第一章・第二節

 //第一章・第二節//


 イゾウとロヴィはどこまでも続く闇の中を進み続けていた。二人の足音と探鉱道具がぶつかり合う音がどこまでも反響し、底知れない恐怖心を湧きあがらせてくる。それは迷鉱の果ての無さを改めて感じさせるのに充分な効果を発揮していた。

 視界の端で時折揺れ動く小さな光深生物によるものだろうか。見えない何かがいるという事実がロヴィの心をより一層締め上げてくる。向こうは私に気づいているのだろうか、向こうは私を意識しているのだろうか。向こうはもう、私を襲う算段を立てているのではないだろうか。形容しがたい恐怖感を覚えるロヴィを飲み込まんと、迷鉱の闇が静かに嘲笑っているのではないだろうか。そんな気さえした。


 ロヴィはイゾウが口にした言葉を頭の中でグルグルと反芻させる。

 “迷鉱のことが嫌い”

 それはロヴィの想像をはるかに上回る内容だった。金を稼がなくてはならない、実は探鉱夫を強制させられている、などのありふれて思いつける内容ではない。

 嫌いだから、そうイゾウは言った。

 おそらく迷鉱のことを誰よりも知り、誰よりも迷鉱に潜っている、そんな彼がだ。


 ロヴィにはその先を聞くことができなかった。と、同時に聞いてしまったのだと自覚した。イゾウの、おそらくは踏み込んで欲しくないところ、探られたくはなかったところに何の覚悟も無く土足で踏み込んでしまった、そんな自分を情けなく感じる。ロヴィの中ではどこかで、イゾウとの間には“何かあってもなんとかなる”という楽観的な思考を勝手にしてしまっていたのだ。そんな軽い信頼を寄せいていたことに気づき憤りすら覚える。ロヴィには心なしか、前を歩くイゾウの背中がいつもより頼りなく見えた。


 しばらくすると、二人の眼前にまばゆい光が広がってきた。ただただ闇が続いていた迷鉱の中で光が差している。まるで“出口”を思わせるような光景だ。イゾウは見慣れたといった様子で歩き続けるが、ロヴィにとってその光景は異質でしかなかった。二人は光に吸い寄せられるかのように前へと進む。

そして、その光の正体は光に包まれた巨大な空間だった。ロヴィは初めて訪れたその場所を見渡し、その圧倒的な美しさに思わず息を漏らす。

 ドーム状に広がった空間の壁には輝きを放つ大小の水晶が散在しており、一見無機質なそれは形も色も様々なものがあり鮮やかな光景を生み出していた。それらに乱反射する形で無数の光が拡散している。空間の最上部に一際光の強い部分があり、どうやらそこが光源となっているようだ。


 光源の正体は“カガヤキ藻”。僅かな光でも成長、繁殖ができるとてつもない生命力を秘めた植物性の深生物だ。カガヤキ藻は呼吸をする際に空気中に漂う微細なケイ素を体内に取り込む。それによって自らを発光体とすることが可能になるのだ。カガヤキ藻から発せられた光は数多の水晶によって乱反射され増幅されていく。結果的にカガヤキ藻が浴びる光は強くなり、彼らの成長を大幅に促進させる。事実、ここ(イグナス鉱路初槽)のカガヤキ藻群は迷鉱の中でも類を見ないほど大規模なものになっていた。

 空間上部を飛翔している鳥型の深生物が甲高い鳴き声をあげる。それはこの空間の神秘さと相まってとても美しいものに聞こえた。ここは一つの空間で小さな生態系を形成している、ロヴィにはそう思えた。


「槽を見るのは初めてか?」

 沈黙を破り、イゾウが久しぶりに口を開いた。

「え、あぁそうだな。迷鉱にこんな場所があるとは知らなかったよ。ただただ暗くておっかない場所っていうイメージしかなかったからな」

 ロヴィは戸惑いながらも答える。しかしながら目の前の光景に目を奪われていたおかげか、あまり意識せずに済んだことは幸いだったといえるだろう。


 ロヴィはうつむいてしまう。

 自然に言葉を返すことはできたが、この先どう会話を続けていいかわからなかったのだ。今の自分に果たしてイゾウと笑顔で和気あいあいと会話をすることが許されるのか、それがロヴィにはわからない。

