百回記念① 祝賀会 Boys Side

【作者前書き】


 今回は百回記念と言う事で、久々に特別編を書いてみました。

 本編第一章~七章と閑話に登場した主要の男の竜河岸が集まり祝賀会を催します。

 普段と一風変えて会話劇形式にしてますので少々読みづらいかも知れませんが

 楽しんでいただけたら幸いです。


 特に目的はありません(笑)

 もちろん女性側も考えてますので(笑)

 後、特別編なので本編の人物相関図とは関係無いパラレルワールドになってます。

 それでははじまりはじまり~


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竜司「ここが会場かー」


 ここは少し広めのとある公民館。

 そこに竜司とガレア、老人と黒の王の四人は出向いていた。


ガレア【なあなあ竜司。

    今日はここで何すんだ?】


竜司「今日は何かここでみんなと話すんだって」


ガレア【話す?

    何で?】


竜司「そりゃぁ……

   作者が百回記念とかで……

   ゴニョゴニョ」


ガレア【何だって?

    良く聞こえねえぞ】


竜司「もー知らないよっ」


源蔵「これ竜司。

   騒ぐでない」


黒の王【全く……

    昇級試験も近いと言うのになぜ我がこんな所に……】


源蔵「まあそういうなカイザ。

   意外にこういう所で得たものが作品に反映されるものだ」


黒の王【マスターがそう言うなら……

    ブツブツ】


 午前八時五十五分 


 皇竜司すめらぎりゅうじ

 皇源蔵すめらぎげんぞう

 黒の王。

 ガレア。


 会場に到着。


 キャラ参照話


 皇竜司すめらぎりゅうじ、ガレア:本編 特別編


 皇源蔵すめらぎげんぞう、黒の王(カイザ):本編一話~四話 閑話第一章


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 げん「ここでええんかいのう?」


 ベノム【知らない……】


 げん「おいっ!

   火琉弥かるびッ!」


 火琉弥かるび「ユリちゃーん。

     またおっぱいおっきなったんちゃうかー?

     ゲヘヘ」


 女性「いや~ん。

    火琉弥かるびのエッチィ」


 げん「オラァッ!

   火琉弥かるびッ!

   いつまでタレのチチ揉んどんのやっ!

   今日は野郎だけの集まりやゆうたのにオノレがどうしてもって言うからここまでは許したんやぞっ!」


 火琉弥かるび「あぁっ!?

     そんなんワシ言うたかいのう……ゲヘヘ」


 女性を火琉弥かるびから強引に引き剥がすげん


 げん「ホラァッ!

   タレ、はよ帰れっ!

   シッシッ」


 フレイ【クア……

     んで今日は何の集まりなんじゃい……

     ぶちたいぎぃのう】


 ベノム【僕もよく知らない……】


 げん「まぁ入ってみたらわかるやろ。

   ほな行くで」


 午前九時十三分 


 鮫島元さめじまげん

 火威火琉弥ひおどしかるび

  ベノム。

  フレイ。


 会場到着。


 キャラ参照話


 鮫島元さめじまげん、ベノム:本編二十話~二十九話 特別編 閑話第三章。


 火威火琉弥ひおどしかるび、フレイ:閑話第三章。


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 駆流かける「えっとここで良いのかな?

