コンビニに入り浸れる
今日もコンビニ、明日もコンビニ、年中コンビニ、生涯コンビニ、そんな食生活しかできなかった。
直営店の店長時代は、廃棄弁当、廃棄おにぎり生活だった。
人生の時間に、誰か1人でも繋がれる人(友人や恋人)がいたら、こうはならなかった。
結局、家族なし、友人なし、恋人なし、結婚なし、子供なしで1回きりの人生が終わった。
『本当の孤独』に、人生の何もかもを奪われた。
生きる意味・気力・目的・希望が無くなってからは、廃人みたいになった。
神様以外、私の人生の1分1秒を知る者はいない。
出会えない運命と人生が、私から全てを奪った気がする。
もう、どうでもいい。
自殺願望と殺人願望以外、何も残ってないからね。
どうせ、私の生きた世界がわかる奴なんて、この国には1人もいないのだから……、もう全てが無意味……。
毎日、コンビニに行って、無計画におカネを使い、無くなったら無くなったで、また盗めばいいし、捕まったら捕まったで、もう1回牢屋に行けばいいし、借家を追い出されたら、また、路上生活に戻ればいい……、そんな思考しかないよ。
天涯孤独で、生涯、誰とも出会えない運命と人生なら、みんな、そうなるんじゃない?
もう、何もかもがどうでもいいね。
今日もコンビニだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。