新着レビューを見て気になり、拝読しました。個人的には、生徒会長の「ですからあなたも、ご自分の趣味を隠すことなどないと思いまして」という台詞が好きです。人によっては、見た目やイメージを気にして、なかなか趣味を打ち明けられないこともあると思いますが、「ありのままの自分でいいんだ」そう思わせてくれる作品です。
個人的には再読した形になるんですが、この話、ほんと好きです。「ご自分の趣味を隠すことなどないと思いまして」この言葉に、はっとさせられる人も多いのでは、と思います。様々なシーンで、自分のプライベートを明け透けにするか、ひた隠しにするかは、悩むこともあるかも知れません。そんな時にこの作品は、ひとつの答えになるのではないでしょうか。
子供というのは概して残酷である。本作での子供は大人に近い側でのそれではある。しかし、個人的な恨みが手伝い可愛らしいいたずらではすまなくなる可能性があった。 そうしたことも踏まえても、生徒会長の成熟した振る舞いと彼女たちの未熟な振る舞いの対比が浮き彫りになっている。 詳細本作。