    なあマッハ」


 マッハ【地図で見るとここになってるね】


 駆流かける「全く竜兄りゅうにぃも急に呼び出すんだもんなー。

    まあ久しぶりに会えるから良いけど」


 マッハ【さっ中に入ろうよ。

     駆流かける


 午前九時十五分


 中院駆流なかのいんかける

  マッハ。


  会場到着。


 キャラ参照話


 本編第四十四~六十話。


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 豪輝ごうき「会場はここか……

    お前らこっちだ」


 ボギー【バナナ美味しいなあ】


 カズ「ハハハ。

    相変わらずボギーはバナナばかりだなあ」


 ドック【のうカズや……

     わしはもう限界じゃ……

     どこかいい感じの隅は無いかのう……】


 カズ「あーもーうるさい爺だなあ。

    今日は屋内だから会場に着いたらあるんじゃない?」


 ドック【絶対じゃぞ……】


 リッチー「これどうなってんだ……

      今回の新イベントおかしいだろ……

      二百連爆死って……」


 ラガー【ホラリッチー、俯いて歩いたら危ないですよ。

     皆さんすいませんすいません。

     こんなへっぽこ竜河岸ですいません】


 豪輝「ほらお前らとっとと中に入るぞ」


 午前九時二十分


 皇豪輝すめらぎごうき

 ボギー。

 正親町一人おおぎまちかずんと

 ドック。

 貴宮理知たかみやりち

 ラガー。


 会場到着。


 キャラ参照話


 本編第八十四~九十話


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 呼炎灼こえんしゃく「フム……

     会場はここか」


 ボルケ【して炎灼えんしゃくよ……

     今日は何の集まりなのだ……?】


 呼炎灼こえんしゃく「フムそれがな。

     吾輩もよく知らんのだ。

     少年からここに来いと言われたのでな」


 ボルケ【炎灼えんしゃくよ……

     会場はここだとして……

     我はどこに居ればいいのだ……】


 ボルケは上から呼炎灼こえんしゃくに話しかける。


 呼炎灼こえんしゃく「フム……

     確かにこの会場は十五メートルは……

     無いな……。

     とりあえずそこのテラスで待っていてくれ。

     吾輩が聞いてこよう」


 午前九時三十分


 呼炎灼こえんしゃく

  ボルケ。


  会場到着。


 キャラ参照話


 本編第九十一話


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 会場内



 竜司「あれ?

    誰か先に来てる」


 天涯てんがい「ホッホッホ。

     貴方も神事に携わる方でしたか……」


 木場きば「ええ。

    西宮で祭祀に勤めております。

    私の名前は木場直光きばなおみつです。

    どうぞ宜しくお願いします」


 天涯てんがい「ホッホッホ。

    これはこれはご丁寧に……

    私はマイトネーム極応神天涯ごくおうじんてんがいと言います。

    宜しくお願いします」


 竜司「お前は吉田ヨシオだろ?」


 木場「吉田?」


 天涯てんがい「ぬおっ!?

    皇竜司すめらぎりゅうじィィィッ!

    私をその名で呼ぶなと言っておろうがぁぁぁッ!」


 竜司「僕にそんな態度を取っていいの?

    氷織ひおりちゃんに言っちゃうよ」


 ヨシオ「ヒェッ…………!

     ガタガタガタ…………

     嫌だ……

     もう腕を失うのは嫌だぁぁぁ……」


 ガレア【何だ竜司。

     そいつ脅してんのか?

     お前も悪くなったなあ】


 竜司「冗談だよ。

    あ、木場さん、ご無沙汰してます。

    今日はダリンは一緒じゃないんですか?」


 木場「手紙には竜も一緒にって書いてあったから連れてきたよ。

    たぶんそこらに……」


 ヒューン


 ダリン【社長ーっ!】


 竜司「やあダリン。

    久しぶり」


 ダリン【ややっ!?

     いつぞやのお得意様っ!

     その節はどうもどうも……】


 竜司「タハハ……別にお得意様じゃないよ。

    相変わらずサラリーマンが好きなんだね。

    そのメガネはサラリーマンっぽいから?」


 ダリン【はいっ!

     前々からワタクシッ!

     メガネと言うものに憧れておりまして。

     如何でしょうか?

     より営業部長っぽく見えるでしょうか?】


 竜司「うっ……

    うん……

    いいんじゃないかな……?

   (ズレ過ぎて桃屋のCMキャラみたいになってるなんて言えない……)。

    あ、そうだ。

    ヨシオ。

    お前の竜はどうしたんだ?」


 ヨシオ「ぐっ……

     その名で呼ぶなと言っているのに……

     大体私の方がいくつ年上だと思ってるんだ…………

     っあぁ……

     ケイダならゲーム機を持ってその辺りをうろついているはずです。

     何でもパケモンを捕まえると息巻いてましたよ」


 竜司「パケモンってパケモンGOかな?

    それならうろついてるのは解るけど」


 ヨシオ「さあ?

     私みたいな老人には良く解らないですよ」


 午前九時四十五分


 全員着席。


 キャラ参照話


 木場直光きばなおみつ、ダリン:本編十四~十五話。


 極応神天涯ごくおうじんてんがい(吉田ヨシオ)、ケイダ:本編三十四~三十九話。


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 壇上に立ち、マイクを持つ木場と側にダリン。



木場「えーこの度はD.Fドラゴンフライ百回記念祝賀会にお越し頂きありがとうございます。

   今回は私、木場直光きばなおみつと……」


ダリン【ワタクシッ!

    ダリンが司会を務めさせて頂きます。

    どうぞよろしくお願いします】


竜司「パチパチ……

   って拍手してるの僕だけっ!?」


げん「んで木場のオッサン。

  何でアンタ袴姿なんや?」


木場「それは手紙に“キャラ立ちしないのでそこら辺色々考えてこい”と書いてあったんで……

   タハハ」


げん「おー。

  そういや書いてあったなあ。

  ワイには“ライダース着てこい”って書いてあったわ。

  だから駆流かける

  お前はレーススーツなんか?」


駆流かける「そうだよ元兄げんにい

   この格好で三重から来んのすっげぇ恥ずいんだぜ」


げん「ハハッ。

  それはご苦労やったなあ」


木場「はいはい。

   それでは祝賀会を進めましょう。

   初対面の方もおられるようですので自己紹介から致しましょうか?」


ダリン【ハイッ!

    ではお得意様からッ!

    名前と年齢ッ!

