第3話 ドアがノックされて。

 〇桐生院華音


 ドアがノックされて。

 沙都か沙也伽か紅美…紅美は今はないか…


 どうせ、沙都か沙也伽かと思って。

 シャワーから出たばかりの俺は、上半身裸で、歯ブラシをくわえたまま…ドアを開けた。


「お酒でも飲みに行かない?」


 ドアの前で、可愛く首を傾げたのは…


 麗姉。


 俺のおふくろの妹で、俺の叔母。

 …紅美の母親。



「…へ?ひふひはほ…」


「ふふ。いやね。何言ってんの。何も予定ないなら、服着て来て。」


 パチン、と俺の胸を叩いて、麗姉は中に入るとソファーに座った。

 何となくギターを弾く気にもならなくて、今夜はもう寝よう。なんて思ってたんだけど…

 とりあえず…出掛ける支度をする。


 なんで麗姉が?

 …まあ、紅美の所だろうけど。




「ノンくんと飲みに行ったなんて言ったら、姉さんに妬かれちゃうかしら。」


 麗姉は近所のバーのカウンターで、そう言って笑った。


「一人で来た?」


「ええ。陸さん仕事あるし。」


「…紅美、平気そう?」


 グラスに目を落として問いかけると。


「気になるなら会えばいいじゃない。真向いにいるんだし。」


 麗姉は、あっさり。


「あいつが会いたくないかなと思って。」


「あら。意外と控え目な所もあるのね。」


 つい、首をすくめてビールを飲んだ。


「ノンくんほどじゃないけど、昔から出来る子だったからね…。今は試練って感じかしら。」


「…俺は出来る事が嫌で合わせてたけど、紅美は出来る事を悪い事じゃないからってちゃんと武器にしてたよな。」


「両極端な二人ねぇ。」


 俺は…昔からそうだった。

 出来てしまう事で目立つのが嫌で。

 それで…ある程度みんなに合わせてた。

 全力でやりたい事がなかったし、それでちょうどいいとも思ってた。

 学祭のステージ裏でギターを弾くのも…全力で弾いた事なんかなかった。

 それでも喜ばれた。


 出し惜しみじゃなくて…

 出し方が分からないんだ。



 紅美は…昔から一番になるのは頭のいい奴の特権でしょ!!と言わんばかりに。

 何でもトップだった。

 俺には、そういう開き直る強さがなかった。


 …家族の事は愛してる。

 だけど…

 サラブレッドと言われることが嫌だったのかもしれない。


 出来て当たり前。

 出来たとしても、それは俺の力じゃなく…サラブレッドの血として受け取られる。

 ほんとは俺だって、頑張りたい。

 そういう熱を持ちたいのに、と。


 …ガキだな。



「…俺さ。」


「うん。」


「本気で…紅美のボーカルじゃないと、やってく気ないんだ。」


「…そ。」


「でも…何言っても…紅美には響きそうにないから…」


 グラスに残ったビールを一気に流し込む。


「…落ち込んでるわね。珍しく。」


「…珍しく。は、余計だろ。俺だって普通に落ち込むさ。」


「ゴシップが出た時でさえ、堂々としてたのに?」


「あれは…別にどうでもいい事だったから。」


「いつから、紅美の事好きなの?」


「いつだっ……って、おい。流れで何言わせんだよ。」


 心拍数が上がった。

 俺…今、普通の顔してるか?



「ありがとね、ノンくん。」


「…何。」


「紅美の事、これからも宜しくね。」


 麗姉は、俺が何も言ってないにも関わらず。

 勝手にそう言ってビールを飲み干して。


「ちょっとオシャレなお酒でも飲んでみようかな~?」


 壁に貼りつけてあるメニューを指差して笑った。



 * * *


 〇二階堂紅美


「……」


 あたしは、ギターを手にしてソファーに座って。

 一人で考え事をしながら…ギターを弾いた。


 今まで…ミーティングの時だってずっと…ノンくんは、片時もギターを離さなかった。

 ずっと弾いてたよ…。

 ただ才能があるんじゃなくて…努力もしてたんだよ。

 なのに、あたし…

 ノンくんには分からないみたいな言い方してしまった。


 母さんに言われた事も…胸に響いた。

 あたし、何でも無駄に出来ちゃってたからな…

 挫折を味わうと…途端に弱くなる。


 …うん。

 大正解。



 あたし、今まで何を頑張って来た?

 自分に正直にしてるだけで、みんなから愛されて。

 なのに、生い立ちが最悪!!ってグレて。

 海くんと別れて壊れて。

 もっと壊れたいって…色んな人を傷付けて…


 あー…!!

