インキャクエスト~学年に1人はいるどうしようもない嫌われ者の陰キャが悪役令嬢の元に異世界転生してチートスキルの為にダンジョンを攻略したりするようです~

SHIN

第1話幼年編~プロローグ~

今日も、僕はいじめられた。


表立って顔を殴られた訳では、無い。


最近ツイッターで女子と仲良くなった、LINEのやりとりを

する様になり、性的な話になった。


僕は向こうが股間の画像を送ってあげるから

僕の股間の画像を送れと言うから送った


送られてきた股間の画像はもちろん拾い画像だった

犯人はクラスメイトの光輝


それでクラス仲に僕の股間がまわされて、散々馬鹿にされた。

教師になんか、相談できない、僕は自尊心が高く

いじめられてるなんて認知されたくない。


僕は柳新太。


柳ちん太と今日からみんなからあだなをつけられた。


頭は悪くない、むしろ勉強はできる方だ、だからこそ

見下した態度でいじめの的になる。


繰り返すが僕は糞共を見下している、だからいじめられるのだろうが

見下してないと僕の命より大事な自尊心が折れてしまう。


まぁいい、僕はこのままの成績のペースだとこのなんちゃって進学校から

間違いなく、早慶以上に行ける。


そうしたら、大学中も頑張って、ばっちり一流企業に入って

せいぜいこの田舎の市の市役所なんかに入って、威張り散らす

馬鹿な奴らを見下しながら、金目当ての馬鹿で巨乳な美女を抱く。


「新太、話があるんだけど」


母親に居間に呼ばられれた。


両親二人とも深刻な顔をしている。


「家計のやりくり苦しくてね、国立ならなんとかなるかも知れない

って思ってたけど、お父さんの会社倒産しちゃったじゃない?

頑張っている新太には申し訳ないんだけど、地元就職にして、自分でお金

貯めて、資格なりなんなり取ったり、大学に行けばいいんじゃない?」


......ふざけんなよ、ふざけんな、そんなじゃまた地元の奴らに囲まれる

じゃないか。


「きゃあっ」


「新太やめるんだっ!!」


僕は母親を威嚇し、ぶん殴る構えをした。

......殴りはしない、そこまでの勇気は無いからな


(......ちくしょう、ちくしょうっ)


僕は泣き寝入りをした、痛くなかったら死んでる。

夢を見た。


髭の生やしたじじいが言った。


「あんまり可愛そうだからチートスキルをあげるけど

調子乗ったらとりあげるぞ」


ガバッと起きた後、僕は夢だと気づいた、泣きたい程絶望した。


そんな時

ウインドウを見つけた。


貴方のポイントは500000Pです。

ポイントを使いスキルを「購入」メニューから購入できます。


「......マジかよ」


購入メニューを見る。


肉体強化 10000P


属性魔法 火 初級 3000P


僕は下にずらーっとスクロールする


あった


透視  3000P


しかも随分と安い


学校に着いた、胸の高まりが止まらない。

早速透視をする。


「すげェ」


クラス全員が裸になった

あんまりちらちら見ると、またいじめられるからな。

寝た振りの体勢で、始業の時間を確認する様に顔を

あげながら周りを見る。


おぉ、クラスのマドンナの光、あんな体してんのかよ。

あそこにいる女は生理か?血が止まっている、ナプキンに邪魔されてんのか

あの女薄い顔してるくせに陰○は濃いんだな

高輝のクソ野郎は、あんなにヤリチン自慢してるのに

あんな小せえのかよ、ぷっ、ダセェ。


(やべえよ、やべえよ)


股間が爆発しそうな位固くなってきた。

性欲が脳を高速で回転させる

ウインドウをずらりと見る


(最高だワ、これ)


「マインドコントロール」


相手は当然学年一の美少女光だ。


場所はどうする?、学校じゃ誰かに見つかる

光の家だ、あいつを早退させて、俺もいこう


「先生お腹痛くなってきたので......」


光がそう言って出ていった。


一時間後、僕も早退した。


光の後を追う、学校の近くをうろつかせている。


「おっす、光」


「新太、親が居ないの確認済みだよっ!!

もし居ても追い出してたけど、さぁしよっか!!」


ぶちゅううううううううう


「ぷはぁっ、ぱいおつぅ!!」


「凄いテクニシャン!!加藤ホーク超えね!!」


「ハァハァ、ハァハァ!!」


「もぉせっかちさん、ん、気持ちいいよっ///!!」


「......ていうか光って処女?」


「この間、高輝に処女奪われちゃった、てへっ」


(はあぁぁぁぁッ!?)