    職業をお願いしますッ!】


竜司「職業って……

   学生とか言えばいいのかな?」


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 自己紹介



竜司「えー……

   皇竜司すめらぎりゅうじ

   十五歳。

   学生です。

   どうも……。

   ホラ、次はガレアの番だよ」


ガレア【ん?

    何すんの?】


竜司「さっきダリンが言ってただろ?

   名前とか何竜かとかを言うんだよ」


ガレア【あっ!

    ジコショーカイってやつだろっ!?

    人間ってやっぱ不完全だなケタケタケタ。

    えーと、名前はガレア。

    翼竜だよ】


源蔵「次は儂か……

   名前は皇源蔵すめらぎげんぞう

   今年で九十になる。

   竜司の祖父じゃ。

   書道家をやっておる。

   ホレ次はカイザの番じゃ」


黒の王【ハイ主人マスター

    自己紹介をすればいいんですね……

    名前はカイザ……

    黒の王だ……

    我は不本意だが磁鍾帝じしょうていと呼ぶ者もいる……】


げん「竜司のじっちゃん。

  ウチの婆ちゃんが世話になったそうやな。

  ありがとうな」


源蔵「ん?

   君の名前は?」


げん鮫島さめじまや。

  鮫島元さめじまげん


源蔵「ん?

   鮫島さめじま……

   君もしかしてフネさんの孫か?」


げん「そや」


源蔵「フネさんにこんな大きなお孫さんが居たとはなあ……

   おっとすまん。

   次は君の番じゃな」


げん「おう。

  名前は鮫島元さめじまげん

  十八歳。

  専門学校生や。

  んでワイの竜は無口なやっちゃからワイが代わりに紹介しとくわ。

  名前はベノム。

  震竜や」


駆流かける「へぇ元兄げんにい

   専門学校だったんだ。

   すっげぇ頭良いのに何で大学行かなかったんだ?」


げん「ワイ進路は児童施設って決めてんのや。

  んでこども学科があるのは専門学校やったからな」


駆流かける「プッ!

   マジかよ元兄げんにい

   似合わねー」


げん「そうでもないで。

  今バイトで養護施設行っとるけどワイ意外に人気やねんで。

  そら最初は打ち解けるまで苦労はしたけどなヘヘヘ」


駆流かける「まぁ元兄げんにいは優しいもんな。

   よしっ次は俺だなっ。

   名前は中院駆流なかのいんかけるっ!

   十四歳っ!

   中学生っ!

   世界一のF1レーサーになる男だっ!」


竜司「駆流かけるは相変わらずだなあ」


駆流かける竜兄りゅうにぃ

   久しぶりっ!」


竜司「駆流かける、元気だった?」


駆流かける「あったりめぇよお」


マッハ【あの……

    駆流かける……

    次は僕の番なんだけどな……】


駆流かける「あぁっ!?

   マッハ何か言ったかよっ!?」


マッハ【ヒエッ……

    べっ……

    別に何でもないよっ……】


竜司「タハハ……

   駆流かける

   マッハは自己紹介したいみたいだよ」


駆流かける「何だぁそりゃっ!?

   オイッ!

   マッハッ!

   それぐらいの事ハッキリ言いやがれっ!

   男だろっ!」


ポカッ


マッハ【痛いっ!

    殴らないでよう駆流かけるぅ……

    えーと次は僕だね……

    ドキドキ……

    名前はマッハ。

    陸竜です。

    好きなものはお花です……】


ガレア【マクベスくぅ~ん。

    君も偉くなったもんだねぇ。

    ウリウリ】


マッハ【やめてよう……

    あぁっ!

    痛いっ!

    頭がっ!

    頭が壊れるぅぅぅっ!】


竜司「ガレア。

   いい加減にもうやめなよ」


木場「はいはい。

   では自己紹介を続けましょう」


豪輝ごうき「次は俺達だな。

   名前は皇豪輝すめらぎごうき

   二十九歳。

   竜司の兄だ。

   職業は警視庁特殊交通警ら隊の隊長で階級は警視正だ」


駆流かける竜兄りゅうにい、兄ちゃん居たんだ」


豪輝ごうき「君が駆流かける君だね?

   竜司から聞いてるぞ。

   竜司を兄のように慕っているなら俺からしても弟だ。

   よろしくな」


駆流かける「名前が豪輝ごうきなら豪兄ごうにいだな。

   よろしくなっ」


豪輝ごうき「うんっ!

   竜司と違って元気があって宜しいっ!

   さて……

   おいボギー。

   次はお前の番だぞ」


ボギー【ん?

    はあい。

    僕だよー。

    名前はボギーって言うよー。

    陸竜で好きなものはバナナッ!】


カズ「次は僕だね。

   僕の名前は正親町一人おおぎまちかずんと

   みんなからカズって呼ばれてる。

   二十六歳。

   特殊交通警ら隊に所属で階級は巡査長だよ。

   それで僕の竜は……ドックッ!

