精神障害者認定のからくり(障害年金というゴミみたいな制度はさっさと廃止してもらいたい)
「私、精神障害者手帳2級を持っています」
自分のアカウントのプロフ欄に、このように自己紹介している人を、よく見かける。
しかも、この人たちは、同居の家族が健在の、実家暮らしの人ばかりだ。
誰が、どんな精神的病状を抱えていて、どれくらいの深さなのか?病気そのものについては、他人である私が文句を言うつもりはない。
それに先天性の障害者や、特殊学級・障害者学級の出身者に対しても文句を言うつもりはない。
ただ、認定の過程においては、大いに言いたいことがある。
結論から言うと、私は「精神障害者手帳3級」という認定となっている。それが印字された精神障害者手帳を持っている。
というわけで、私は、こういう主張をしている人よりも症状が軽いということになるのだけど……。
はぁ?って感じ。
もう、笑うしかない。
私の症状は、立っているだけでやっと……という状況である。別に大袈裟に言っているつもりはない……。
持っている診断書はたくさんあって、「解離性健忘」「統合失調症」など、様々……。
天涯孤独で身体の動かない私がバイトやパート生活で最低限の生計を立てたら、「働いているのなら……」という理由で3級にされ、家族や施設の人間に支えられてニート生活や不登校学生を満喫している人には「働いていない」という理由で2級になる。
笑うしかないでしょ?
そういう認定の仕方だと、私が2級以上になることは絶対にない。
なぜなら、天涯孤独で持ち家も無く、貯金ゼロの私が働けなくなったら、もう一度、路上生活と牢屋生活を行ったり来たりする生活に逆戻りするからである。
そうなったら病院で受診することはできなくなる。
受診できなくなってしまったら、手帳の交付は無い。
だから、私が「働けない」という称号を持ちつつ病院に行くのは不可能なのである。
まず第一に、自己申告制になっていることがおかしい。
私は高い所から転落したことがあって、身体が壊れたことがあったけど、当時、身体障害者手帳は持っていない。
なぜなら、申請していないから……。
精神障害者手帳だって、裁判所に「精神病院に行ってください」と命じられたので行っただけで、自分から行ったわけじゃない。
もちろん、当初は申請なんかしていない……。
「おカネが無いので、もう病院には来れない」と言ったら、病院にいたソーシャルワーカーにいろいろと指南されて、申請する運びとなっただけ……。
医者は、その申請するための書類を書いてくれるだけだ。
そういう申告は、全て、自分で調べて、自分でしなければならない。
まぁ、これは余談だが……、医者も人間なので、人によって対応が全然違う。
私は、いろんな精神科医と喧嘩してきた。
なぜ、喧嘩になるか?それは、こっちの病状が、恵まれた環境でヌクヌクと生きてきた「医者」という肩書の奴らには、一切、伝わらないからだ。
「どうせ、嘘だろう」と先入観をもたれることも多い。
ただし、私のように、そのあと、病院長と喧嘩し、さらに、自治体の長宛て(行政庁宛て)に弁護士を使って喧嘩すると、精神科医の態度がガラリと変わる。
あんなに高飛車な態度で私を拒絶していたのに、急にお客様扱いになり、診断書に関しても、こっちが書いてほしい診断書を頼めば、普通に書いてくれそうなレベルにまでなってしまうのだから信じられない。
皇族とか有名人だと、そんなことをしなくても、それ同等の圧力をかけることができるから、自分がなりたい精神病になるのは簡単だろう。
ただ、私に言わせれば、どうして、才能や環境に恵まれた良い人生で高給取りなのに、あえて「精神病」を名乗り、自分の価値を無理矢理下げて、ここまでの地位を築いたのは「私の努力・我慢・行動……」のおかげ……としたがるのか?どうして、力づくで、被害妄想者の自分を本当の被害者にしたがるのか?まぁ、そのあたりは、実際に自分が有名人になってみないとわからないのだろうけど、「ふざけるな!」とは言いたくなるね。
現在、精神病になりたがる被害妄想者は、あとを絶たない。
この人たちは「障害者」という称号がほしくてたまらない。