「おい、ふざけンなよッ!!」


「ごめんなさい、ごめんなさいっ!!」


「おいスマホ見せろ」


「はい、ご主人様っ!!」


スマホのフォルダには規制がかかるから書けない様な事をしている

高輝と光の画像があった。


「まじかヨ,,,,,,」


「記念にハメてるとこ撮ったんだ!!」


「糞ッこの女、こうしてやる!!」


「ちん太、最高!!」


翌日


(まぁ、昨日は嫌な目にあったけど、光クラスの女なんてゴロゴロ居るヵ)


「マインドコントロールの時間切れです」


「んあっ?」


光が気づく

急に泣き出す、みんなを集め出す。

学校でみんなに囲まれる


光が指を指す。


「こいつに犯されたの」


「やべえ」


「ちん太。てめぇ」


高輝が睨んでくる、今にも殴りかかってきそうだ、くるっ。

ウインドウを開く

マインドコントロール→光輝。


(筆箱からカッターを取り出し、切りつけろ。)


「おらああああああああっ」


光輝が隣の男子を切りつける。


「きゃああああああっ!!」


「うわああああぁぁぁっ!!」


大騒ぎの教室。


光を殺して、クラスの奴ら殺すだけ殺して、最後に自殺しろ。


「ああああああああ」


「やめてええええええええ」


「うおおおおおおおお」


警察

「色んな背景の中でクラスの女子の暴行があがったんだけど」


(マインドコントロール済みだ馬鹿)


「どうやら、光輝君に殺された隆君が君に罪をかぶせたみたいんだね

、それに色々調べたけど、君はいじめられてたんだって?」


「そうでしゅっ!!辛かったんでしゅっ!!」


「大丈夫、誰にも話さない、僕らの方で圧力をかけておくよ」


俺は家に返される。


(最高だよこのスキル)


魔法とか肉体強化とかベタなのはいらねぇ、マインドコントロールや盗聴

透視、透明化さえあって頭さえ使えばなんだってできるんだ。


そんなテロとか起こさないけどな、普段の生活を送りながらじっくりと

堪能してやる。


そして大学生活を迎えた。


新太が起こす未曾有の大惨事。

多発する殺人事件と凶悪犯罪に日本中が騒ぎになっていた。


(少し控えないとな、ポイントも15万切ってるし、後金作って

本当にゆっくりと生きよう。)


僕は派手な妄想を散らしながら眠りに着く


(これが全部叶えられるなんて最高だワ)


また髭の生やしたじじいが出てきた。


「お前に貰ったスキル最高ジャン」


「調子に乗りすぎだ、新太、お前には身体強化とか知能強化をして

いじめられっ子に立ち向かい

しっかりと大学に生き、社会貢献して貰いたかったのになんてざまだ。

時間の逆戻りを

させるぞ、当然みんなの記憶は引き継いだままな」






という夢を見た。

ウインドゥは当然無い。

僕はたっぷりと射精していた

憂鬱な気持ちで学校に行く。


(全部夢なンだよ、糞が

でも、あぁすればこうなるとか知れたし、もしかして

案外夢の中で見たの事実なら、光の弱みとか握れんジャン)



教室に行く、みんながこっちをみる、学校の前まで男女100人が駆けつけてくる


「なんなンだよ」


以上、男子高校生が悲惨な集団リンチにあい、殺害されるという事件が起きました。

容疑者達はこの男に殺害されたり、性的暴行を加えられたりなどと事実に無いこと

を話しており。

何かしらの集団催眠の疑いで警察は捜査を進めています。


天界


死んでしまった様だな新太よ......。


「てめぇはじじい......!!」


「一応輪廻転生の義があるが、お前は前世のイルカでも、メスのイルカ

を強姦したり、悪戯に殺傷したりと最悪だった、最後はイルカ達にリンチされて

殺された、そのまた前世のインフルエンザのウイルスでも、お前は急に超悪性のウイルスに

なり、その世界を壊滅させた、......ここらでわしも本腰いれないとの、神のその上の

宇宙神に怒られるんじゃよ、そこで次はお前にしっかりと物事をみんなと協力して

努力して成し遂げたりと成功体験踏ませて歪んだ魂の形そのものを変えたいのじゃ」


続けてじじいは言う


「理不尽な境遇かもしれん、しかし努力すれば必ず褒美は取らせる、そして褒美なんかよりも素晴らしいものがあると努力の内で気付くじゃろう、それではグットラックちん太、あ、やべ間違え新太だっ...」