   ドォーーック!」


ドッグ【何じゃカズ……

    騒々しいのう……

    ムウ……

    この隅はイマイチじゃな……】


駆流かける「うわっ!

   椅子の下に何か居るぅっ!」


カズ「びっくりさせてごめんね駆流かける君。

   その下の竜が……

   僕の竜なんだ……

   ほらっドック出て来いっ!

   自己紹介しろっ!」


ドック【何じゃ……

    めんどくさいのう……

    ワシの名前はドックじゃ。

    竜界あっちでは物知りゴールで通っておったぞい。

    好きなものは隅じゃ……】


げん「スミって何じゃい」


ドック【隅っこじゃよ若いの。

    ワシはな……

    隅っこが好きなんじゃぁぁぁ!】


げん「うお。

  何やでっかい声出して」


ドック【あの身体に吸い付くふぃっと感……

    入る瞬間の未開の地に足を踏み入れる様なドキドキ感……

    隅っこは最高なんじゃぁぁぁぁ!】


げん「お……

  おう、頑張れよ……

  カズ言うたか……

  オノレも大変じゃのう……」


カズ「ハハハ……

   わかってくれます……?」



 (しばらく沈黙)



竜司「あれ?

   次誰?」


カズ「ごめん竜司君……

   次はリッチーだよ……」


竜司「あっ……(察し)。

   ラガー……?

   ねぇっ!?

   ラガーッ!」


ラガー【はいはい。

    竜司さん、如何致しました?】


竜司「如何じゃ無いよ。

   次の自己紹介はリッチーだよ。

   早くさせてよ」


ラガー【ややっ!?

    これは失礼しましたっ!

    すいませんすいませんっ!

    ホラッ!

    リッチー、はやくっ!

    自己紹介してっ!】


リッチー「はぁ……

     三百連爆死……

     誰だよデルトクールとか言った奴……

     って言うか何だよデルトクールって……

     ハァァァ……」


ラガー【リッチーッ!

    ガチャの結果が散々なのは解りましたからっ!

    自己紹介だけでも早く済ませて下さいっ!】


リッチー「あ……?

     あぁ……

     貴宮理知たかみやりち……」



 (しばらく沈黙)



駆流かける「それで終わりかよ」


ラガー【すいませんすいませんッ!

    リッチーの代わりに私が申しあげますっ!

    私の主人の名は貴宮理知たかみやりち

    皆からはリッチーと呼ばれ親しまれております。

    職業はカズさんと同じ特殊交通警ら隊の隊員。

    階級は巡査です。

    そして私の名はラガー。

    陸竜で御座います】


木場「はいありがとうございます。

   では続けて下さい」


火琉弥かるび「ん?

    次はワシか……

    名前は火威火琉弥ひおどしかるび

    歳は十八や。

    今日はそこのクソライダースのクソげんに連れてこられたんや。

    好きなモンはオンナ」


げん「あぁっ!?

  このチリ毛爆弾っ!

  何か言うたかいのうっ!?」


火琉弥かるび「あぁっ!?

    誰がチリ毛爆弾じゃっ!

    この残念ヅラッ!」


げん「あぁっ!?」


火琉弥かるび「あぁっ!?」


げん火琉弥かるび「あああぁぁっ!?」


竜司「ちょっ!

   ちょっと二人ともやめなよっ!

   顔が近いっ!

   近いって!」


火琉弥かるび「あぁっ!?

    誰じゃワレ。

    口出しすると燃やし蹴るぞっ!」


フレイ【おい火琉弥かるび

    ワレはいちぃきカバチたれて喧嘩しかせんのか。

    あ、次はワシか。

    名前はフレイ。

    炎竜じゃき、みんなよろしゅうな。

    好きなものは広島弁じゃ】


呼炎灼こえんしゃく「ハッハッハ。

    良いではないか少年っ!

    若者はこれぐらい血気盛んでなければっ!

    未来の日本を背負えないぞっ!

    ハッハッハ」


竜司「呼炎灼こえんしゃくさん。

   だから僕の名前は竜司だって言ってるのに……

   早く覚えてよ」


呼炎灼こえんしゃく「悪いな少年。

    お?

    次は吾輩の番か。

    名前は呼炎灼こえんしゃく

    四十七歳。

    陸自で陸竜大隊の隊長をしている。

    階級は三佐だ。

    そして吾輩の竜だが……

    みんなちょっとこっちに来てくれないか」


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 テラス



ボルケ【炎灼えんしゃくよ……

    我はいつまでここにおればよいのだ……】


呼炎灼こえんしゃく「いやスマン。

    吾輩が座った席が後半だったものでな。

    今自己紹介をしておるのだ。

    ボルケよ、自己紹介を頼む」


ボルケ【うむ……

    我が名はボルケ……

    王の衆の長、赤の王だ……

    緋焦帝ひしょうていと呼ばれる事もある……

    皆の衆……

    よろしく頼む……】


駆流かける「うっひょー。

   でっけえ竜だなあ。

   オッサン、今日はこれに乗って来たのか?」


呼炎灼こえんしゃく「勿論だとも少年」


駆流かける「へー。すっげえっ!」


フレイ【ボルケの叔父貴ッ!

