第21話 華音におはぎを詰め込まれた後。

 〇二階堂 海


 華音におはぎを詰め込まれた後。

 沙都と華音は、今日はもう寝る。と寝室へ。

 さくらさんも、疲れたから寝るねー、と…華音の部屋に。


 …一緒に寝るのか?と、興味津々な曽根くんがこっそり覗きに行くと…


「おばあちゃんがベッドで寝て、キリは床で寝てた。」


「優しいなあ、あいつ。」


 早乙女さんが、優しく笑った。



 結局…

 早乙女さんと、曽根くんと俺。

 ちょっと奇妙な三人で飲んでいる。



「俺も、海って呼んでいい?」


 突然、早乙女さんにそう聞かれて。


「えっ…」


 本気で…ドキドキしてしまった。


「華音が呼び捨ててるの聞いたら、羨ましくなった。」


 早乙女さんは、唇をアヒルみたいにして…そう言った。


「…いいですよ。」


 そんな俺と早乙女さんを見て、曽根くんが。


「じゃあ…俺はー…海さん、苗字なんていうんですか?」


「二階堂。」


「二階堂…紅美ちゃんの身内?」


「…紅美を知ってるんだ?」


「あー…ええ…まあ…」


 なぜか少し、バツの悪そうな顔。


「なんだなんだ?紅美ちゃんにフラれた事でもあるのか?」


 早乙女さんが曽根くんをいじると。


「…実は…キリと紅美ちゃんのゴシップ…俺がリークしたんですよね…」


 曽根くんは、とんでもない事を告白した。



 確か…華音に聞いた。

 ゴシップ誌に載って、沙都が二人の仲を警戒し始めた…と。



「…俺、バカなんですよ。ずっと好きだった子に…色仕掛けされて…キリの事、裏切った。」


 曽根くんの話は…こうだった。

 華音の事を好きだった、同期の女の子が。


『あたし、華音に酷い事された…』


 曽根くんに泣きついた。


『こんなあたし…もう、誰も相手にしてくれない…』


 当然、彼女を好きだった曽根くんは…


『そんな事ないよ!!俺がついてる!!』


 …言ってしまうよなあ…。



 結婚話も持ち出されて。

 曽根くんは舞い上がった、と。

 そして、傷付いた彼女を助けたい一心で…

 人気を落としてやろう…と、紅美とのゴシップをリーク。


 が…


「激怒した紅美ちゃんが、俺を訪ねて来ました。」


「…だろうな。正義感の塊で出来てるような奴だから。」


 簡単に想像できてしまって、小さく笑う。


「うん…俺の事、たった一人の親友だ、って言ってたのに、何で裏切ったんだって。」


「……」


「そしたら…キリも来て。てっきり殴られると思ったのに…」


 曽根くんは、涙ぐみ始めた。


「…これ、やる。って、ライヴのプレミアムチケットを…」


「……」


「いつか、俺にはステージを見てもらいたかったから…って…」


 早乙女さんが、曽根くんにティッシュボックスを渡す。


「…ども…」


「君は、いい子なんだね。」


「…え?」


 早乙女さんの言葉に、曽根くんは鼻をかみながら。


「…そうだったら…裏切るような事…」


 最後まで、言えなかった。


「君だったんだね。ライヴの日、華音がステージから降りて殴りに行ったの。」


「…はい。」


「ライヴの前日に、言ってたよ。」


「…何を…?」


「5分ほど、すごく個人的だけど、すごく大事な事に使う時間をもらえないかって。」


「……」


「あの事務所の大イベントに、私用の時間をくれって言う奴、初めて見た。それぐらい…君は華音にとって大事な人なんだね。」


 早乙女さんの言葉に…曽根くんは涙を我慢する事ができなくて。


「俺…一生、キリの事…大事にする…」


 それは…

 心からの言葉に思えた。




「俺、曽根そね仁志ひとしっていいます。親には『ヒトシ』のヒを飛ばして、『トシ』って呼ばれてます!!」


「トシ。おまえ、その女とはちゃんと決着つけたのか?」


「つけました!!もう、二度と会いません!!」


 早乙女さんと、『トシ』…酔っ払い同士の会話は…


 この繰り返しだった。

 確か、7回めを迎えた頃に、トシが。


「もう、無理です。おやすみなさい…」


 そう言って、ソファーに倒れ込んだ。


 結局俺は…

 彼に、『ニカ』と呼ばれることになったらしい。

 …キリに、ニカ…


「ついでに、サオって呼ばれたら良かったのに。」


 俺が笑いながら言うと。


「そんな呼ばれ方はされたくない。」


 早乙女さんは、くっくっと小さく笑った。



 …二人になると…どうしても沈黙も増える。

 それで、さっきまではトシが盛り上げてくれていたのだと気付いた。



「ここに来て、飲んで食ってばっかりだ。」


「ははっ。確かに。あ、あとは泣いたり。」