 あたし、最悪!!最低‼︎


 ノンくんの歌もギターも、最高だよ。

 だけど…自惚れかもしれないけど…あたし、追い付けなくないかも。

 だって、楽しくてやってるだけで…今ぐらい出来るんだから。

 本気になれば…

 いや、もう本気だったけどさ。

 もっともっと本気になって、あたしの全てで頑張れば…


 ガチャ


 ドアが開いた。

 母さんかな?


 首だけ振り返ると…


「おす。」


 …ノンくん。


「…沙都は?」


「麗姉が飲みに行こうって出てった。」


「…元気だな…母さん。」


 何となく顔が見れなくてギターを弾き始めると。


「…紅美。」


 ソファーの後から…ノンくんに、抱きしめられた。


「……何これ。」


「俺…マジだから。」


「…何が…」


「おまえの歌じゃないと…弾かねーよ…」


「……」


「俺がバンドに入った時…何でサラブレッドの道を選んだのかって聞いたよな。」


「…うん…」


「おまえが、歌ってたからだよ。」


「……」


 ノンくんからは…超、お酒のにおい…!!


「…酔っ払って言われても、説得力ない。」


「おまえは、俺の才能がどーとかつまんねー事言うけどさ。」


 話聞けよ!!


「つまんねー事?才能がある事がつまんねー事なの?」


「つまんねー事だよ。そんなのがあっても、やりたい事と違えばつまんねー事でしかねーじゃん。」


「……」


「そのためにも、これから俺は全力でおまえにぶつかる。だからおまえも…俺に潰されずに…頼むから、俺を超えてくれ…。」


 すごく…

 すごく、プレッシャーな言葉が次々に出て来た。

 だけど…

 全力であたしにぶつかるって言ってくれたのは…嬉しかった。


 合わせる。じゃない。


 …あたし、超えれるかな。

 いや、超えなきゃいけないんだよ。



 あたしが無言でギター弾いてると。

 ずずずずず…と、ノンくんが身体を落として行って。


「かー…」


 床に倒れ込んで…寝てしまった。



「…何なの…」


 あたしは小さく笑って、ノンくんに毛布をかけると。

 ノンくんをそのままにして…ギターを弾き続けた。



 * * *


 グレイスは嫌な顔をしたけど、あたし達はスタジオに通った。

 そして、ノンくんのボーカルで練習をした。


「違う。沙都、そこはスライドさせろ。」


「あっ…うん。」


 ノンくんは…


 容赦なかった。


 沙都と沙也伽は泣きそうになってたけど。

 あたしは…もっと早くこうして欲しかった。って思うぐらいだった。


 楽しくやって来た。

 それがダメとは言わないけど、今はダメだったって事にして。

 常に自分に厳しくしたいと思った。


 毎日、ジムに通った。

 体力作りも、今までみたいにリビングで適当にするんじゃなく…ちゃんとメニューにそってやりたいと思ったから。

 気付くのが遅いぐらいかもしれないけど、何もしないよりは、いい。


 家に帰ると、母さんが料理をしてくれてて。


「もう、このまま一緒にいて~。」


 なんて沙都に言われて嬉しがってた。


 沙也伽は、ご両親がスタジオ見学に来たりして…

 あまりのノンくんのスパルタぶりに、ヒヤヒヤしてたみたいだけど…

 それでも頑張る沙也伽の姿を見て…何だか安心したのか。

 一ヶ月滞在の予定が、三週間で帰国された。



 もうすぐ二月。

 足元がツルツルだけど、凍りそうに寒い朝だけど。

 何だか今日は外を走りたくて。

 あたしはまだ暗い内から外に出た。


 最近体が軽いのは、トレーニングの賜物なのかな。

 それと…充実した食生活と…グレイスやノンくんの厳しい指摘に耐えられるぐらい考え方を変えられた事。

 打たれ弱かったあたしは、今や打って来るものに打ち返す勢いだ。



「ふー…さむっ…」


 手袋はしてるものの、手がかじかむ。

 息を吹きかけながら軽くストレッチをして駆け出した。


 この街は、どの時間でも人がうろついてる。

 治安は中の上ぐらいだけど、全く危険じゃないとも言えない。

 自分の身は自分で守らなくちゃいけない。

 だから、走るコースもなるべく表通りの明るい道を選んだ。



「!!」


 2kmほど走った所で、突然目の前に車が停まった。

 周りには、あたしを含めて…7~8人がいたと思う。

 急に停まったその車から慌てて降りてきた男は、あたしの左前方にいた女性の腕を掴むと。


「来るな!!こいつを撃つぞ!!」


 後ろからやって来た車や人に向かって叫んだ。


 …え?え?

 これって…何?

 映画のロケ…とかじゃない…よね?