    こちらにいらしてたんですかいっ!】


ボルケ【おお……

    フレイか……

    久しいな……

    いやな……

    日本のプラモが余りに凄くてな……

    居ても立ってもいられなくなったのだ……

    所で珍しい者もいる様だ……

    のうカイザよ……】


黒の王【久しぶりだな……

    赤の王よ】


ボルケ【カイザは何故こっちに居ついておる……】


黒の王【日本の書と言うものに感銘を受けたからな……

    特に主人マスターの書は素晴らしい。

    我はせめて主人マスターの段に恥じないぐらいの段を取得するまでは帰れん……】


木場「はい。

   これで自己紹介は完了です。

   次は食事を用意してますがボルケさんもいる事です。

   テラスでバーベキューをしましょう」


 ###



 食事(テラス)



駆流かけるひふふへー美味え


マッハ【もう。

    そんなに慌てなくても肉は逃げないよう】


ガレア【肉美味えっ!

    ガツガツ……】


竜司「もう。

   ガレア、もっと落ち着いて食べろよ。

   鉄板から肉が消えたじゃないか」


駆流かけるひふふへー美味え


ガレア【うめー】


竜司・マッハ「はぁぁぁっぁぁ……」


カイザ【主人マスター……

    肉は食べないのですか……?】


源蔵「うむ……

   九十にもなると少々脂がキツくてな……

   魚があるから助かった。

   むう……

   このホッケ……

   なかなか良いものじゃな……

   この焼き加減も絶妙じゃ……」


げん「やろ?

  ワイ前に焼き魚の屋台でバイトやってたんや。

  竜司のじっちゃんっ!

  魚も見たら色々あるでぇっ!

  リクエストがあったら焼くで」


源蔵「ほほう……げん君、何があるか教えてくれんか?」


げん「さっぱり系でいくとやなあ……

  まず王様のタイやろ……

  んでヒラメ……

  あとカンパチやヒラマサなんかもあるでぇ」


源蔵「ほほう……ではヒラマサを焼いてくれんか?」


げん「ヒラマサやな……任しときっ!」


豪輝ごうき「お前らー。

   肉どんどん焼くからガンガン食えー。

   明日からまた激務なんだから食ってパワーつけろ。

   特にカズ。

   お前はつづりに血を吸われるんだからいっぱい食って血肉に変えろ」


カズ「ハ……ハイッ!

  (結構食ってるんだけどな……

   時々この隊長の薄い体育会系のノリはどうかと思うよ……トホホ)」


ドック【のうカズや……

    桜餅は無いんかのう……】


リッチー「ハァ……

     三百五十連爆死……

     確率どうなってんだ……

     プレボにどんだけ溜まるんだよ……

     ハァァァ」


ラガー【食事の時ぐらいはスマホ離しなさいリッチー。

    ホラ美味しく焼けたお肉ですよ。

    ハイ口を開けて……】


リッチー「モグモグ……四百連目……」


カズ「リッチー……

   寝たきり老人が介護受けてるみたいになってるよ……タハハ」


リッチー「ふごっ……

     キターーーーッ!

     一回でピックアップコンプゥゥゥッ!

     神引きキターーーッ!」


カズ「三百九十連もハズれてて神引きもクソも無いと思うけど……」


豪輝ごうき「ま……まあ出て良かったな……

   ほらリッチー、肉が焼けたぞ。

   お前も常に栄養失調っぽいんだからどんどん食え」


リッチー「うぃーっす。

     隊長ォいただきやーす」


火琉弥かるび「オイこの鉄板、火力足りんのとちゃうか?

    ……爆燃デフラグレーション



 ドッカァァッァンッッ!



竜司「どうしたのっ!?」


げん「はぁ……

  あのチリ毛爆弾は……」


竜司「げん、何があったの?」


げん「あぁ竜司……

  あのチリ毛がスキルぶっ放したんや……」


火琉弥かるび「あ……

    鉄板、吹き飛んでもた……」


フレイ【オイッ!

    火琉弥かるびっ!

    ワレしごんぼうイタズラ坊主なんも大概にせーよっ!

    ボルケの叔父貴ッ!

    お騒がせしてすませんっ!】


ボルケ【よいよいフレイ……

    人間の小僧にしてはなかなかの爆発ではないか……

    フム……

    我も小腹が空いてきた……

    小僧……

    そこの地面に少し大きめの穴を作ってくれんか……】


火琉弥かるび「あ?

    何勝手な事言っとんねん。

    このデカ竜は」


フレイ【火琉弥かるびッ!