 そんな憂鬱モード全開なロヴィの心境を知ってか知らないでか、イゾウが口火を切った。

「確かによ、俺は迷鉱のことが嫌いだ。クソッたれのクソ野郎だと思ってる」

 鏡の様な槽の地面に、うつむいたロヴィの顔が淡く反射する。

 イゾウは槽の天井部を見上げながら続ける。

「だがな、この仕事。探鉱夫は別に嫌いじゃねぇんだ」


 ロヴィは反射的に顔をあげた。あげていた。


「お前さんも今感じているだろうが、ここは闇一色の世界なんかじゃねぇ。迷鉱の色は目まぐるしく変化する。それは迷鉱に潜る俺達にしかわからねぇことだ」

 ロヴィは言葉にしなかったがその通りだと感じていた。実際に彼女も迷鉱は黒一色の世界だと思っていたからだ。それはそれは悲しく寂しい世界だと思っていた。

 しかし、それは違った。間違っていた。


「こんなクソッたれな場所なのによ、全然飽きねぇんだ。俺の知らねぇもん、想像もつかねぇようなもんに溢れてる。なんていうかよ、きっと楽しいんだろうな」


 ( あぁ、イゾウも・・・イゾウも普通の人と何も変わらないんだな )

 ロヴィにはなんだかそう思えた。天を仰ぎ見ながら語るイゾウの横顔は、夢を追いかける少年のそれだった。とても力強く、そして熱の籠ったものだった。ロヴィは無意識のうちに浮かない表情を解いていた。

 イゾウはそんなロヴィの頭に手を乗せ、頭をぐしゃぐしゃとかき乱す。

「んなー・・・なにするんだよぉ」

 ロヴィはむくれっ面をしながらも、されるがままにグラングランと左右に揺れている。

 イゾウはそんな人間振り子状態に満足したのか、悪戯な笑みを浮かべている。


「それによ、大嫌いな奴の腹ん中暴いてやるってのも中々粋ってもんじゃねぇか、なぁ?」

 その発言はただ挑戦的な、野心的なものにしか聞こえないだろう。しかしイゾウに頭を押し付けられているロヴィは知らない。

 彼の悪戯な笑みが


 獰猛な野生のそれに変わっていることを。


 先ほどのやり取りはイゾウなりの気遣いだったのだろう、とロヴィは感じた。と同時に笑いがこみあげてきてしまった。ロヴィはくしゃくしゃな頭を手で梳きなおす。その感触は不思議と温かいものに感じられた。

「イゾウ、あんたはほんとに不器用な奴だなっ!・・・っていうかどんだけぐしゃぐしゃにしたんだ!?指が凄く引っかかるぞ・・・」

「うっせ、この野郎。次は触手みたいにすんぞ」

「ムキー!!」

 イゾウは頭を掻きながら歩き始めた。ロヴィはそれが彼なりの照れ隠しだということを知るはずもなかった。そしてロヴィはすっかり明るさを取り戻した様子でイゾウの後を追いかける。二人の航鉱を見送るかのように、槽の水晶はより一層煌びやかに輝きを増していた。




 三十分ほど歩いただろうか、振り向いても槽の光はもう見えない。そしてロヴィの髪もいつも通り綺麗にまとまっていた。

 再び広がるのは闇の世界。先ほどの煌びやかな世界とは対照的な暗闇の空間はとてつもない重圧を有していた。闇の世界を進む二人の標は手元のライトが照らす心許ない光だけだった。ロヴィには不安定に揺れる灯が頼りなく思えて仕方がなかった。

「このライトもうちっと強く光ってくれないのかぁ?」

 ロヴィはライトのスイッチを限界よりも上に押し上げようと必死に格闘している。しかしスイッチ辺りからミシミシと音が聞こえ始めた辺りで青ざめた顔で指を離した。

「文句あるなら消してくれてもいいんだぞ」

「馬鹿言え!こんな暗いとこライト無しで歩けるか!!」

 ロヴィはライトを持ったままの手を感情に任せてぶんぶんと振る。闇を照らす光が動きに合わせて大暴れしていた。

「んじゃ文句言うな・・・大体この“ハンドライト”だって先駆者の皆々様のお陰で使えてんだ。一秒一秒感謝しながら使えこの野郎。」

「わかった!感謝~感謝~感謝~・・・」

「うるっっさいわ!!」

 イゾウの叫び声が反響音によって繰り返される。どうやら謎の読経は止まったようだ。


「いや、でもやっぱり暗いなぁ・・・そうだ!私が“めっちゃ光るライトの”サイン”を見つけたら全部解決だな、うん!」

 それはまるで世紀の大発見をしたかのような自信満々な声色に満ちていた。

「んな簡単に“サイン“が見つかってたまるか」

 そして少女の渾身の大発見は一蹴されたのだった。あからさまにロヴィの肩が下がる。

「うえぇ・・・だって~」

「一応“ハンドライトのサイン”だって迷鉱の秘宝なんだぞ」

「わかってるけどさぁ、やっぱ見つけたいじゃんか!!“サイン”!」

 ロヴィは頬を膨らませ過ぎて顔のシルエットがおかしなことになっていた。


 迷鉱はただの洞窟、というわけではない。工業生産に必要な鉄や錫などの金属類、燃料に必要不可欠な石炭、貴重な宝石の類など様々な資源が多量に採掘できる。しかしそれだけには留まらない。それらと比べ圧倒的な価値を有するものが、迷鉱の秘宝と呼ばれる“サイン”である。

