第3話 開運探偵の死亡
悲鳴がした方向にそろりそろりと歩み寄り、岩陰からおそるおそる覗いてみると、そこでは黒服を着た男たちと一人の女が対峙していた。おそらく、先程の悲鳴を上げたのは女の方だろう。
大勢の男が、一人の女を、囲っている。事案以外の何物でもない光景だ。
黒服の集団の中で、一際威厳のある風格を漂わせている男が、一歩前に出た。
彼は火のついた葉巻を咥えており、それを摘まんで口から離すと、口を開いた。
「『極道探偵』、
威圧的な声で、男は名乗った。
それは、くもるのような世間知らずの恥知らずでも聞いたことがあるほどに、有名な名前だった。
『極道探偵』紅有朱野──その名前が示す通り、彼は指定暴力団『え組』のカシラという反社会的な立ち位置にある『自称探偵』だ。おそらく、他の黒服は彼の舎弟だろう。
探偵法によって探偵を名乗れば誰でも現場に踏み込むことができ、犯人逮捕の為のあらゆる行動が許されるようになったのは第一話で説明したので、読者諸君の記憶に新しいはずだ。え? 第一話が投稿されたのはもう二週間近く前だから、その内容なんてとっくに忘れてるだって? うるせー!(笑) だったらもう一度読んでこんかい!(露骨なPV稼ぎ)
話を戻す。
つまり、探偵法によって、高級品が犇めく宝石店であろうが、一般人には立ち入りが禁止されている重要機密施設であろうが、事件現場になりさえすれば、『自称探偵』は顔パスでそこに侵入し、好き勝手出来るのだ。『極道探偵』がこんなガバガバな法律を利用しないわけがなかった。
探偵法が施行されてからというものの、有朱野はエルメシアから予告状が出された場所にすぐさま乗り込み、犯人逮捕のためと言い張ってなんやかんやでそこを『え組』のシマにするという非道行為を何度も繰り返してきたのだ。これは酷い。
そのあまりにも非人道的な悪行から、有朱野は同業者や警察機関は勿論、『自称探偵』達からも危険視されていた。くもるもその一人だ。
おそらく有朱野も『NHK』の招待状を受け取り、暗号を解いてここまで来たのだろう。そんなことは推理せずとも分かる。くもるは「こんな反社会勢力を招待するなんて、『NHK』は無能なんですかっ!」と叫びたくなったが、そんなことをしたら有朱野に見つかり、面倒なことになりそうなので我慢した。えらい。
「お前さんもわしと同じ『自称探偵』じゃろ? じゃったらこれ以上進ませるわけにはいかねぇなぁ。招待状を見ればわかる通り、『エルメシアとの一騎打ち』の機会が与えられるのは一人だけじゃ。ライバルが増えるのは困るけぇ、大人しく回れ右して、帰ってもらおうか」
言って、有朱野は女に一際鋭い眼光を送った。凡人がその身に浴びれば、恐怖のあまり失禁脱糞しかねないほどに、凄みのある眼光である。
視線につられて、くもるは女の方に目を向ける。その途端、彼は目を丸めてギョッとした。
なんだあの格好は──いや、服装が変というワケではない。灰色のロングヘアーを赤いリボンでまとめたツインテールや、黒い生地を基調にしたフリフリのロリータファッションは、見た目からしてハタチを超えているのは確実な女性がするにはやや奇抜であり、登山に向かないように見えるが、一般的な個性の範囲に収まるだろう。問題はそれの上から巻き付けている包帯だ。
包帯、包帯、包帯──大量の白い帯が、まるでフリルのようにロリータの黒の上を縦横無尽に走っている。手や脚まで覆いつくされていている様は、手袋やソックスをはめているみたいだ。布製の医療器具の浸食は顔にまで及んでおり、辛うじて露わになっているのは鼻から下と左目部分だけになっている。
くもるが『週刊少年ジャンプ』か西尾維新を読むのがもう少し早ければ、「名瀬夭歌かっ!」と突っ込みそうな独特のファッションだ。ここまで細かくビジュアル設定書いたんだし、誰かファンアート描いてね。
何故(名瀬とかかった駄洒落ではない)こんな格好をしているのだろうか。ここに来るまでにくもるでも負ったことがないほどの大怪我をする羽目になったのか、それとも古代エジプト王朝の墓から出張してきた『自称探偵』なのか──疑問しか湧かない格好をしている女だが、それから分かることがたった一つあるとすれば、『こんな格好は馬鹿みたいに目立つ』ということであり、それは『この女が普通に登山に来た一般人ではなく、目立ちたがりの代名詞的存在である『自称探偵』なのは間違いない』と同義であった。先ほどの台詞からライバルを蹴落とそうと企てているのが窺える有朱野から絡まれるのは当たり前だろう。
しかし、どれだけ奇妙奇天烈な格好をしていても、彼女が『自称探偵』の矜持を持つ者ならば、この程度の脅しに屈するはずがあるまい。それに、ほら、いかにも強キャラっぽい格好だし。
一番星くもるの胸中には、そんな確信があった。
「ひゃっ、ひゃいぃぃ。帰ります帰りますぅ!! 今すぐ帰りますぅぅ!!」
∩ ∩
| ∪ |
ハ ハノ ノ ズコー!