うわあぁぁぁっ!!転生が始まる


王都


舞踏会があるので令嬢や姫君達は城に集められていた。


「ローレンス様ったらとってもおかしいわ!!」


「はははそんなにおかしいかい?」


いけ好かないわ、あの小娘、第二王子のローレンス様も何故あんな小娘なんかに世話を焼くのかしら

令嬢は窓の外を見やる。


私の名前はミラ、絶世の美貌を持ち、欲しいものを手に入れる為なら容赦しない、だけどもどうしても手に入れられないものがある.....愛しのローレンス様、何故そんな女を?


「おえぇ......」


......うっなんか吐き気がする、......最近吐き気が凄いわ、生理も来てないし......。

医者にちょっと見てもらおうかしら。


「おめでとうございます、妊娠してます」

「は?」


ちょっと待ってよ、私処女よ?まだどの殿方ともいたしてないわ、何故そんな事が......。


「誰との子ですか?第二王子?、他の王子ですか?」

「ちょっと記憶に無いんだけど......」

「はぁ......不特定多数と寝すぎたのですかぁ......、お遊びはほどほどにしてくださいよ

大切な命なんですよ?」

「私は処女よ!!」


医務室がシーンとなる、はぁ......と医者が言う

ミラは憤慨していた、なんでいきなり妊娠してさらにこの医者に○ッチ認定されなきゃいけないのよ!!


「ミラ様、嘘はいけないですよ」

「ちょっと、看護師いる?、検査して貰うわ」


看護師と別室にいった令嬢ミラ、検査されてる、詳しい描写は規制がかかるので書けません。


「......処女でした」

「......とすると、処女懐胎ですか?、これはまた、超自然的な、もしかしたら生まれてくる子供は

預言者などの聖人なのかもしれません」

「......一応事も事だし、内密にして貰えるかしら?、お腹の事は食べ過ぎって事にするわ......」


......なんでこんな事になるのよ、まだ17歳なのに、子供が居るなんて王子達にも貴族達にも誰からも相手して貰えなくなるわ......。

うーん、どうしましょう......そうだ!私が可愛そうな養子を貰った事にしましょう。

そうすれば、印象もいいし、この子は私の家の力で成長したらさっさと騎士団か何かにいれましょう......。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


目が覚める、まぶしい......。

う......ん?あれ、光?......に似ている女の人の顔だムカつく......。


「なんか憎らしい顔してるわこの子」

「自分がお腹痛めて産んだ子にそんな事言わないで下さいよ......名前どうします?」

「チンタ」

「は?」

「あ、なんかその名前が脳裏に浮かんだの、ちょっとそれじゃまずいペチンタイラ・シーレにするわ、私はチンタって呼ぶけど」

「は、はぁ」


生後半年


なるほどな......この半年で世界の事色々わかったぜ、俺は最近良くある異世界転生をしたのか

後じじい俺の名前間違えやがったな俺はチンタじゃない、シンタだ

声帯は育ってないから喋れないから意思疎通はできないが、嬉しいことは。


「チンタ乳をあげるわ」


おぉきたきた、むちゅううううううううううっ!!れろれろ、かりっ

「あ、あっ、あっ.......って何でそんなに官能的にお乳を飲むのかしら......?」


チンタと頭を撫でる、令嬢ミラ、彼女は少しこの子供に愛着が出てきた。

うーんやっぱり変な所あるけど、自分がお腹を痛めて産んだ子供だから.....可愛いわ

しかし、このあいだ縁談が決まったところで、この子の事向こうは迎えてくれるかしら......?


チンタ2歳 転生した新太こそチンタに与えらた試練1、荒廃した家庭、義父のDV


「このクソガキっ!!」


バチンとシンタは叩かれる、痛えこのクソ野郎!!......が声を出すとますます気味悪がられて叩かれる

な......。


「お願いチンタに手をあげないで.....ぶつなら私の事をぶって」


......母ちゃん!!、......俺も前の世界でこんな母ちゃんに生まれたかった。


「おい......本当にそいつ、養子か?、何故そんなに可愛がる......?、別の男との子じゃないのか?」

「信じて下さい......貴方」


......母ちゃん、すまねぇ、俺がもう少し大人になったら......そんなやつ、ぶっ殺してやる!!

