


 でも今はもうブラジャーがある。昨日、もしもの為に洗って干しておいて正解だった。


「ち、因みに……二人の誘惑?だっけ。発動条件って……」

「投げキッス」

「すこになれ」

 まずいと思ったがもう遅かった。


 勇也の体は光輝き、ピンクのスライムになる。

(なるほど……もしかして相手を選ぶのはランダム?)


 それなら紫英莉の体つきだけが良くなったのも理に叶う。

 上達すればターゲットを特定に定められるとしたら面倒臭い事この上ない。


「わぁっ!?」

 シエラは驚いているが……

 スライムはそれぞれ色を変え、ぞろぞろと集まってきては周囲を囲む。


「す、すまん……」

(条件がすこになれって意味が分からないんだけど……)

 前から思ってたけど、余程こいつもオタク文化に親しみがあったのだろう。

 確かにオタクじゃなければ魔術の本を買おうなんて思わないはずだ。


「来るよ……!シェリーちゃんは勇也君守ってあげて!」

「うん……」

 シエラがクナイに手をかけるが、自分達の無能さに緊張感の欠片も無いなと感じる。


「申し訳ねぇ……」

 勇也スライムは、今度は肩に乗り反省の色を表している。ピンクだけど。


『キュウキュウキューーー!』

 五十匹にもなるスライムが跳んでくるが……


雷遁らいとん雷楔かみなりくさび!」

 シエラは指で韻を踏み、忍術を発動させる。

(あーもうアレだよ。アレ。どうとは言えないけどもうアレ)


 クナイが雷を帯びると鞭のように繋がり、彼が腕を動かす度にスライムを切り裂いていく。

 そして水が飛び散る。

(ちょまっ!?感電するって……!)


 かわしきれず、頬に水滴が当たる。

 ぎゅっと目を瞑っていたが……感電どころではなかった。


「あ、あうぅ……」

 ジンジンと体の奥が熱くなり、またハの字に座り込んでしまう。

「ど、どした?」

 麻痺ではない。いわゆる発情に関するアレだ。


「ちょ、ちょっとの間我慢してください!」


 でも敵の水飛沫の雨は止まない。


「あっ、あぅっ……ひゃん……!」

 段々と彼女の顔は赤くなり、体の色んな場所が疼いてきてムズ痒くなってくるのが分かる。


 今更ながら、クエストカウンターのお姉さんが引き釣った笑みを浮かべていた理由に気付いた。


 繁殖期のスライムの水滴を浴びると無差別で発情状態になるということだ。

 昨日二人が逃げなければどうなっていたかは明らかだろう。


「すまん……もう俺も……」

 勇也スライムも震えた声を上げて苦しそうにする。


「皆そうです!頑張ってください!」

 シエラが一番かかっているはずなのにそんな雰囲気は薄い。やはり耐性が出来てるのだろう。


「ひゃんっ……もうだめっ……!んんむっ……!?」

「それ以上……!声を上げるな……!」

 スライムに口を塞がれ、液体を捩じ込まれる。


「んふー!!んんっ……!!」

 勇也スライムも条件的には同じだ。直で舌に発情粘液を塗りたくられる。


「わわっ……!わわっ!はへらっへぇ……」

(ばかっ……!ばかっ!らめらってぇ……)

 体の芯はどんどん熱くなり、熱のような目眩を起こす。息もままならない。


(こんなこと……させたらダメだ!)

「ぺっぺっ……!」

 紫英莉は勇也を口から追い出すと、急いで彼に告げる。

「早く……!私にすこになれって、言いなさい!」


「で、でもそんなことしたら、俺……」

「いいから早く!このままじゃ生きて帰れないわよ!!」

 戸惑う勇也に、紫英莉は強く怒鳴る。


 元の姿に戻れば、彼は発情した体を抑えられない。

 そんなことが分かっていても彼に罪を着せるなんてことは……

(絶対にできない……!)


「紫英莉……!俺をす、すこになれ!!」

 恥ずかしながらも告げた勇也の言葉により、彼の体は光輝く。


 そして……銀髪のイケメンへと変わる。

 成功した安堵と、溢れ返る劣情と興奮が……二人の体を震わせる。


 スライムは飽きたように攻撃をやめ、ぞろぞろと帰っていく。


「な、ナイスだ……!」

 シエラは膝を突いて二人へ微笑む。


「も、もうダメだっ!」

 勇也は抑えきれず私に抱き着いてくる。


 彼はたまらず両手で控えめな胸を揉みしだき、右手を下半身へ伸ばそうとする。

(か、かっこいい見た目でとか……ずるい……!)