 辺りは騒然として、だけど…あたしを含めて5人は逃げ場を失ってた。

 と言うのも…

 車が停まった反対方向に…仲間がいた。



「新しい車を用意しろ。警察車両は全部他へ移せ。さもないと、こいつら全部殺す!!」


 あたしは…こんな時なのに。

 のんきな事を考えてた。


 …海くん…来てくれないかな…



 なんて…。




 て言うか…

 この状況、どうにかしなきゃ。

 あたし、こんな所で死ぬわけにいかない。


 デビューだってしなきゃいけないし、何はともあれ…本当は真っ先に海くんに会いに行きたい気持ちだったけど…

 バンドが中途半端な時にそれはないな。って。

 ちゃんと、進み始めたら…考えようって思ってた。

 今は、バンドの事。



 なのに…この展開…

 あたし、ちょっと期待しちゃってる。

 いや、ダメだよ…

 人の命がかかってんだから…



 銃を持った男は一人…

 あたし達の後にいる仲間…三人は、ナイフしか持ってない。

 オリンピック柔道で世界一になった早乙女さんに習ってたあたしだけど…それも昔の話。


 それに、サボりまくってたし。

 人を巻き込む事になっちゃいけないから、下手に動くまい…


 それにしても…寒い。

 走って少し汗をかいた所だったから、余計に体が冷える。

 風邪ひいたらどうしてくれんのよ…


 そんな事を考えながら、ふと…上を見た。


「……」


 上に…人がいる。

 ビルの上から、ロープをつたって降りて来てる。


 いや…それ…危ないんじゃ…

 って、あたしが見てちゃダメか。


 慌てて視線を他に向ける。

 誰も…気付いてないよね…

 頑張って!!上の人!!


 なぜか全面的に警察を信用してるあたし。

 それが警察なのか、二階堂なのかは知らないけど。

 ただ、何となく…大丈夫な気がして、のんきに構えてたんだけど…


「おまえ、こっちに来い!!」


 隣にいた女性が乱暴に引っ張られて。


「ちょっと!!そんな乱暴にしないでよ!!」


 つい…大声を上げてしまったあたしは…


「うるさい!!黙れ!!」


 ナイフで、切りつけられた。

 周りで悲鳴が上がる。

 あたしの左腕から…血がしたたり落ちた。


 ……痛くはないけど…熱い感じ。


 これ、おニューのジャージなのに…って、また関係ない事考えて…


「…何…すんのよ…」


 頭に、血が上った。


「何すんのよー!!」


 あたしを切りつけた男に回し蹴りをくらわすと。


「今だ!!」


 その騒ぎに、銃を持った男が振り向いたせいか。

 警察は、その男を取り押さえて。

 上からも人が降りて来て。

 現場はあっと言う間に…犯人逮捕の賑わいに変わった。



「手当をします。車に来て下さい。」


 上から降りてきた男の人に、そう言われて。

 そう言えば、切られたんだっけ…って、自分の腕を見た。

 ああ…母さんに叱られちゃうよ…

 こんな時間に走りに出るなって言われちゃうよね…


 そんな事を考えながら。


 あたしは、その人について車に向かった。



「日本の方ですか?」


 さっきまでは英語だったけど。

 車で手当てが始まった途端、日本語で話しかけられた。


「はい。」


「…縫った方がいいと思うので、このまま病院に向かいます。」


 えー…縫うの?って思ったけど。

 最近は縫う方が傷が薄いって聞いたしな…と思って、言う事を聞く事にした。


「お名前聞いてよろしいですか?」


「…二階堂紅美です。」


「えっ?」


「え?とは?」


「あ…いえ、陸さんのお嬢さんですね?」


「て事は、あなたは二階堂、と。」


「はい。富樫と言います。」


 富樫さん。

 初めて聞く名前だ。


 富樫さんはかなり車を飛ばして病院に向かった。

 そして、到着するとすぐさま…


「何としても、傷が残らないように丁寧に縫合お願いします。」


 すごく…焦った感じでそう言った。


「あ…あの、あたしがでしゃばったんで…自業自得なんで…」


 申し訳ないな…って思いながら、富樫さんに頭を下げる。


「いえ、あなたの勇気ある行動がなかったら、もっと長期戦になってました。お年寄りにあの寒さは耐えられなかったと思います。」


 …そう言えば、五人中二人は年寄りだったな…


 携帯が鳴って、富樫さんが廊下に出る。

 あたしは腕を出して初めて、結構な傷がある事に気付いた。

 お医者さんは、手早く…だけど丁寧に縫ってくれて。

 幸い痛みもそんなになくて…

 だけど、痛みにビビりなあたしは、一応痛み止めをもらって帰る事にした。



 あたしが薬をもらってロビーにいると…


「車で送ります。裏の方へどうぞ。」


 富樫さんが、そう言ってくれた。


「あ、ありがとうございます。」


 …海くんの事…聞いてみようかな…

 なんて思ってると。


「富樫、ここはもういい。」


 背後から…低い声…と共に。

 あたしの肩に、コートがかけられた。


「は。分かりました。ボス。」


 顔だけ振り返ると…そこに…海くん。



「……」


 声が出なかった。


 海くんは、あたしと視線を合わさず…ただ、背中に手を当てて…車に誘導してくれる。


 久しぶりに見た…黒ずくめの海くん…

 あたしの心臓…壊れそうなぐらい音…出てない…?