 迷鉱内に稀に存在する“宝物庫”に祀られている円筒形の物質、それがサインである。なぜサインがそれ程までに貴重な存在なのか、


 それはサインに封じられている“現存しない未知の技術や知識”にある。


 今から320年前の鉱歴256年、有史以来初めて宝物庫に辿り着いた探鉱夫“ダンテ”は迷鉱内(通称イグナス鉱路浅瀬圏第一宝物庫)で“ミラー・サイン”を発見した。そう、“鏡を作り出す技術”である。それ以来大小規模の様々なサインが発見されている。大規模なサイン(マクロサイン)になると“蒸気機関”、“電気通信”、“帆船”などがある。サインを獲得するということはともすると国家の利益に直結するものであり、しばしば国家間で対立や競争が起こることも珍しくない。サインとはそれほどまでに貴重で、そして莫大な力を持つ存在なのだ。


「俺だってまだ二つしか見つけられてないんだぞこの野郎」

「イゾウは今までにどんなサインを見つけたんだ??」

「あれだ、“小型の電動ドリル”ってやつと“義眼”のサインだな。」

 勿論のことだがイゾウが発見したこれらのサインはすでに実用化され様々なところで役に立っている。義眼は医療機関での手術や諸研究施設での補助器具用途に、小型電動ドリルは先述のものに合わせ技術加工用や貴重な鉱石を傷つけずに採掘する用途に用いられている。そんな幅広い分野で役立っている二つのサインだが、基本的に“アホの子”なロヴィにはさっぱりなのだった。

「で、でんどうどりる?ぎがん??」

 これ以上にない程腑抜けた声が迷鉱に響く。きっとこれ以前にも、そしてこれからも迷鉱では一切聞くことのないものだろう。

「あー、知らねぇのか・・・っとな、ウィーンってなるやつとニセモノの目ん玉のことだ。」


 なんというか、こちらも五十歩百歩である。


ロヴィは小首をかしげながらうんうんと唸っている。ロヴィは暫く唸り続けた後、イゾウの方を振り向いて言い放つ。

「イゾウは説明がへたくそだなっ!!」

 もっともな感想だった。

「お前の理解力の無さを人のせいにすんな!」

 そんなどちらに非があるのか決めあぐねるやり取りが交わされる。最終的にはイゾウのライトが目つぶしビームとなってロヴィの顔面に直撃し、少女が悶絶することで不毛な争いに幕が下ろされたのだった。


 そして闇の中での突然な眩しさに悶絶していたロヴィが、なんとなしに呟いた。

「“延々とご飯が湧き出てくるようになる”サイン“とかないもんかなぁ、うぇへへへ・・・」

 どんなに苦しくて眩しくて最悪な状況でも暴食の化身は健在なのだった!

「はぁ・・・」

 世界一下らない妄想だと思った。しかし、それが彼女一人の腹を満たすのではなく世界全体に対する思いならあながち悪くもない、という感想を抱いたイゾウであったが、

 ( いや、絶対にあいつの腹ん中に全部吸い込まれていくな )

 そんな結論に至ったのであった。


 どうやら世界が救われるのはまだまだ先になりそうだ。




 更にしばらく行ったところでイゾウが足を止めた。どうやら今回の目的地である浅瀬の最奥部に辿り着いたようだ。浅瀬は迷鉱でも比較的“安全”で“踏み込み易い”エリアである。

 しかしながら、それでも、だとしても


 ここは重い


 ロヴィはそう感じた。

 そして、今回の航鉱についてロヴィは何も知らない。いや、聞かされていなかった。これまでも何度かイゾウと迷鉱に潜ったことはあったが、大まかな目的は聞かされてきていた。しかし、今回はイゾウに言われるがままに付いてきた。そして目的地にたどり着いたことで、自然と疑問が浮かび上がってくる。


「なぁ、イゾウ。そういえば今日は何でこんな奥までやってきたんだ?」

「あー、言ってなかったっけか?そうだな、あそこ見てみろよ。」

 そう言ったイゾウは少し離れた岩壁の真下の方を指す。

 そこには、在った

 それが在った


 大きな鉄の塊の様なもの


 ロヴィの頭の中ではそうとしか説明ができない。”それ”が何かの原型を崩したものなのか、はたまた元々“それ”だったのか。言い知れぬ不気味さを秘めている“それ”は無造作に転がっていた。

