第拾壱話 解体とそれから入・・☆
「ふぅんんんおはようなんか寝つきが悪い気がする」
昨日夕食前に濾過装置に入れておいた水を鍋と中型蒸留器に入れて両方共に火にかけた。
鍋が沸騰するのを待つ合間に外に出て昨日冷やす為に川に入れて置いた熊を回収し川岸に流れ突いたであろう小枝を幾つか回収して川で顔を洗い家に戻った。
いくら内臓と血液が無くなったといえまだ若干重たいので解体作業はまだなので一時的に森爪熊を収納箱にしまい馬鈴薯を取り出し水で洗い蒸し器に入れて調理を始めたと言っても蒸すだけなのでほぼ待ち時間である。
蒸留器の薪を足して昨日確認していなかったログを確認した。
《経験値が一定値を超えスキル【解体lv1.00】を取得しました》
《
《汎用武術の経験値が規定値を超え基礎アーツ【スマッシュ 1.00】を取得しました》
《汎用武術の経験値が規定値を超え基礎アーツ【スイング 1.00】を取得しました》
「おおー某RPGで言うところの術技とか有名VR小説でのSSみたいなものかな」
「しかしどっちも打撃系のアーツっぽいから斬撃と刺突のアーツも覚えたいな」
ログが見終わりステータスに変化が確認する。
名前 三雲 村雨
種族 人族 ヒューマン
性別 男性♂
レベル 1
筋力 5/1000 I
耐久 7/1000 I
器用 10/1000 I
敏捷 8/1000 I
魔力 15/1000 I
精神 0/1000 I
運力 0 I
重量 15.0/59
火1水1風1雷1土1光0影0
武器 石の
骨格フレーム 汎用型フレーム壱式/コア プロトタイプ・コア 2500/2500
頭 ビギナーヘルム|物理防御 5 魔法防御 5|火0水0風1雷0土0光0影0
胴 ビギナーチェスト|物理防御 5 魔法防御 5|火0水1風0雷0土0光0影0
背中 プロトタイプ・リアクター|50/1s、緊急15.5s|500/500|魔力転換装甲25%
腕 ビギナーアーム|物理防御 5 魔法防御 5|火1水0風0雷0土0光0影0
腰 ビギナーベルト|物理防御 5 魔法防御 5|火0水0風0雷0土1光0影0|0/0|0/1s
脚 ビギナーレギンス|物理防御 5 魔法防御 5|火0水0風0雷1土0光0影0
転移ギフト 取得経験値up【中】 全属性適性
所持スキル 汎用武術 Lv.1.50 up
強化外骨格Lv.1.75 up錬金術【初級】Lv.2.40up 魔力操作Lv.1.00 解体lv1.00New
「精神と運以外軒並み少し上がってる、所持重量の上限もっと上げないと今後辛いそうだなー」と色々考えているうちに時間が過ぎ馬鈴薯の蒸し時間が終わっていた。
蒸した馬鈴薯は昨日と同じように皮ごと切り刻みボウルにいれて擂り粉木で擂り潰してマッシュポテトに調理し食べた。
「ご馳走さまでした」
台所から藁の縄をまとめたようなタワシと調理に使ったボウルと擂り粉木それと洗剤代わりに灰を持って外の川で洗い水切り台に置いて次の作業に取り掛かった。
「次は森爪熊の皮剥ぎと精肉作業だーこれが終われば肉が食える」
収納箱にしまった熊を腕輪に入れて作業部屋に運び仰向けで作業台に置いた。
まずは毛皮を剥ぐ所から胸と腹は切ってあので首を一周するように皮を切り、気道をなぞるように切って胸部の切り込みに繋げる、両前足首を一周するように切り腕の内側その真ん中を手首から胸に向けて繋げるように切ってゆく。
両足首も同じように一周切り股の内側を下腹部に繋げるように切る、切れ込みが終わり次は皮を皮下脂肪の所から剥がしてゆく右利きなので熊の右手側を首の方から上から順に右後足首に向かってナイフで少しずつ剥がしてゆく。