⊂(゚д゚⊂ ノ
屈した。甲高いアニメ声で屈した。
これには思わずずっこけてしまう。
ずっこけたということは、その際に盛大な音が鳴ったということであり。
「そこに誰かおるんかクルァ!」
有朱野がそれに反応するのは当然の帰結であった。
すぐに何人かの黒服がこちらにやってきて、地面とおなかがぺったんこしていたくもるを強制的に引き上げた。
「ほう、ガキか。コソコソと隠れていたことから察するに、きさんも『自称探偵』じゃな?」
「薄汚い貧乏人が触るなぁぁぁぁぁぁ!!!! ジブンを誰だと思っている! 霊長族代表こと、一番星くもるだぞっ!」
ジタバタと手足を動かして暴れる暴れるくもるだが、屈強なヤクザ数人に掛かれば、煩わしくとも何ともない。
このまま体格差が二回りもある男たちに組み敷かれ、くもる少年の光り輝く一番星はファックアンドファックされてしまうのだろうか──と思わされたが、そんなR-18な展開にはならない。本作はお子様でも安心して読めるミステリーがモットーの健全探偵小説だからだ。そういうのはブレイクくんに期待してね。
両脇から引き上げられるという、捕獲された宇宙人みたいな格好になっているくもるは、正面にいる有朱野を睨みながら叫んだ。
「だいたいですねぇっ! ヤクザが『エルメシアとの一騎打ち』を望んでるなんておかしいでしょうがっ! おまえみたいな社会のゴミに、『自称探偵』ならば誰もが夢見る最高の舞台は相応しくないんですよぉっ!!」
煽る煽る。まな板の鯉みたいな状況になってもなお、くもるの大人をチュッパチャップスするスタイルは健在であった。クソガキぶりもここまでくると敬意を表したくなるものである。
「えっぐっぐっぐ……」
堪忍袋の緒が納豆の糸より簡単に切れてしまいそうな煽りを受けて、有朱野が見せたのは、そんな余裕ある笑みだった。
「……おいガキ。わしが『エルメシアとの一騎打ち』を望んでいるのがそんなにおかしいのか?」
「あったりマエカルのサキエリスですよっ!」
サエカルな。
「その年になってもエルメシアを倒して世間の注目を浴びたがるほど承認欲求が盛んなんて、よほど承認欲求に飢えた過去を過ごしたんでしょうねっ! かわいそ〜〜〜〜〜〜〜〜」
「よぅ考えてみぃや。わしがエルメシアを下したとする──そして、世紀の大怪盗を手の内に収めたとしよう。手の内に収めるってんだから、アイツがどこにいつ『予告状』を出すかも思いのままってことじゃな」
「……っ!? まさかっ……!?」
「えっぐっぐ。そう、わしの目的はエルメシアを倒す事でもなければ、世間の注目を集めることでもない。『エルメシアの予告状』、ひいては『自称探偵の自由侵入権』の操作なのじゃよ」
有朱野が口にした計画を聞き、くもるは愕然とした。
もしこの男にエルメシアが捕らえられれば、その後彼女が出す予告状は彼の意志が介入したものになる。
彼がAという施設といえばAに予告状が、BといえばBに予告状が行くのだ。
そうなればどうなるか? ──有朱野は大手を振って『自称探偵』としてその現場に這入り、『極道探偵』としてそこを己のシマに出来るのだ。
「開発地区にレアメタルの採掘場、他の組のシマ……エルメシアに予告状を出してほしい場所は山ほどあるけぇのぉ。捕まえるのが楽しみじゃわい」
「な、な……」
なんてことを考えるのだ、この男は。
彼の理想が叶ってしまえば、日本の未来はめちゃくちゃだ。え? 『探偵』なんてものが元号に採用されている今の時点で相当めちゃくちゃだって? うるせー!(笑)←本日二度目
「そ、そんな計画をジブンみたいな子供に明かしていいんですかぁ? つ、Twitterで拡散しちゃいますよぉ~?」
震える声で煽るくもる。
こんな状況でそんなこと言うなんて頭オアか? と思わされるが、それは彼というキャラクターならば、確実にやってしまう、ただの強がりだった──それが拙かった。
「ん? そうか。じゃあ殺すか」
「え」
「どうせ他の探偵は全員排除するつもりじゃったからの。それが『排除』から『殺害』になっただけじゃわい。うっかり口を滑らせたわしも反省すべきじゃのぉ」
「ちょっ、タイムタイム!」
バスケ少年らしく両手でTを作ろうとするも、両腕を掴まれているのでうまくいかないくもる少年。バスケってタイム求める時に手でT作るっけ?