    ワレ叔父貴に向かってなんて口の利き方じゃいッ!

    叔父貴ッ!

    ちょっと待ってておくんなせいッ!

    すぐに作らせますんでッ!】


ボルケ【ガラガラガラ……

    矮小な人間の小僧よ……

    何を生き急ぐ必要がある……

    人の命など火花の様に儚いのにのう……】


フレイ【ホラッ火琉弥かるびッ!

    せっかく叔父貴がぶち寛大な御心を示してくれとんのやっ!

    とっとと穴作らんかいッ!】


火琉弥かるび「はぁ……

    あーもー解ったわいっ……

    爆燃デフラグレーション



 ドッカァァァァンッ!



ボルケ【フム……

    上々……

    炎灼えんしゃくよ……後は頼む】


呼炎灼こえんしゃく「フフフ……

    と言う事はやるつもりなんだな」


ボルケ【そうだ……よろしく頼む】


駆流かける「オッサン、何やってんだ?」


呼炎灼こえんしゃく「ん?

    少年よ。

    今から陸竜大隊名物料理を作ろうとしているのだよ。

    完成したら君にも振る舞ってやろう」


駆流かける「へー。

   この穴に何すんだ?」


呼炎灼こえんしゃく「まずはな……

    この穴に吾輩のスキルで溶岩を作るのだよ」


駆流かける「へ……溶岩?」


呼炎灼こえんしゃくの眼が赤く光る)


呼炎灼こえんしゃく灼熱泥流ラーバーフロー


ボコボコボコボコ


駆流かける「うおっ何か湧いてきた。

   何か暑くなってきたぞ」


呼炎灼こえんしゃく「ハッハッハ。

    溶岩だから当然だ。

    ここでしばし待って少し溶岩の熱を下げるのがポイントだ。

    悪いが少年。

    そこの牛一頭を持って来てくれないか」


駆流かける「牛一頭ってそんなもんどこに……

   うおっあった。

   これ持って来いって言われてもなあ……

   普通に無理だろ。

   竜兄りゅうにいっ!

   竜兄りゅうにいーっ!」


竜司「どうしたの?

   駆流かける


駆流かける「これ、あのオッサンが持って来てくれってさ」


竜司「これって……

   この牛一頭……?」


駆流かける「だってよ」


竜司「もうしょうがないなあ。

   ガレアーッ!」


ガレア「何だ竜司」


竜司「魔力注入インジェクト


 ドクン


竜司「よいしょっとっ……!

   結構重い……

   はぁいっ!」


 ドスン


呼炎灼こえんしゃく「おお、ご苦労だったな少年。

    溶岩の温度も頃合いだ。

    そしてこの煮えたぎる溶岩の中に牛を落とす……

    ボルケ、取り出しのタイミングを見誤るなよ」


ボルケ【ガラガラガラ……

    炎灼えんしゃくよ……

    誰に向かって言うておる……

    見誤るものかよ……】


 グツグツグツグツ


ボルケ【今だっ!】



(巨体に似つかわしくない素早い動きで肉を取り出すボルケ)



 ドスン


呼炎灼こえんしゃく「さあ出来たぞ。

    これぞ陸竜大隊名物“牛一頭の地獄溶岩焼き”だ!

    すぐに取り分けてやるぞ」


駆流かける「何だこりゃ?

   真っ黒焦げじゃねえか」


呼炎灼こえんしゃく「まあそう急くな少年。

    これはな……

    こうして……

    塊で切り分けて……

    周りの炭化した部分をこそげ取るのだ……

    そして吾輩は山葵醤油で食べる……

    ん~美味いっ!

    山葵醤油の他にポン酢やゴマダレなんかもなかなかオツだぞ」


ボルケ【我は塩だ……

    では頂くとしよう……

    うむ……

    美味である】


駆流かける「何かオッサンの見てると美味そうになってきた……

   周りを取るんだな……

   俺はゴマダレで行くか…………

   ゥんんんん美味ェェェェェェェッ!

   何だこれ!?

   めちゃくちゃ美味ぇぞっ!

   オッサンッ!」


呼炎灼こえんしゃく「ハッハッハ。

    そうだろうそうだろう。

    牛一頭。

    半分はボルケが食べるが、まだそれでも半頭ある。

    まだまだあるからどんどん食べるがいい。

    さあみんなもどんどん食せ」


竜司「へえ……

   そんなに美味しいのか……

   じゃあ僕も……

   周りを取って……

   僕はポン酢で食べようかな…………

   美味っ!

   何だこれ凄く美味しい」


ガレア【何だ竜司。

    肉かー?

    俺も食うー……

    ぅぅぅぅ美味ぁぁぁっぁいっ!】


呼炎灼こえんしゃく「フフフ……

    そこのご老体も如何かな?」


源蔵「いや……

   儂は肉は脂身が少しな……」


呼炎灼こえんしゃく「ご安心を!

