うぐぅ
何言ってんだ。
勢いあまって言っちゃったぞ。
俺はこいつの事が好き。
なんなら大好き。
もし断れたらどうしよ。
そしたら俺、死ぬかもしんない。
「えっ、えーと。気持ちは凄く嬉しい」
きた。
この告白を断られる定型文。
何となく自分の死期を察した。
「だけど、私達は同居してるし。その、そういう関係になるのはマズイと思うの。まだ未成年だし。だから交際するのにはルール決めたい」
めちゃくちゃ早口で言われたんだけど。
言いたい事はわかった。
確かに俺もその事は考えてた。
そういう事はまだするべきじゃないって事ぐらいよく分かってるつもりだ。
交際のルールを決めるのには賛成だ。
ん、交際?
「つ、つまり。OKって事?」
夏樹は頬を赤く染め上目遣いでこちらを見つめてくる。
彼女のしなやかな髪。
シルクのような白い肌。
気をぬくとつい気を奪われるくらいこの子は可愛い。
「うん。そういう事」
こんな可愛い子と付き合えるなんです俺は死ぬかもしれない。
頭のおかしいラブコメ。。 ダンチ @koutttz
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