「あー、それはオフレコで頼む。」


「特に、陸兄に?」


「そうそう。」


 いつの間にか…敬語じゃなくなった。

 自然と…肩の力も抜けた。



「…父さん。」


「…ん?」


「…って、呼んでも?」


「嫌なわけはないが、無理はするなよ?」


「今、自然と出た。」


「…ならいいよ。」



 冷蔵庫のビールを飲み干してしまった。

 明日、こっそり買い足しておかないと叱られそうだ。

 なんて言いながら、笑い合った。



「今…幸せ?」


 俺の問いかけに。


「ああ。もちろん。」


 父さんは…穏やかな笑顔。


「思い悩んだ時期もあったが…それも全部、今となっては、だ。」


「…思い悩んだのは…」


「最初は…二人の父親の事かな。」


「……」


「…同じ想いをさせて、申し訳ないと思ってる。」


 父さんは、少し伏し目がちになって。


「早乙女の両親は…とても愛を持って育ててくれた。だけど俺の気持ちはずっと浅井晋にもあった。」


 話し始めた。


「でも、俺の場合、親父はアメリカにいたし…文通っていう手段でやりとりはしてたけど、意識するほど近い距離にいたわけじゃない。」


「文通…親と手紙のやりとりって想像できないな。」


「くだらない事ばかり書いてた気がする。その夏一番に聞いた庭の木のセミの声の事とか、仙岩池のアヒルの事とか…」


「仙岩池って、桜花の近くにある池?」


「そう。俺が子供の頃には、あそこにアヒルがいてさ。可愛いなあ~って眺めてたら、辺りが暗くなってて。慌てて走って帰ってたよ。」


 笑ってしまった。

 この人は、今も可愛いものを見ると、そうなりそうな気がしたからだ。


「早乙女の父は…俺がいるのを知ってて、早乙女に婿入りしてくれてね。」


 望月もちづき政則まさのりさん。

 俺は、高校の時に『早乙女さおとめ千寿せんじゅさんが父親だよ』と親父に聞かされて…

 調べた。



「とてもいい人で、その人に応えたいと思う気持ちが空回りしてたように思う。だけど…父は俺に『おまえは早乙女の駒にならなくていいんだ』って。」


「…早乙女の駒…」


「自分の生きたいように生きろってね。浅井晋に憧れてるなら、夢を持ってるなら、それを目指せって。」


 二階堂のようではなくても…たぶん、早乙女家も。

 色んなしがらみや掟はあったと思う。

 俺達は夢を見る事すら知らなかったけど、もしその夢を見てしまっていたら…

 俺は、どうなっていたのだろう。




「…どんな恋を?」


 俺の問いかけに、父さんは少し目を丸くして。


「織と?」


 笑った。


「うん。」


「…誰にも言うなよ?」


「分かった。」


「…お互い、一目惚れ。」


「えっ…それはー…ちょっと意外だな。」


 親父と…父さんは、見た目は全くタイプが違う。


 現場に出ている親父を見て、俺はいつも『黒豹みたいな人だ』と思う。

 素早くて的確な…無駄のない動き。


 だけど、父さん…早乙女千寿は。

 ゆったりとした、昔からそこにあったかのような…大木をイメージさせる。

 いつも緑の葉を多くしげらせ、誰かを雨や陽射しから守ってくれるようなイメージ。



「いつも公園で待ち合わせて、他愛もない話をした。」


 その時の母は…どんな顔をしていたのだろう。と、ふと思った。

 恐らく、初恋。

 親父に対しても全力の愛を注いでいるのは分かるが…初恋は、特別だ。



「…だけど、世界が違うと言われた。」


「それは…うちの家業の事で?」


「いや、早乙女の家柄。」


「……」


「織から、別れの手紙が来てね。会ってちゃんと話したいと思って、家に行こうとしたら…陸に待ち伏せされてさ。」


 もう、ビールは空で。

 結局、父さんはお茶を入れた。


「妊娠した事を、そこで知った。」


「陸兄から?」


「ああ。ボコボコに殴られた。」


 陸兄は腕っぷしが強い。

 …本当に、ボコボコにされたんだろうな…



「それで…家に行ったら…門の前に『二階堂組』だし。驚いた。」


 今でこそ…あの看板は掲げてないが。

 昔は、立派な物があったらしい。



「その時は、素直に…ヤクザだって信じた。」


「…だろうね。秘密組織だなんて、どこにも漏らしてなかっただろうから。」


「それでも、織を想う気持ちに偽りはないって言ったら…信じて欲しければ指を切れって言われたんだ。」


「…それは…俺のじいさんに?」


「いや、女性。きれいな人だった。」


 つい…父さんの指を見た。


「…織からの手紙に、夢を叶えてくれって書いてあってね。俺の気持ちが本物だって伝えるには、夢を叶えるしかないって思ってた。だから指は切れなくて…俺達も…終わった。」


