アイ・アム・レジェンド

私の人生は、2007年公開の映画『アイ・アム・レジェンド』の序盤の世界観に似ている。

あれは映画であって、当然、架空の物語だと人々は受け取るけど、私にとっては現実そのものだった。


生涯、この世で独り……。

誰もいない……。

あとは、無念の死を待つのみ。

私の存在は、いったい何だったのか?


映画の世界観は、天涯孤独がベースになっていた。

その先の部分も、どことなく似ている気がした。

路上生活をしていた時間はそれほど長くなかったけど、地下が嫌で、地上にいたがった私の行動とも一致している。

アイ・アム・レジェンド?

日本人で、私と同じ経験をした人は多くないと思うけど、今後、時代が混沌としていくにつれて増えていくだろう。

いつか、それが標準化されて、レジェンドではなくなるのだろうね。

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