    そんなご老体にはランプ肉はどうだ?

    脂身はほとんど無く柔らかい肉質で食べやすいぞ。

    ポン酢で食せば更にさっぱりだ」


源蔵「むう……

   そこまで言うなら…………

   んぅっ……!?

   美味いぞ……

   これは美味だ。

   いくらでも食べれる」


呼炎灼こえんしゃく「ハッハッハそうだろうそうだろう。

    大隊で振る舞ってもすぐに一頭平らげてしまうからな」



 (数時間後)



木場「ではそろそろお開きにしましょう。

   皆さん後片づけをお願いします」


竜司「ホラ!

   駆流かけるーっ!

   赤の王から降りといでーっ!

   いつまで乗ってんのーっ!」


駆流かける竜兄りゅうにいーッ!

   ヤッホーッ!」


竜司「ヤッホーッじゃなーいっ!

   早く降りてきて後片づけ手伝えーっ!」


駆流かける「何だよ……

   こんなに良い眺めなのに……

   しょうがねえなあ。

   叔父貴ッ!

   降ろしてくれよっ!」


ボルケ【ん?

    もう良いのか……

    では手に乗るがよい……】


駆流かける「よっと……

   叔父貴ッ!

   ありがとなっ!」


竜司「ねえ駆流かける……

   何で赤の王が叔父貴なの……?」


駆流かける「ん?

   何かあの竜が言ってたから俺もそう呼ぼうかなって」


フレイ【ん?

    ワシか?

    おー、ワレこんまいのにげに見所あるやっちゃのう。

    叔父貴はのう、しゃけらもねえ強さじゃ。

    あの千年前の戦争が忘れられんわい】


ボルケ【フレイ……

    やめよ……

    過去の栄光に縋るなぞ小物のする事よ……】


フレイ【へいっ!

    叔父貴ッ!

    すませんっ!】


マッハ【えと……

    ペットボトルはキャップは別だったっけ……

    この牛の骨どうするんだろう……】


呼炎灼こえんしゃく「ムッ!?

    もう終わりかっ!?

    まだ陸竜大隊名物“溶岩煮込みモツ鍋”が残っているのにっ!」


木場「すいません。

   場所のレンタル時間が迫っているので……

   時間的にもギリギリなんですよ……」


呼炎灼こえんしゃく「むう……

    そういう事情なら仕方ない……

    ボルケッ!

    この牛のモツを亜空間に閉まっておいてくれ。

    帰って隊の皆と食べよう」


ボルケ【わかった……】



 (亜空間にモツをしまうボルケ)



カズ「あれ……

   あの爺どこ行った……?

   ドックッ!

   ドォーーックッ!

   みんなもちょっと探してくれないか?」


ボギー【ドックーッ!

    どこーっ!】


ドッグ【何じゃ……

    ボギーよ……

    騒々しいのう……】


ボギー【あれ?

    声はするけどどこに居るんだろ……?】


駆流かける「あーっ!

   カズさんっ!

   ここに居たぞっ!

   この穴の中っ!」



 (牛を焼いた溶岩入りの穴にとぐろを巻いてぴったり収まっているドック)



カズ「はぁ……

   何やってんのドック……」


ドック【ん?

    カズか?

    この穴のフィット感は素晴らしい。

    下の温い石がじんわりとええ感じに疲れを取ってな……】


カズ「下の石って溶岩だよ……

   熱くないの?」


ドック【ん?

    特に。

    のうカズや……

    ワシは間違っておった……

    隅だけでなくまさか穴のふぃっと感がこんなに良いものだとは……】


カズ「そう……

   とりあえず出て後片づけ手伝ってよ……」


ドック【いーやーじゃー!

    ワシはこのふぃっと感をまだまだ楽しむんだもーん】


カズ「このっ!

   出てこいっ!

   僕に恥をかかすなっ……

   熱ゥゥゥッ!」


ドック【ホッホッホ。

    自分で言うておったではないか溶岩だって】


カズ「……あ、竜司君?

   この穴埋めるの手伝ってくれない?」


竜司「僕は構いませんが……

   良いんですか?」


カズ「こんな聞き分けの無い爺は埋めて帰るよ」


竜司「カズさんがそう言うなら……」


 ザッザッ


ドック【ニョワッ……!

    カズよっ!

    カズッ!

    お前まさかワシを埋める気かっ!】


カズ「その通りだよ。

   僕は足並み乱す奴が大嫌いなんでね」


 ザッザッ



 (すぐさま穴から出るドック)



ドック【ハァッ……

    ハァッ……

    カズよ……

    お主は無茶苦茶しよるの……】



 (後片付け中)



豪輝ごうき「こらっ!

   ボギーッ!

   バナナを喰うのは良いが散らかすなっていつも言ってるだろっ!」


 ポカッ


ボギー【イタッ!

