第5.9話
巫尹
憶えてないですよ。ドヤ顔で謎解きしてたけど、実際観客が身内一人しかいなかった、とかいっさい憶えてません。憶えてないったら憶えてない。三國さんの視線がやけに暖かい気がするけど気にしません。そんなことを思っていると
「う、ん」
と声がしました。声のする方を見ればぜんくんが目を覚ますのが見えました。やった。これでぜんくんに語り部を替わって私の仕事はおしまいです。おつかれさまでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます