第伍話 作業部屋の道具たちとロッカーの中の装備類
「よし腕輪の重量も軽くなったし次は作業部屋だと思う部屋に入って見よう」
そう言って部屋の扉に手を掛けた。
開けて中を覗いて見ると中々広く小型の整備工場位に感じる位広く感じた。
取り敢えずメモに書かれてた強化外骨格のフレームを確認するために探索する事にした。
部屋の中は、なるでスキルに合わせたように手前は錬金術用の小型蒸留器にビーカー、すり鉢、包丁等かテーブルに置かれており床には、錬成用だと思われる図形が書かれていた。
奥は、恐らく強化外骨格用の武器や防具等装備類が作れるように小型の熔鉱炉や鍛冶用の竈、金床、研磨台等が設置されており熔鉱炉、竈研磨等動力が必要そうなのは外の水車から動力が得られるよに設計されているようだ。
そして部屋の中央に恐らく外骨格のフレームが吊り下げられていた、フレームの形状は両腕両足の外側に骨組みがあり所々に内側と外側にコネクターのような接続部品があるようだ。
胸部は、鎖骨と胸上部を押さえるようにサスペンションのようなパーツが背部から来ており、胸骨部分に六角形の棺型のフレームがあり、恐らくなにか填めるために付いてだろう。
腰部は、骨盤に上から添うように下腹部を左右から押さえるような形状になっており股関節の動きに邪魔しないように内外に接続部品がついている。
背部は、肩甲骨と首を守るように下の線が無い凸状のフレームがあり腕部と胸部のパーツが繋がっており、背骨のようなパーツが下半身のパーツを繋げるように肩甲骨の真ん中まで来ており凸内側をヒトデのようにサスペンションが繋がっている。
「おぉーこれが外骨格のフレームかー何かメカメカしいというより骨々しい感じだなー」
「何か○イ○ンマンとか○ォール○ウトのようながっしりした感じを予想してたけどどちらかというと○レーム○ームズとかE○Fとかザ○ージぽい華奢な感じがする」
「あとこれ動力パーツっぽいのが無さそうだけどこの部屋にあるのかな?」
そう言って辺りを探すと不思議な事に部屋の真ん中ラインが外骨格系のスペースかのように部屋の端に3×2のロッカーが置かれていた。
流れ的に何となく中に重要な関連アイテムが入ってるだろうなーと思いつつ近づき左上のロッカーを開けると中に入っていたのは、防具の下に着る七分丈位のインナー上下5着と外骨格固定用だと思われるフルハーネスそれとフレームにはめるであろう 棺型の物が置かれていた。
「おぉー何かいたれりつくせいな気がするあの宇宙人?気前が良い」
と感想をのべ折角なので用意されたインナーに着替えハーネスを装着し肩ベルト、腰ベルト、腿ベルト、胸ベルトときつくないが擦れにくくなる範囲で締めていった。
そして釣られていたフレームを降ろして、ツナギを着るように下から順番にフレームを装着していった。
前腕と脛は、フレームにあったベルトで、腿・腰・背中・鎖骨は、ハーネスと接続して最後に胸骨部分のパーツに棺型の物をはめた。
そして試しにと色々と一通り動作してみた、屈伸したり、ロー・ミドル・ハイと蹴りの動作をしてみたりと。
結果動きの邪魔にわならないがいまいちアシストされている感じがしなかったので腕輪で確認して見るとステータス表記が更新されていた
〔武器 無し
頭 無し
胴 無し
背中 無し|0/0|0/1s
腕 無し
腰 無し |0/0|0/1s
脚 無し〕
「あっ
取り敢えずフレームとコアを鑑定する事にした。
《汎用型フレーム壱式|軍用強化外骨格用に開発試作された汎用フレームの初期型、初期開発案で出た軽量型のスピード、重装型の火力反動と重量、格闘型突撃型等の外装にある程度耐えられるようにコンセプトされているが75%以下の出力しか出すことができず各専用のフレームに劣る、現在は民間にも広く普及されている》
《プロトタイプ・コア・typeーC|軍用強化外骨格用に開発試作された初期型のコア・クリスタルの一種、量産性を基準に安価な鉱石とHクラスの魔物の魔石と骨紛を錬金術により圧力精製により作られている、現在は民間にも広く普及されている、コア・クリスタルの共通の規格外機能に容量以上にエネルギーがあると装甲パーツに放出され防御力が上昇する傾向がある|魔力容量2500》
「あぁーこれはつまりコアはエンジンのような役割でわなくむしろバッテリー兼任のCPUパーツのような役割でエネルギーが無いから正常に機能してないと」
「これはもしかして流れ的にさっきのロッカーに外骨格に当たる装甲パーツとエンジンのようなパーツが入ってるいるのでわ?」
そう言って確認するように左上以外のロッカーを開けていった。
中央上には革と金属で作られた兜が。
右上には背骨沿いが無い革の胴鎧が。
左下には左右でサイズが少し違う金属と革製のガントレットと革製の佩楯にハードレザーのブーツが。
中央下には前掛けのついたらベルトがよく見ると左右と後ろに剣帯のような物が付いている。
そして最後に右下には青く塗装された五角形の箱の様なものが入っていた。
「これで一通り揃ったのかな?」
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