彼の要請空しく、有朱野は懐から黒光りする拳銃を取り出し、くもるに向け、躊躇いなく撃った。ぶっ殺すと思ったときにはスデに行動が終了しているくらいに素早い行動だった。
「アァーーーアアア!!!」
高速で飛んできた弾丸を胸に受けたくもるは、ヤクザたちの腕を離れ、膝から崩れ落ちた。銃創に手を当てると、ねばっこい液体がドクドクと流れ出している。
「そんなバカな……このジブンが……あぁ……このジブンが!!! ヤクザなどという下劣な生命体に!!! うあああああああああああ!!!!!!!」
「じゃーな、ザコ」
最後まで余裕の態度を崩さないまま、有朱野はくもるに最後の言葉を送った。
「キャァーーーーッ!!!」
傍から一部始終を眺めていた包帯女は悲鳴を上げ、うつ伏せに倒れ伏したくもるの元に駆け寄った。
「兄ぃ、そういえばこの女どうしやす?」 舎弟の一人が有朱野に問うた。
「放っておけ。弾は限られとるし、この『見せしめ』を見た後じゃ、登ろうという気にはならんじゃろ。えっぐっぐ」
なんとおそろしいことだろうか。有朱野は、口封じと見せしめの意味を兼ねて、くもるに凶弾を放ったのだ。残酷で冷徹な男である。
人一人の命をあっさりと奪ってみせた『極道探偵』は、そのまま舎弟を引き連れて登山を再開しようとした。
が。
何かが起き上がる音が聞こえ、足を止めた──起き上がる音、だと?
振り返る有朱野、なんとそこには、依然として胸からボトボトと液体を垂れ流しながら起き上がろうとしているくもるがいるではないか!
「なにぃ!? 死んだはずじゃ!?」
「ふっふっふっ、この『開運探偵』一番星くもる様ァンを殺したかったら、こんな小さい弾丸じゃなくて隕石でも使うんですねっ!」
くもるはゆっくりと立ち上がりながら、胸に弾丸を受けた直後とはとても思えないほどに元気いっぱいの声で啖呵を切った。
それを聞いて、有朱野の舎弟の何人かが、何かを思い出したような顔をする。
「『開運探偵』……? あ、兄ぃ! もしかしてこいつ、『探偵王殺し』の『開運探偵』なんじゃないですかい? 蟹玉県の美術館で起きた事件で、『王様探偵』とエルメシアを相手に勝利したっていう」「あっ、それならオレも聞いたことがありますぜ! その場に居合わせた全員が、そいつのバリツで気絶したんだとか!」「拳一つで美術館を爆破したらしいッスよ!」「ウー、わんわんうーわんわん!」「にゃあ~(CV:広橋涼)」「現場の近くのトイレで、全裸で亀甲縛りされた警察官が見つかったって聞いたことある!」「いや、それは流石に嘘だろ」
口々に『開運探偵』の伝説を語り出す舎弟たち。九十九割が尾鰭のついたデマであるが、有朱野をビビらせるのに十分だったようだ。
「こっ、こんなやつに構うのはもういいっ! 野郎共、さっさと上に行くぞっ!」
うすのくんのアイコンのキャラクターの髪色なみに青褪めた顔でそう言った有朱野は、逃げるようにして早足で去って行った。
当たりマエカルのサキエリスだ。銃弾を受けても立ち上がるどころか、すべての探偵の頂点に立つ『王様探偵』の更に上に立つ存在を相手に、戦おうと思うものがいるはずがあるまい。
その場に残されたのは、くもると包帯女の二人だけになった。
先に口を開いたのは包帯女の方からだった。
「たっ、助けてくれてありがとうございますぅ……!」
まず出たのは感謝の言葉だった。くもるとしては助けたというより巻き込まれた感じだが、彼女からすればそうだったのだろう。
続けて、彼女はおずおずといった様子で尋ねた。
「あのぅ、胸の傷、大丈夫ですか?」
「大丈夫です。だって、ほら」
くもるは懐に腕を突っ込み、何かを取り出した。
それは、万年筆だった。先ほど暗号文を解読する際に使用した、仇畜競馬が作りし高級品である。
ただ、それには先ほどとは大いに異なる箇所があった。
ペンの真ん中部部分に弾丸が食い込んでいるのだ。そこからは、ネバついたインクが漏れ出していた。
「流石に死んだかと思いましたけど、これが弾丸を防いでくれたんですよね。やっぱりジブンは幸運だなぁ」