「……」


 その手に、触れる。


 …ばあさんは、指を切らせる気なんて、もちろんなかったはずだ。

 だけど、そこまでしなきゃいけなかった。

 …二階堂を守るためにじゃなくて…


 この人を守るために。



「…どうした?」


 俺の手を握り返した父さんは、優しい声。


「…夢を、叶えたね。」


 映像でしか見た事のないライヴステージ。

 それでも、俺はいつもドキドキする。


「海に…父さんって呼ばれた事で、もう夢は全部叶った気がするよ。」


 父さんはそう言って、少し照れくさそうに笑った。



 結局、その後…

 奥さんにも一目惚れしたんだと告白されて、惚れっぽいな!!と笑い合った。


 それから…俺の話もした。

 空の話…泉の話…

 両親を尊敬している事。


 そして…



「婚約解消の裏には、女の影でも?」


 ズバリ…聞かれた。


「…直接の原因じゃないけど、吹っ切ったつもりでも忘れられない人がいて…」


「一般の女性と結婚しちゃいけないってルールでもあるのか?」


「その辺は暗黙の了解って言うか。危険すぎるから。」


「あー…まあそうか。」


「でも、今度こそ終わらせられる気がしてる。」


 俺が背筋を伸ばしながら言うと。


「終わらせたくないなら、終わらせる必要はないんじゃないか?」


 父さんも、同じように背筋を伸ばして言った。


「…え?」


「あの頃と今じゃ、二階堂の体制も変わってきてるんだろ?」


 俺は…この時、自分の中の変化にも気付いた。

 二階堂云々じゃない。

 終わらせられるって思えたのは…

 華音の存在だ。


 あいつを身近に感じて、あいつを好きになって…

 きっと、俺は本気で紅美と華音が結ばれたらいい。と思い始めてるのだと思う。



「…そっか。二階堂の体制も変わってきてるし…確かに、無理も出来たかもしれないのにな…」


 独り言のようにそうつぶやいて、俺は笑う。


 とんだ奴に出会ってしまった。

 華音を深く知らなかったら…俺は、紅美を諦めないかもしれないのに。



「…今のつぶやきの真意は分からないけど…」


 父さんはそう言うと、立ち上がってキッチンに行って。


「今日の海は、今までと全然顔が違う。」


 手に、ワインを持って戻って来た。


「…叱られないかな?」


「叱られたっていいさ。」


「…それもそうか。」


 二人でワインを開けて。

 そのまま、床に転がって寝た。





 賑やかな足音に囲まれた時は、もう昼前で。


「起きろ。」


 華音に、たたき起こされた。


 眠い目を擦りながら起き上がる。

 隣で同じようにして起き上った父さんの顔を見て…


「ぶはっ…」


 笑う。

 メガネをかけてないのに、メガネが描いてある。


「あはははは。」


 俺が笑うと。


「ははっ。おまえも、人の事笑えない。」


 父さんも、俺を見て笑った。


「え。」


 腕組みをして俺達を見下ろしてる華音が。


「ビールとワインを飲み干した罰だ。」


 スマホを差し出した。


 そこには…


「う…そ…それ、消せよ!!」


「やだね。何かあった時に使う。」


 奪い取ろうとしたが、華音が高く上げた。


 スマホの画面には…

 父さんと同じように丸いメガネを描かれて。

 涙とヒゲまで描かれた俺が、父さんと並んで、少し口を開けて寝てる写真があった。


 おまけに…二人の頭には、花冠。


「うほっ。いい写真!!」


 いつの間にか起きてたトシが、スマホを覗き込んで言う。


「おまえのもあるぜ。」


「え?」


 トシの顔に落書きはないが…


「うわっ!!なんだよこれ!!」


 大きく足を広げたトシのスウェットに、ワインの瓶が突っ込まれている。

 何とも卑猥でだらしない一枚…



「何しても起きねーぐらい飲むなよ。俺が敵なら、みんな死んでるぜ?」


「ごもっとも。俺はもう五回は殺されたな。シャワーしてこよう。」


 父さんはそう言って、笑いながら立ち上がった。


「あ、やっと起きた?…って、ふふっ。酷い顔。華音たら、悪い子ね。」


 さくらさんが、俺の顔を見て笑った。


「ばーちゃん。」


「ん?」


「ん。」


 華音はそう言って、さっき俺と父さんの頭に乗せられていたであろう花冠を、さくらさんの頭に乗せた。


「まあ♡可愛い♡作ったの?」


「暇だったから散歩に出かけたら、少し南に行った所に花屋があった。」


「あら、良かったわね。」


 …良かったわね?


