相続税

ちょっと引用してみます.

(P134)・・・まず、次の事例を考えてみよう.


Aさんは遺産5億円のうち、他の相続人に遠慮して自分は3000万円だけ相続した.


Bさんは遺産1億5000万円を5人で均等に相続し、3000万円を相続した.


Cさんは他の相続人に相続放棄してもらい、遺産3000万円を1人で相続した.


・・・この場合A、B、C3人の相続税負担はどうあるべきだろうか・・・


・・・Aさんが一番重く、次にBさんで、Cさんには相続税がかからない・・・


・・・日本の相続税で一番の問題は、相続によって取得した額が同じでも遺産額の大きさによって税負担が異なる、という点にある・・・

引用を終わります.



その理由は、この後に説明されています.興味のある方は、読んでみてください.それほど難しい話ではないので、一読すれば理解できると思います.


そしてその後、話題は相続廃止は可能かという議論に入って行きます.




ちょっと引用してみます.

(P152)・・・相続制度は親とはいえ他人の物を自分のものにすることのできる制度で、基本的に不労所得である・・・そのような機会のない人との均衡からも税負担を求めるのは不合理とはいえまい.では、どのような制度が望ましいのだろうか・・・

引用を終わります.




僕の個人的な意見としては、相続税の税率を100%にして、各人の遺産をすべて国家が没収して、そして国民全体に平等に分配したらいいと思っているんですけどね.どう思います?


(続く)

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読書感想文『日本の税金』 茜町春彦 @akanemachi

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