ついでに言えば、有朱野の舎弟たちが都合よく『開運探偵』の武勇伝を思い出し、パニックになって逃げ去ったことも幸運であった。もしあのままこの場に留まられていれば、万年筆の存在は流石にバレていただろう。
けれども、脅かした結果とはいえ、ヤクザ達が上に向かったのは、くもるにとって大きな痛手だった。エルメシアとの対決権がくもるの予想通り先着順だった場合、勝利を譲ってしまった形になるからである。こうなると、先着順ではない事を祈るしかない。
今のくもるには二つの道がある。一つは、このまま例の『NHK』会長の別荘に向かう上のルート。しかし、こちらを選べば、再びヤクザ達と遭遇してしまう。
もう一つは回れ右して枕木と合流し、下山するルート。しかし、こちらを選べばエルメシアとの対決権を得られなくなる。
上か下か──我らが主人公、一番星くもるがどちらを選ぶかなど、火を見るよりも明らかだ。
「上だっ!」
「えぇぇ〜〜〜〜??」
「おっ、なんですかぁ? 怖いんですかあ? 『自称探偵』ともあろうものが、ヤクザを恐れるんですかぁ?」
「怖いに決まってるじゃないですかぁ! 頭オアなんですか?」
「ぐっ」
包帯女は大人のプライドを持たずに、煽りに対して弱さで返せるタイプのキャラだった。見た目に寄らず常識的なダメ人間である。
マウントとLUKの高さしか武器がないくもるとしては、意外なことに、こういう手合いが一番やりづらい。ちなみに、二番目にやりづらいのは肉体言語のみの対話しか受け付けないタイプだ。どこぞのビスケット屋みたいな。
「やめときましょうよぅ! 次こそ本当に殺されちゃいますよぅ!」
「アレだけ脅かせば、次はそう簡単に発砲しないでしょう──それに、危険性で言えば『極道探偵』だけじゃありません。他に来ている『自称探偵』の面々の中にも同じくらい、あるいはそれ以上に危険な奴がいるかもしれないんですよ?」かつて美術館を爆破した経験がある少年探偵が言うと、説得力がたっぷりある言葉だ。「そう考えれば、たかだか拳銃持った無法者一人を恐れて、帰るわけにはいきません」
「アレより危険な『自称探偵』がいるかもしれないとか、ますますヤバいじゃないですか……」
「あー、もう! だったらですねぇっ! オバサンは下山したらどうですかぁっ!? ジブンは一人で登るのでっ! むしろそっちの方が、ライバルが減って助かるんですけどっ!」
「オバサンじゃないですぅ! まだ28歳ですよぅ!」
「そこは強気で答えるのか……」
結構歳が行っていた。
ここまで書いて思ったんですけど、くもるの「〜ね」で終わる台詞ってグラブルのポンメルンで脳内再生されないですか? しない? そんなー。
ともあれ、「この包帯女に付き合っていてはますます遅れが生じてしまう」と悟ったくもるは、
「というわけで、出会って五分も立っていませんけどバイバイ、サヨーナラですね。あっ、そうだ(唐突) 帰る途中で、枯れ木と見分けがつかないくらいヨボヨボの老いぼれジジイと会ったら、こう伝えてくれません? 『お前には荷が重い案件だから、麓の駐車場で待機していろ』とね。アイツがいると僕の目立ち度が30%減してしまいますから」
と、一方的にまくし立て、登山を再開した。
しかし、後ろには包帯女が付いて来ていた。
足音からその事に気付いたくもるは、振り返る。
「……オバサン、なんで付いてくるんですか?」
「私も行きます」
「あれだけ嫌がっていたのに?」
「今でも嫌ですよぅ! ……嫌ですけど、くもるさんを一人で行かせるわけにもいきません。いざって時は、次は私がくもるさんを守りますから!」
「はぁ?」
いつのまに保護者ヅラしてるんだ、このオバサンは?
ジブンは同年代の子供どころか大人すら超えた位置に立つ存在なんだぞ?
そんな事を考えながら、くもるは訝しげに眉を顰めた。
「そして、私はオバサンじゃありません──れんげです」
包帯女は言った。
「
『極道探偵』との邂逅!! どこかで聞いた名前の『自傷探偵』との遭遇!! まだ見ぬ他の『自称探偵』たち!
はたして、くもるを待ち受ける運命とは!?
そして、この小説の続きは書かれるのか!?
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