 駐車場に出て、海くんは…後部座席のドアを開けた。

 …助手席には、座らせない…と。

 まあ、いいけど…



 おとなしく乗り込んで、おとなしく座った。

 海くんは車を発進させて…無言のまま、10分。

 あたしが言ってもないのに…アパートの前にたどり着いた。



「……」


 ドアを開けられて…無言のままだけど、海くんの顔を見上げた。

 すると…


「麗姉来てるんだろ。状況を説明する。」


 相変わらず…目は合わさずに。

 低い声で、それだけ言うと歩き出した。



 先に歩いてく海くんの背中を見つめながら…あたしは、ゆっくりと歩いた。

 もう、通勤や通学で人が行き交ってて、たぶん、朝の食卓にあたしがいない…って、ちょっとした騒ぎになってやしないかな…って。

 少し心配になって来た。


 だけど…


「ああ、紅美!!」


 階段を上がる前に…母さんが駆け下りて来た。


「大丈夫なの!?」


「え…?」


「こっちの本部から電話があったのよ。紅美が怪我をしたって…海くん、色々迷惑かけて…」


「迷惑はかかってないけど、あんな時間のジョギングはいただけない。」


 海くんは、淡々とそう言った。

 …しかも、母さんに。

 なんであたしに言わない…?


「じゃ、俺はこれで…」


 海くんが帰ろうとした、その時…


「紅美ちゃん!!」


 沙都が階段を駆け下りて来て。


「あ…」


 海くんを見て。

 足が止まった。


 …そう言えば、沙都…知ってるんだっけ。

 どうして知ったのか…聞くの忘れてたな…。



「…え…えっと…」


 沙都は…少しテンパったのか。


「えっと…お、おはよう!!久しぶり…海くん…!!」


 変なテンションで、そんな挨拶をした。


「…久しぶりだな。」


「う…うん…」


「……」


「……」


 今度はそこへ…


「あっ!!小田切先生!!」


 …沙也伽が来た。

 つい…額に手を当ててしまう。


「沙也伽ちゃん…それ、懐かし過ぎる…」


 沙都が目を細めて苦笑い。


「えーっ、何それコスプレ?マフィアみたい。」


 沙也伽…あんた…目が笑ってないよ…。

 そうすると…当然…


「紅美。」


 階段の上から。

 低い声が聞こえて来た。


「……」


 海くんが、無言でそこを見上げる。


「…何…?」


「怪我したって、大丈夫なのか。」


「…うん。縫ったけど…平気。」


「ギター、弾けんのか?」


「うん…平」


「無茶するな。」


 平気…って言おうとした所で。

 海くんに…遮られた。


「せめて三日は安静にしてろ。」


「……」


 相変わらず、海くんはあたしを見てないんだけど…

 あたしは、海くんを見て。

 それから、ノンくんを見て。

 それから…母さんと沙都と沙也伽を見渡した。


 ど…どうしたらいいの…


 沙都なんて、緊張のあまり…泡吹きそうな顔になってる…



「ま、とりあえずご飯にしましょ。海くん、食べてかない?」


 か…母さん!!やめてー!!


「いや、遠慮する。仕事に戻らないと。」


「あら、そう?じゃ、ちょっと外まで送ってくから。あんた達、残さず食べるのよ?」


 母さんはそう言うと、沙都と沙也伽の背中を押した。


「あ、コート…」


 あたしは、肩にかけてたコートを脱いで、海くんに渡す。

 その時…かすかに指が触れて…

 初めて、海くんと目が合った。


「っ……」


 つい…慌てて手を引っ込める。


「…これで新しいの買え。」


 海くんは、そう言ってポケットからお金を出した。


 新しいの?

 ああ…ジャージか。

 腕の周り、ザックリ切れて…中に着てたTシャツは血まみれ。



「…要らないよ。」


「心配するな。経費だ。」


「…あ、そ…」


 そうですか…と思って、お金を受け取る。


「あ…コート、血がついてないかな。クリーニングに…」


「気にしなくていい。」


「でも…」


「紅美、早く中入って着替えなさい。そんな血だらけのジャージ、嫌だわ。」


 母さんに促されて、あたしは中に入る。


 …未練がましい…

 海くんはあたしを見ないのに。

 もっと声を聞きたいと思ってしまう。

 それがどんなに…


 冷たい声であったとしても…。

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