右側が終わり左側は後足首の方から首え向かって同じように剥がしてゆく、腹側が終わり残すところは背中側の皮である、ここまでに大体一時間位がけいかしただろうかボロボロにならないように注意さながらだから神経を使う、一呼吸入れて残る背中の皮剥ぎ作業に取り掛かる。
熊を仰向けからうつ伏せの体勢に作業台から落ちないように変更させ首の方から足の方へ剥いぐ、腹側をより少しだけ作業ペースが気持ち早くなっている気がした現在進行形で器用値が上がっているのか解体スキルのレベルが上がっているのか分からないが作業が着々と進んでゆく。
背中の方は体感30分位で終わり作業台に残ったのは頭以外ズル剥けになった森爪熊と折り畳んだ毛皮、取り敢えず皮のなめし方は、分からないので取り敢えず腐らないように気をつけながら乾燥させる事にした、まだこの世界の季節が分からないし寒くなったら使えるだろうし防具の素材にも鞣さなくても使えるかもしれないだろうから。
取り敢えず毛皮の処遇は、決まったので精肉作業に取り掛かる。
まず頭を斧とハンマーで骨と骨のあいだの所で切り落とす、切り落としたら四肢を関節の付け根から切り取り分け、背骨と肋骨の間に沿って刃を入れ魚の三枚卸しのように切りわけ、これで大まかに分けられたので今度は、骨から肉を削ぎ落とし部位毎に大まかに分けて収納箱にしていった本当は氷室とかで熟成させた方が良さそうなのだか難しそうなので時間停止されると信じてしまいこんだ。
ふとそう言えば森爪熊の爪に当たる所を解体中に見なかったような気がしたが恐らく解体バラす事にした集中し過ぎて気が付かなかったのだろうと言うことにして置いた。
「ンッ、ンッ、ンゥーつっかれたー色々な解体動画見てて簡単そうに見えたけど結構技術と経験が必要だなー」
30分位の休憩を入れ、休憩が空けると使った道具を灰とタワシを使って川でで洗い腕輪にしまった。
それから家に戻り作業部屋で外骨格を装着して家に鍵を掛けて異空間に収納し敏捷と耐久の訓練と移動を兼ねて街道を長距離走のペースで走り始める
大体45分位走り15分クールダウンと歩きと交互に行い自信体力と相談しつつ走り続ける、合計で3時間位走って気がついたがステータスの上昇もそうだが強化外骨格とスキル体力上昇のおかげなのか地球の時より疲れにくいと感じがした。
昨日と同じように2時間走り30分休憩を繰り返し2度目の休憩した時街道の先に壁のような物が見えた。
「あれは城壁か?大体徒歩で2日日位の距離だったかな?」
またそこから城壁へ向かった走ること45分位で城壁に着いた。
門に多少列が出来ていたのでその1番後ろで列が進むのを待つことにした。
待つこと1時間位で門の前まで来たので入ろうすると。
「身分証の提示を」と老齢の衛兵に止められた
『やっばこれ税金とか払えって奴かなお金持ってないよ』と内心焦り取り敢えず素直に答えることにした。
「すみません持ってません」
すると衛兵は、「冒険者や傭兵でわ無いのだな」
「ハイ」
「つまりお金も?」
「持ち合わせいません」
「フムでわ汝は迷い人か?」
「迷い人とわ?」
「どうやら本当に迷い人のようだ、でわこの石板に素手を置くように」
言われた通りに右手のガントレットを外し石板の上に手を置いたすると石板は青緑色に光文字が浮かび上がる、その浮かび上がった文字を衛兵が読みこう答えた。
「この木簡を渡す10日以内にギルドに登録して入街税銀貨2枚をここ持って来なさい」とそして
「でわ入ってよし」と言われた。
寄り合えず衛兵にお辞儀をして城壁の内側に入って行った。
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