「だ、だめ……ひゃうっ……!」


「こらっ!」

 手が届く直前に、びしゃびしゃと水のような何かが二人にかけられる。


「あ、あれ?」

「はぁー……助かったぁ」

 全身の熱が引いていく。

 勇也は紫英莉から手を離し、起き上がる。


「あんたの今後の目標、少しは我慢しなさい」

「は、はい……」

 愛美さんの落ち着いた声が響き、勇也は申し訳無さそうな顔をする。


「だ、大丈夫だけど……今度からは気を付けてね……」

「う、うん……ごめんな?紫英莉。もう簡単にすこになれとか言わな……あ」

 反省しながら彼はもう一度その言葉を彼女に吐く。


『あ』

 皆の声が揃う。

(こいつ天然のバカだ……)

 また勇也は光り輝くと……元の姿に戻った!?


「なるほど、同じ相手にかけるともとに戻るわけね……それと名前宛ならターゲット出来るのね。まるでゲームみたいじゃない……」

 紫英莉は愛美さんのその言葉に驚きだった。


「え、愛美さんもゲームとかするんですか?」

「あ、う……た、たまにね……?そ、その……妹とかと……」

 彼女は恥ずかしそうにそう答える。


 これは……結構ハマっちゃってる人の反応だ。

 そして宇宙にも機械類の発展が広がっている事を改めて理解する。


「私も好きですよ!ゲーム!」

 紫英莉は小さな胸を張って、目をキラキラさせながら答える。


「あ、あはは……そりゃ実況者だもんな……お、俺も好きですよゲーム」

 勇也はボソッと私の反応を理解する。

(な、何その引いた反応……)


「ぼ、僕はぁ……え、えーとたまにやるかなぁ……」

「こいつ!あたしが進めても全然やらないのよ!」

 愛美さんは腕を組んで、ぷんすかと頬を膨らませる。


(け、結構可愛い……ツンデレっぽい感じなのかな?)

「や、やってるよー!ちょこちょことは……」

 彼はバッグからスマートフォンを取り出して、やってますよとアピールをする。


「あ、そっか。ごめんごめん。はい、聖水」

 愛美さんは聖水の入った瓶のボトルを彼に渡す。


「あ、ありがと……うございます先輩」

 シエラは恥ずかしそうにそれを受け取る。

 愛美さんはその反応に疑問を抱いているのか、首をかしげている。


「はぁ……」

 紫英莉と勇也は同時に頭を抱える。


 彼女はコートを脱いでいて、袖をまくった長袖のインナーが胸を強調している。

 つまりシエラはそれを直視出来なかった訳だ。


「な、何よ……!」

 それが自分に向けられたものだと分かった愛美さんは、またぷんすかと頬を膨らませる。


「い、いや……ありがとうございます!」

 紫英莉はごまかして礼を言う。

「全くもう……まだまだ危ないじゃない!」

 愛美さんがそう言って、溜め息を吐きながら油断していると……


「愛美せんぱっ!」

 後ろのシエラがいかなり彼女の胸を揉む。


「きゃっ……!」

 案外可愛い声が漏れて、彼女の顔が真っ赤に染まる。


『バゴンッ!』

 と思ったら愛美さんは彼の顔面に肘鉄を食らわせる。


「い、いだだ……」

(や、やっぱりこの人……ムッツリだ!)


「縁切るわよ?」

 愛美さんはトーンを下げた怖い声で彼を脅す。

(わ、わぁ……)