    何だよー豪輝ー。

    竜ギャクタイだぞー。

    訴えるぞー。

    モグモグ……】


 ポイッ


豪輝ごうき「だからそれを止めろってのっ!」


 ポカッ


ボギー【イタッ。

    やめろよー】


豪輝ごうき「全く片づけるの俺なんだぞ……

   不等価交換コンバーション



(散乱したバナナの皮を片付ける豪輝ごうき



呼炎灼こえんしゃく「ほほう……

    それがすめらぎ警視正のスキルか……」


豪輝ごうき「フン。

   敵情視察と言った所か呼炎灼こえんしゃく

   もちろん俺の不等価交換コンバーションで出来る事はこれだけじゃねぇぜ」


呼炎灼こえんしゃく「ホウ……

    それは重畳……

    吾輩もスキルは灼熱泥流ラーバーフローだけでは無いぞ。

    今日は祝賀会だから手出しはせんが明日になれば再び相まみえるだろう」


豪輝ごうき「ヘッ今回はお互い様子見って所か。

   いいぜっ!

   受けて立ってやる!」


呼炎灼こえんしゃく「ふむう……

    その覇気。

    今フリーであれば真っ先に陸竜大隊にスカウトするがなぁ」


豪輝ごうき「ヘッ死んでもごめんだね。

   俺はお巡りさんが性に合ってる」


木場「はい、あらかた片付きました。

   これで祝賀会はほぼ終了です。

   最後に読んで下さっている方々にみなさん一言ずつお願いします。

   では竜司君から」


竜司「あっ……

   えっ……

   あの読者の皆さん。

   多分今竜界に行ってる辺りだと思うけどそれからまだ僕の旅は続くからこれからも応援をお願いします」


ガレア【なーなー竜司。

    誰に言ってんだ?】


竜司「僕たちの旅を見守ってくれてる読者たちだよ。

   ホラガレアも何か言いなよ」


ガレア【フーン。

    まードクシャ達よっ!

    俺も竜司もこれからどんどん強くなって敵を蹴散らすから楽しみにしてなっ!】


源蔵「儂は本編ではほとんど出番が無いからのう。

   印象も悪いままじゃ……」


黒の王【主人マスターッ!

    出番の少なさは我も同じですっ!】


げん「そんなん言うたらワイなんて本編は序盤の大阪だけやで。

  後は夢の中でのチョイ役だけや。

  作者ーっ!

  ワイも出してくれーっ!」


ベノム【僕はどうでもいい……】


火琉弥かるび「ワシなんか閑話しか出てへんし。

    しかもクソげんに負けて終わりやからなあ。

    あー思い出したら腹立って来たわっ!

    コラげんっ!

    燃やし蹴ったるっ!

    かかってこいやぁっ」


フレイ【ワシはぶちたいぎぃからこれぐらいの出番でええがのう】


駆流かける「俺は三重の最後で熱いレースがあったから別に今のままでも良いけどな」


マッハ【僕はもう少し読者の皆さんにお花の素晴らしさを教えたいなあ……】


駆流かける「またお前はっ!

   そんな事言ってるのかっ!」


 ポカッ


マッハ【痛いっ!

    殴らないでよう……】


豪輝ごうき「俺達もこれから陸竜大隊と雌雄を決するから楽しみにしててくれっ!

   不等価交換コンバーションの真髄はこれからだっ!」


ボギー【読者のみんなー読んでくれてありがとうねー。

    僕もこれからどんどんバナナの素晴らしさを訴えていくからねー】


カズ「百話まで読んでくれてありがとう。

   僕が脚光を浴びるのは予定では次の章からみたいだからそれも楽しみにしててね」


ドック【どこかに隅は無いかのう】


リッチー「うおーっ!

     ピックアップキャラすげーつえー!

     これは笑いが止まらんわ」


ラガー【すいませんすいませんっ!

    こんなKY竜河岸ですいませんっ!

    読者の皆様方、百話までお付き合い頂きありがとうございます。

    リッチーと私が活躍するかどうかは正直作者もわからないそうです……

    トホホ。

    これからも応援お願いします】


呼炎灼こえんしゃく「吾輩の活躍も次の章からだな。

    次章では吾輩は大暴れするので期待しておいてくれっ!」


ボルケ【ガラガラガラ……

    百話なぞ我ら竜からしたら一瞬の事よ……

    ただその一瞬が物凄く眩しくそれこそ閃光の様に輝くであろうな……

    我も活躍するぞ……】


木場「はいっ!

   皆さん、コメントありがとうございました。

   それでは最後に皆さんで“百話おめでとう”と言って終わりたいと思います」


ヨシオ「えっ……

    私まだ何にも言ってない……」


木場「では竜司君、音頭をお願いします」


竜司「はいわかりました……

   じゃあみんな準備は良い……?

   せーのっ!」


全員「ドラゴンフライ百話おめでとう!」


(完)

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