 俺が眉間にしわを寄せると。


「キリ、花のある生活じゃないと落ち着かないらしくて。」


 トシが、俺に耳打ちした。


「色々質問してたら、葉ものや捨てるミニバラくれるって言うからさ、もらって来て作った。」


「相変わらず器用ね。これ、もらって帰っていい?リースにして飾っちゃお♡」


 さくらさんは、満面の笑み。



 本当に…器用だな。

 素人目に見ても、それがすごくいい物なのが分かる。

 何より…

 花に対して愛さえ感じた。

 しかし…


「…花冠ねえ…」


 俺とトシが小さな声でつぶやくと。


「…お花のお家の子ですから~。」


 まるで歌いだすかのように、華音がそう言った。




「出掛けるぞ。」


 父さんとさくらさんが、事務所(ビートランド)に行って来る。と出かけて。

 俺が宴会の残骸を片付けてると、華音が言った。


「オフ最終日だ。いいとこ行こうぜ。」


 俺とトシと沙都は顔を見合わせて。


「…いいとこ?」


 華音に聞き返した。



 とりあえず、車に乗る。

 運転席に華音。

 助手席は沙都。

 後ろに、俺とトシ。


 一昨日まではあり得なかったようなラインナップ。



「SHE'S-HE'S聴こうぜ。」


 華音がそう言って、CDを流した。


「これ、カッコいい曲だよなあ。」


 トシが歌い始めた。


「何、おまえ覚えたんだ?」


 華音が嬉しそうに言う。


「Live aliveで一気にファンになってさ。CD全部買った。」


「マジかよ!!おまえ、超いい奴だな!!」


 華音が前を向いたまま、トシに手を差し出す。


「てか、母親が歌ってるって教えろよな!!」


 トシは、その手に強くタッチした。


 自然と…みんなで歌い始めて。

 俺がそれを黙って聴いてると。


「海、おまえも歌え!!知ってんだろ!?」


 ゴキゲンな華音が、大声で言った。


「う…」


 歌えと言われても。

 歌は聴く物であって、歌う習慣がなかった。


「あれっ。ニカ、もしかして音痴?」


「音楽のテストは悪くなかったから、それはないと思う。」


「何マジ返してんだよ。てか、ニカって何だよ。」


「夕べキリが寝た後に決めたんだよ。ニカはニカ、俺はトシ。でもキリにはトシって呼ばせない。」


「うちの庭師の名前と同じだ。」


「ぜっっっったい呼ばせない!!」


「あははははは。」



 楽しい。

 31にもなって…

 何やってんだ。って気持ちと…

 初めて味わう『友情』らしき物に、酷く感激してる自分もいる。

 それと同時に…

 自分が薄っぺらい人間だった気もする。


 これを機に…色々見つめ直したくなった。



「こ…ここって…」


 辿り着いた店の前で、沙都が目を白黒させた。


 ストリップハウス。


「…キリ、ここ入るのか?」


「入ろうぜ。」


 華音は意気揚々と入り口に向かう。

 俺は華音の楽しそうな背中を見て。


「ま、社会勉強だな。」


 笑いながらついて行った。


 その後を、戸惑った様子の沙都とトシがついて来た。


「まるでバチェラーパーティーだな。」


 俺が華音に並んで言うと。


「ははっ。そんなんじゃねーよ。こっち来てすぐ一人で入ったら、すっげ楽しかったから連れて来たくて。」


「……」


 ますます…華音に興味を持った。

 どれが正解なんだ?

 無駄に何でも出来て、変わり者で、不器用で、掴みどころがなくて…

 だけど、正直者で、屈託なくて…人の気持ちに寄り添う事が出来る。



「うおーっ!!すげー!!」


「曽根、あんま騒ぐな。前に行きたきゃ黙って座ってろ。」


「ノ…ノン君、僕は…いいよ…」


「まあそう言うな。チップちらつかせてニコッとしてな。」


 華音にそう言われた沙都は。


「……」


 ストリップダンサー達から、大モテで。


「あっ、いやっ、僕は、い…うわ~………」


 プライベートダンスに誘われて、個室に消えて行った。

 そんな沙都を見て。


「あいつ、泣いて出てくるかな。」


「踊るだけだろ?」


「キスぐらいはされるだろうな。」


「裸の女に密着されて一曲…キツイな~…」


 俺達は、沙都がどんな顔をして出てくるか賭けをした。


「ニカは泣いて出てくる、俺は怒って出て来る、キリは笑顔で出て来る、な?」


 そして沙都は…


「……おまえ、何したんだよ。」


 ダンサーを骨抜きにして。

 得意げな顔で出て来た。

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