実際は障害なんか無く、普通に健康体の人ばかりだと思う。
精神科と心療内科は、患者主導で医者主導ではない。
外科だと、レントゲンや胃カメラなど健康診断で異常が発見された段階で初めて患者となるので、医者主導である。(基本、嘘は通用しない)
患者主導だったら、障害者になりたい被害妄想者たちが、在りもしない精神不良を訴えることができ、医者をそれを鵜呑みにして診断するしかないので、ある意味、どうとでもできてしまうのである。
だから、働くことができず(働かないではなく働けない!)を客観的に立証するには、私のように路上生活(単にホームレスではなくコンクリートの上での寝泊まり)をするようになってから、初めて診断できるシステムに変えるべきである。
私がそれを強く訴えたいのは、鬱病などの精神病を名乗って、家で暮らしている人って、貯金が尽きたり、生活を支えてくれる家族や監護者がいなくなったら、何事も無かったかのように仕事を再開するような気がしてならないからである。
本当に鬱病などの精神病なら、そのまま路上に落ちるはずである。
それを精神病棟の待合室にいる連中を見ていると、強く感じざるを得ない。
第二に、さっきの続きだけど、全てを自己申告でやるのなら、仮病の人を、身体障害者や精神障害者にしてしまうことが可能で、その数も爆発的に増えている気がする。
しかも、私より上の等級を得てしまう。
さらに、それを利用して障害年金まで獲得できてしまうのだから、もっと信じられない。
まぁ、ある意味、立証不可能な詐欺といったところだろうか……。
私に向かって、「私、精神障害者手帳2級を持っています」と自己紹介されてしまうと、「喧嘩売ってんのか?」となってしまう。
1回きりの人生ということを考えると、私にとっては、路上にいた時間は過酷なものだったので、こんな優雅で贅沢に暮らしている人にそんな事を言われて、不幸の背比べを仕掛けられたら、許せるはずがない。
手帳交付によるメリットは、確定申告の際に障害者控除ができることくらいだ。
あとは、自治体によって違うけど、公的施設を無料で利用できるとか……、そんな程度でしかない。
正直、天涯孤独の私は、持っていようがいまいが、ほとんど関係ない。
ただ、障害年金となると、話が全く違ってくる。
年間で50万円以上、多い人だと200万円以上が支給されるからね。
これに関しても、私のように裁判所の命令だったり、突発的な救急搬送で病院に行ってしまうと、初診日要件を満たさない可能性がある。
だけど、仮病のように自己申告の場合は計画的にそれを実行できるので、初診日要件を100%満たすことができる。
私はもらえないが、仮病の人はもらえるという矛盾が生じる。
私の場合、国民年金の未納は無いが、厚生年金は労働条件により、入っていない時期がある。それでも計20年以上は払っている。それぞれ等級が違うのも大問題(国民年金による障害年金の支給は2級からしかないが、厚生年金による障害年金の支給は3級からある)で、初診日要件を満たしていないと支給されない。私が初診日要件を満たしていないのは、たまたま失業時に裁判所の命令でそうなったからである。それに、私は持ち家無し・貯金無しの天涯孤独である。厚生年金は仕事をしているときにしか加入ができない。仕事を休むイコール路上生活なので、休めない。精神が壊れておかしくなっているときには、当然、仕事なんかしていない。退職したあとだ。さっきも説明したけど、2級になれない私はどうすることもできない……。真面目に働いて納税・納付をしている私が受給できなくて、計画的に1ヵ月だけ納めた奴が受給できるのは、とんでもない話である。まぁ、そういう矛盾は生活保護にも言えることなんだけど……。
精神障害者認定という制度は見直すべきであるし、障害年金も、本当の障害者と仮病のゴミが混在して受給できてしまっている状態なので、制度として破綻していると思う。
本来、受給しなければならない人が受給できず、受給しなくてもよい人が受給している現状では、ハッキリ言って、制度そのものを廃止してもらいたい。
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