第2話魔法少女レベッカ
。チンタは孤児院の宿舎に着いた、ガキ共が寝てやがる。
「それじゃあおやすみチンタ」
「ボク酷い目にあったんだ興奮して寝れないから絵本読んで?」
ちゃりんちゃりんと金貨を手の中で揺らす、マリーが音に気付く、続けて
「ボク、個室がいいな、酷い目にあったから人が怖いんだ」
と言う、仕方ないわねといいながら、マリーの部屋で寝かせてもらう事になった。
マリーが絵本を読む、胸に手を当てる、ちょっとと言う顔する。
「お父さんが、ボクの事を殺そうとして、ボクはよくわからない金のメダルを取って必死に
なって逃げてきたんだ、ふえぇん」
と言う、マリーは同情して俺を抱きしめてくれた、胸が顔に当たる、おっふ。
クンカクンカとマリーの匂いを嗅ぐ、ここでいやらしく股間に手をまわしたら流石にまずいだろう
でもすっげえ興奮する、やべえなんかミラとかどうでもよくなってきたわ。
なんであんなヤツ助けたんだろう、もうポイントも使い切ったし。
結局俺は金貨を良く分からないメダルあげるからと言って、マリーの部屋に泊まる事になった。
朝になり、食事を済ませたら、マリーが院長に今後の事話し合うからちょっと部屋で待機していてと言う。
マリーがいなくなった、よしっ俺は早速下着を漁る、パンツを発見する、中世を舞台にしてて前の世界みたいにしっかりとした衛生観念の無い世界、パンツのクロッチの部分は少し黄ばんで汚れてた、早速嗅ぐつーんと甘い匂いがする、洗濯の時香料をつけているのだろう、それに流石デリケートゾーンに当たるから、少し臭う。
使用済みのも欲しかったがもうそれは洗濯に出しているらしい。
クソっ!!たまんねぇ!!、俺はそれをちんちんに巻き付ける、その時音が聞こえた神速の早さで下着を元の棚に戻す。
「どーしたの?チンタ汗かいて」
「......ハァハァ......昨日の事を思い出して怖くなったんだ」
胸を掴みハァハァ苦しいようと言う、発情してハァハァしているのだが
そうなの可愛そうなチンタとマリーは俺の事を抱きしめる、やべぇいい匂い。
このメスがはいてた臭い汚パンツを俺は嗅いでたのかと思うと、股間が熱くなる。
しかし、マリーにそんな事をばれると折角の施設を追い出されん、堪えるんだ......。
俺は海を想像した、海、夕焼け、華麗に泳ぐイルカ......イルカ?、なんか凄い嫌な気持ちになったぞ?
......落ち着いてきた。
「そうだ、とりあえずここで保護する事になったから今からみんなと一緒だよ?良かったね」
はあああぁぁ!?、おいマリーと一緒じゃないのか!?
「......それと私はこれ受け取れないから」
と言ってマリーは金貨を俺に返してきた、あ、この娘いい子やん。
「早速みんなと遊びに行こうね」
と連れ出すマリー、俺は外の広場に行った。
「はい自己紹介!!」
「シンタですシンタ!、シンタです!!、シンタと読んで下さい!!」
「よろしくね~チンタ君」
もういいや、チンタでいいよ、うーんこいつらと一緒かぁ......ん?なんだあの美少女は?
「ねぇ、マリーあのお姉ちゃんは?」
「あぁレベッカね、ここの最年長よ、ここは15歳までいられるのレベッカは14歳だから来年出ていくわ
あの子は特別な一族の1人で魔術の才能があるから、ここから魔法学園に通ってるのよ」
ふーん、ちょっとちょっかい出しに行くか
「ねぇお姉ちゃん?」
「うん?、君は新しい子だね?、確かチンタ君?」
ほう、基本的に欧米人を中心とした様な顔と体のこの国の奴ら、この女14歳にしてなかなかの体をしている、十分俺のストライクゾーンだ。
ショートカットで金髪に前髪を揃えている、形のいい目鼻立ちに胸のサイズDと見た。
「お姉ちゃん魔法使えるの?、見せて?」
「うん一応ね、ここでは危ないから見せられないけど」
僕は少し瞑想してパチンと指を鳴らす、ミラの家で暇だったから本読み漁って練習したからな
ぼうと火炎が鳴らした指の先から出て天高く上がる、まぁ全魔力使えばこんな物か、ヨシフの時は瞑想してる時間が無かったし、屋内だったから火炎の魔法はミラも巻き添えになってたしなだからポイント使うハメになった。
「......はぁ?」
「お、珍しいだろ?、まぁここまで出来るガキはいねえだろ?」
あ、やべえ口調戻ってるし、火柱のせいでというか施設の人駆けつけてきた。
「レベッカ、あれだけ言ったでしょ!施設で魔法使うなって!!」
「ご、ごめんなさい~試験近くて少しぼーっとしてたら詠唱しちゃって~......以後気をつけます.....」
......どういう事だ俺をかばったこの女......自尊心のせいか?、認めたくないのか?