「なんだこれ、こんなもの今まで見たことも聞いたこともないぞ?さては新種のサインか!?」

 正体不明のそれを前に、ロヴィは興奮気味にはしゃぐ。

 しかし、

「ちげーよアホ。よく見てみろ、これはたぶん“乗り物”だ。」


 イゾウの言う通りよくよく観察してみると、鉄の塊には四肢の様なものがあり頭部の様なものも見受けられる。ボロボロでわからなかったが、人が一人入る程度のスペースもあるようだった。しかしながら、これが乗るためのものであると教えられたところで正体が依然掴めないことに変わりはなかった。

「だとしてもこれは何なんだ?こんな乗り物イグナスでは見たことないぞ?ヤマトかレガリアの探鉱夫辺りが乗り捨てていったのか?」

「知らん。ただ、これは俺の推測だがこれはどこの都市のもんでもねぇ。現存する自動航鉱機はそんなに高性能なものじゃない。エネルギーの消費を往路だけで見積もったとしてもさっきの槽、イグナス鉱路初槽辺りまでが限界だろう。他の航路からはつながってねぇしな。それに自動航鉱機はこんなどっしりしたもんじゃねぇ。見た目からして貧相なもんだからな、壊れたとしたらすぐに細かいパーツにバラバラになるだろうよ」


 イゾウがそう言うからにはそれで正しいのだろう、ロヴィはそう思った。ロヴィは探鉱に関する技術・知識においてはイゾウを全面的に信頼しているからである。それは絶対といっていい程だった。

 しかし、ロヴィには気がかりなことが一つあった。それはロヴィの心にささくれの様に突き刺さっていた。いつもなら見過ごす程度の、しかしながら限られたこの空間では圧倒的な違和感を生み出すものだった。それは、


「なぁイゾウ、ならなんでイゾウはこの鉄の塊のことを知ってるんだ?」


 イゾウ達はなぜここに来たのか、それはこの得体のしれない“乗り物”を調べに来るためだ。そう、目的があった。明確な目的があってここまで来た。つまりイゾウは“既にこの得体のしれない乗り物の様な存在を知っていた”ということになる。彼自身がどこの都市のものでもない、と言った“乗り物”のことをだ。知識は無いのに存在は知っていた、それの意味することとは何なのであろうか。


 そして当のイゾウはと言えば、ロヴィの話には気づいてもいないようで件の鉄の塊を調べていた。全長は3メートル程だろうか、四肢と頭部を持ち何やら“生き物を模した造り”になっているようだった。外装の損傷は激しいが、少なくともイゾウの持つナイフでは“傷一つ付けられない”ということは確認できた。単に人一人程度の力では傷がつかなかっただけなのか、金属ナイフで傷一つつかないほど外装が硬い素材でできているのかは判別できなかったが。イゾウはどこかで似たような感触を覚えているが、記憶の引き出しのどこにしまったのか思い出すことができない。

 内部には人が一人入れるほどの空間があり、辛うじて判別できるが複数の“管の様なもの”が確認できる。何かを注入または取り込むためなのか、それらは本体と繋がっていない側が無造作に途切れて散乱していた。今までに見たこともないような複雑な造りになっており、外から大まかに見るだけでは何が何だかさっぱり解らない。

 内部についてイゾウがさらに調べようとしたとき、ロヴィの甲高い声が聞こえてきた。


「ちょっと!聞いてるのかイゾウ!!無視するとはひどいぞ!!」

 完全にイゾウの意識の外へと追いやられていたロヴィは、大きな瞳を微かに潤わせながら口を一文字に仏頂面を浮かべている。

「んあぁ、すまんすまん。全く気付かんかった」

「ったくもう・・・で!なんでイゾウはこれの存在を知っているんだ?」

 やっとこさ構ってもらえたロヴィは少し嬉しそうに質問を繰り返した。

「あぁ、それはだな・・・」


 普段ロヴィがイゾウから迷鉱についての話を聞くときは必ずと言っていい程、胸躍らせそれはそれは楽しそうに聞いている。迷鉱に関する全く想像のつかないような知識は、ロヴィの想像をはるかに超えるものばかりで聞いていてとてもワクワクさせられるものだったからだ。

 しかし、この先彼女がしていた顔とは、果たしてそのような類のものであっただろうか。

 それはそれは怪訝で、それでいて興味程とも言えない、不気味なものを目の当たりにしたときの様な、そんなものではなかっただろうか。

 そしてそれは普段表情がコロコロと変化する喜怒哀楽の達人ともいえる彼女が、初めて見せる顔だった。


 イゾウは言う

 何一つ偽ることなく


「お前さんを拾ったのがちょうどここ、こいつの傍だったんだ。」


 その瞬間、ロヴィの思考は白一色で染まった。



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