「い、いいですよもう……!切られたら乱威智さんに言い付けますからっ!愛美先輩はっ……」

 シエラは冗談を言い付け、半泣きのまま聖水の蓋を開けようとする。


 愛美さんは右手で彼の頬をぎゅっと掴み、左手と左目に雷を帯び始める。

「ひぃっ……!ご、ごめんなさい……!」

「あいつの名前を出すな……!」

 かなりイライラした様子で彼に言い付ける。


『も、元カレなのかな?』

 彼女に聞こえないように、こそこそと勇也に話しかける。

『か、かもな……』


「はぁ……いいわ、飲ませてやるから」

「じぃ、じぃびゅんでにょめましゅ……!」

「いいから……!」

 彼女は左手で瓶の蓋を開けて、彼の口に注ぎ込む。


「んっんっん……!ごぼっこぼっ……!」

 若干溺れている。可哀想に……


「だはぁっ……はぁ、はぁ……」

 飲み終わると、彼女は右手を雑に振るって彼を地面に捨てる。


「さ、流石に……」

「何ですって……?」

「な、何でもないです……」

 可哀想だと訴えようとしたら威嚇の眼差しを受けた。


「はぁ……あんた達もこれ、ちゃんと飲んどきなさい……!」

 彼女は溜め息を吐きながら二つの聖水を二人へと投げる。


 だが……二人とも不器用すぎて何度か手で跳ねさせた上で落としてしまう。

 幸い、頑丈な瓶だからか割れはしなかった。


「本当にあんたら生きていけるの?先が思いやられるわ……」

 ま、また年下に貶されてしまう……


「あ、お姉ちゃんいた!」

「あ、愛美!探したよ!」

 一、二歳年下の可愛い女の子の声と、愛美達と同い年位の優しそうな男の子の声が後ろから聞こえる。


「あ、やば……」

 愛美さんがなんと焦った声を漏らす。

(この人達が愛美さんの言ってた彼氏と妹さん……?)


 振り返ると、そこにはくの一の装備をした藍色髪のポニーテールの少女……

(な、なんで私より若干背が高いんだ……!けど忍者少女可愛い!)


 と武闘系の格好をした、金髪の優しそうな男の子。こちらは愛美さんと同じぐらいの背丈だ。


「だ、誰……?この人達……」

 少女は紫英莉と勇也を見るなり、怪訝そうな顔をする。


「あ、もしかして……巻き込まれて地球から来ちゃったって二人だね!」

 男の子は二人に気付くなり、左手にポンと右手を置いて納得の表情を見せる。


「わ、私だって分かってたし……!」

 絶対気付いていなかったであろう表情で、少女は眉をひそめて男の子を睨む。


(あ、兄をそんなに睨んでやるな……)

 親戚の友達の銀髪兄妹がギスギスしていたのを思い出した。


「こら、愛美!」

「げ……」

「まーたシエラ君に酷いことしたの?」

「あ、うぅ……ごめんなさい」

 さっきまで威勢のあった彼女が嘘のように男の子へ謝る。


「で、でも僕も先輩に悪いことしたし……」

「でも手を上げたらダメ……!」

 少女もはっきりとそう言い、愛美さんを抱き締める。

「そ、そうなんですけど……僕が悪いことしたし……」


 この人達一生森で話す気なのか?

「ま、まあまあ……あ、そういやシェリー、クエストの紙どうなった?」

 勇也が気を利かせて私へクエストの事を聞いてくる。


 腰の布ポーチから紙を取り出し見てみると……

「わぁ……!表示が変わってる!完了だってさ!」

「お、俺達……!人生初めてリアルでクエスト完了したのかぁ……!」

 ちょっとわざとらしいが感動的な雰囲気を演じる。


「俺……夢見てない?い、いだっ……早いよつねるの……」

 つねってと聞かれる前に、元に戻った勇也の顔をつねる。


「つ、つもる話は戻って……」

 シエラさんがそう三人に語りかけようとしたが……


「戻らないよ!お姉ちゃんと私はあの人のとこに戻るの……!」

 少女は涙を滲ませながら急に怒りだす。

(あぁ……ややこしくなってきたぞ)


「おい、透香……またそんなこと言ってお兄ちゃんと愛美を困らせ――」

「お兄ちゃんじゃない!!あんたは勇馬お兄ちゃんと私を売った!」

 男の子がしゃがんで少女を説得しようとするが、軽く突き放されてしまう。

(段々と愛美さんが逃げてくる理由が分かってきたぞ……)


『俺……?』

『違うでしょ……』

 ひそひそ声で勇也が話しかけてきた。


「だ、だからそれは……」

「ここじゃ危ない。戻ってからにして……」

 愛美さんは冷たい表情で言い放ち、街の方へと歩き出す。


 複雑そうなので、紫英莉と勇也は一番後ろから付いていくことにした。

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