チンタは背を向ける義父ヨシフを睨みつける。


チンタ4歳


「ジョージは可愛いなぁ.....どこぞのクソガキと違ってな!!」


チンタはいつも通りDVされる、母ミラはいつも身を体して守っている、夫ヨシフの暴力が二人を支配する

ある日ギャンブルに負けたヨシフ、いつもの様に二人に手をあげる、そして今回ばかりはいつもの様にすまなかった。


「ハァハァ......やっぱりそいつ、他の男の子だろっ!!ミラっ!!、この女殺してやるっ!!」

「やめてえええッ!!、誰か助けてッ!!」


最愛の母を痛めつけられて、シンタは怒りに狂った、気付いたら口が開いてた。


「オープンザウインドウ、セレクトパワーアップスピードアップ-1000pオッケイレッツゴー」

「......チンタ?」

「俺が相手だ!!、ヨセフ」


良い子にしてたらじじいから年毎に与えられる1000p×4=4000P、全て使い切る!!


「魔力生成、剣-1000p」


「チンタ......何だ貴様それは、魔術師の勉強をしてた訳でもあるまい.....」


魔術師の勉強はしていた、一応字読めるからな、書斎にいつも目を盗んでは、入って勉強していた......孤独をうめるために.....そして母ちゃんを守るためにな!!

ただこの体では魔力が足りない......だから・


「魔力増加-2000P」

「王宮騎士の俺に勝てると思ってるのかああああああっ!!」


ヨシフがテーブルに置いてあった剣を振り、チンタに斬りかかる。


「勝てるさ」


風の魔法、風の加護をまとい、疾風の如くヨシフに斬りかかるチンタ、ヨシフの斬撃を避け右腕を切り落とす、動脈から血が吹き出る、止血をしないとヨシフは死ぬ。

ミラがチンタの事を見て驚いた後、口を開く。


「......やっぱりチンタは特別な子だったのね」

「母ちゃんすまねぇ......まずヨシフの止血をしてやりな、俺は家を出る、もうここにいられないからな」

「どこに行くのチンタ!!」

「さぁ、わからん、ダンジョンとやらにでも行ってみるさ、母ちゃん、いやミラ、あんたいい女だったぜ」


急に男らしくなったチンタ、チンタとの入浴や授乳が頭をよぎる、ミラの股間がじわっと濡れてきた。


「チンタ......一息ついたら帰ってきて、私の愛した子、そして.....私の愛した男」


チンタはミラの顔に前世の光の顔を思い出す、ヨシフには俺をいじめていた高輝の事を


「......前世の因縁か、いけ好かねえ事しやがるあのじじい」


チンタは必ず帰ってくると胸に近い、令嬢の家を後にした......が三時間位歩いたら帰りたくなってきた

ミラという特別な存在から与えられる愛情のせいで、カッコいい事したが歪んだ魂はそんなに簡単に変わらない......しかし今帰ったら止血されたヨシフに殺されるなぁ......ポイントも全部使ってしまったしなぁ......。


転生した新太こそチンタに与えらた試練2、孤児


あー......あ!!孤児院に行こう!!、スラム街とかちょっと嫌だなぁ......万が一に備えて、わりかし

背負ってるバッグに金貨ちょろまかして入れてたんだ。


王都、ベルガモット孤児院


呼び鈴を鳴らすと院長が出てきた。


「俺孤児だから入れてくれよ」


「帰れクソガキ」


チンタは金貨を手の中でチャリンとならす、快く院長は中に入れてくれた


「おい茶とかねエのか?」


ふてぶてしく、机に足を乗っけるチンタ、スキを見せるとこの男すぐに調子に乗る、ミラと暮らしていた

4年間はなんだったのか、何も変わってないのか。

コーヒーを催促すると、金髪ロングのフワッとした巨乳の美人がコーヒーを持ってきた、チンタはコーヒーに口をつける。


「に、にっがあーい、ぼ、ぼくこんなの飲めないよぅ......」

「大丈夫?ボク?あらコーヒーをとの事だったのだけど」

「ぼくは蜂蜜入れたミルクしか飲めないんだ、お姉さん名前はなんて言うの?」

「私はマリーよ、ボクお名前は?」

「ペシンタイラです、シンタって呼んでね」


「えぇ、分かったわチンタ」


......ん?、孤児院の巨乳美人職員が口にした名前を聞いてシンタは驚く、これからも呪いとの戦いだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る