「......今、食堂誰もいないから来てくれる?、あ、先生!!ちょっとチンタ君施設の事知りたいらしいので、案内してきます~」
食堂に着いた、レベッカは俺を睨む、あ、んだてめえ?、あ、無理だ体格差あるから怖え。
「単刀直入に言うけど、あんた何者なの?、口調も変わってたし」
......まぁ、金も権力も無いこの女に猫かぶりをする必要も無いか
「おい、人にもの聞く前に出すものあるだろ?」
「......お金ならないわよ」
「はぁ!?違うよパンツだよバ・ン・ツ」
僕はレベッカにパァンとぶたれた、......クソムカつく、くそぅ......吹き飛ばしてやりたいが
もう魔力切れだ......。
「じゃあおっぱい見せて下さい」
火のついた性欲はなかなか消えない、男性の読者なら分かるだろう?、マリーとレベッカと続いて燃える様な性の欲望にチンタは襲われてた、スキあればエロい事がしたい、見たい、が、もう限界......。
「ごめんなさい、魔力切れです、何でも話すからぶたないで下さい」
「再三聞くけど、貴方何者なの?、何か魔の者が化けているの」
「あのぉ、言っても信じてくれないと思うのですが......」
僕はここまでの経緯を話した、僕の余りの話のリアルさにレベッカは、信じてくれた、まぁ多少歪曲したが......。
「なるほどね、異世界でお父さんとお母さんが殺されてひとりぼっちの苦学生になっちゃって神様が今度はいい人生送れる様に記憶引き継いで手配してくれたと」
「そうなんです~大変だったんです~。」
「じゃあなんでミラ様とヨシフ様のそんないざこざに巻き込まれるのかしらね、まぁミラ様の子供だという事は隠したげるわ......うーん私これから出かけるから、夕方落ち合いましょう?」
「はい......」
僕はガキ共と遊んだりして時間をつぶしていた、なんだガキとか言っちゃったけど、精神年齢高いと子供は意外と可愛いじゃないか、すっかり順応する僕や綺麗な言葉遣いに職員は驚いてる。
まずいな......ヨシフにばれたら殺しにくるから少し、アホらしくしないと......。
あ、門からレベッカの姿が見える。
「あ、レベッカ......お姉ちゃん」
「ちょっとどいたー!!」
僕を押しのけてマントをはおり、とんがり帽子のレベッカは職員室に行く。
戻ってきた、僕は話とはなんだと聞く
「あのさぁ......」
翌日、王都が誇る最高魔術偏差値のフェニックス魔術学院演習場に僕は居た。
「やれ」
レベッカが耳打ちする......やばい、やらないとまたぶたれるし、本気の魔術師レベッカに不意打ち以外で勝てる気はしない、......こうなったら僕は念入りに瞑想する今度は詠唱もする。
演習場に馬鹿みたいな火柱が立ち上がる......折角だから全力を込めた、もう無理倒れる......。
レベッカが僕を抱える、魔術師の方を見る。
「千年に1人の天才か」
......どーでもいいよ、暇だからミラの家でずっと本の中に生きてたんだよ、字読めたし、DVでミラ以外に居場所無かったからね。
「じゃあ、明日から魔術学院でよろしくね」
とレベッカは言う......どーでもいいもう疲れたからもう寝る、おやすみ.......。
こうしてチンタはフェニックス魔術学院で飛び級でレベッカ達と授業を受ける事になった。
インキャクエスト~学年に1人はいるどうしようもない嫌われ者の陰キャが悪役令嬢の元に異世界転生してチートスキルの為にダンジョンを攻略したりするようです~ SHIN @kimusin
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