応援コメント

色々あって……」への応援コメント

  • ウボ=サスラは何故か大好きなんですよね……
    イグ様みたいな崇拝対象では無いのですが、イステの歌の守護とか全ての生命の祖とか好き要素マシマシだからかもしれません

    作者からの返信

    ウボ=サスラ良いですよね。
    七つの呪いでは、あんな状態でも普通に語り掛けてきて驚いた記憶があります。
    好きな要素マシマシだと、例え崇拝対象ではなくともやはり思い入れも深くなりますよね。


  • 編集済

    これ書いてるうちに新作をアップされたようで、驚愕。
    本編を突き進まれていたら、リブートしたものを蒸し返すことになるので、水は差したくないのですが。

    テキトーな気持ちで目をお通しください。(ながーいです)



    今頃、感想です。あまり読みにこれていなくて、すみません。
    この前の座談会で>折れそうな心
    は、大丈夫でしょうか。

    さて…ろくひゃく数十件の投稿があるなか、投稿順にキロールさんまで読んで切り上げようと思ったところ、あえなく挫折。

    あちこち迷走して結局二、三十個しか読めていません(*_ _)人 ちーん

    でも感想。
    うまいなぁと思うのは自然さ、読みやすい筆です。
    超日常の世界感が日常として定着していることに違和感の「い」さえ感じずに、情報が与えられていることを意識しないで済むのは、キロールさんが「書く」という時は何かを活写し、読み手はそれを実録のように受け取ることになり、物語と読者の間に邪魔するものがないと感じます。
    書き手の介在に作者自身の生活感覚がにじみ出たり、読者より先に感想を持って読み方を縛ったり、働きかけを感じることもありません。
    そこは異世界だから、異世界らしく異世界らしいという事実に基づいて描かれているという姿勢を感じます。

    すんなりと入れて嬉しいなと思うところです。

    人物も設定もワクワクしそうな感じがありながら、掻き立てられるほどのメリハリはちょっとなくて、散じた印象は、そういう景色とテイストと言えばそれまでで。
    特色のある人物がいるので、もったいないと思ったり思わなかったり迷うところです。

    気になった点をいくつか上げますが、先に伝えておくと、冒頭は書き直すよりシーン替えすれば根本から解決じゃんと思いがちですが、放り出すのと、持てる技術を投入してその場面からもう何も引き出せないと考え尽くすのは、また別の行為で、良し悪しは置いて関係なくちょっと立ち止まって場面の可能性を考えてみよう、と思います。

    ・行動がつながらない? つなぐ情報が欠けている? 点。
    ・人数が全体に多い点。
    ・間接的に証明される世界観、陣野くんの状況も間接的な事実から把握される点。
    ・期待の焦点がしぼり切れない点。


    印象に残る(残す)人物は陣野くんとストさんですが、冒頭、女中さんの件に説明が割かれていて、歓迎されていないようだとうかがえました。
    この時、私の中では女中さんと女給さんのイメージが一致してメイド服が浮かんでたりします。(そしてゴスロリとメイド服が時代感として混ざる私)

    「皆はまだ?」のセリフで陣野くんは集まりのために訪問したようだと後でわかるのですが、そうすると、最初の女中さんのそっけない反応は、引っかかりを覚えます。
    読んでいる時にはほぼ気づかない齟齬ですが、冒頭で取り上げられ、印象付けされているやり取りなので、この振りが空振りに終わるより、後でつながって、読み手の情報が強化されると、意識するともなく感覚的に状況を把握させることができる、と思います。(けっこう理想を言ってるかも・・)

    また、短い字数の中に登場人物が多い場合、読み手に負担をかけるリスクがあります。(人ごとではない考察になりそうな予感・・)
    人を多く紹介されるとリアルでも名前と顔がすぐには一致しないものですが、文字の場合、視覚情報がないので意識は自然と人物の雰囲気をつかむ情報を優先しようと働きます。
    まずは人物像、その一部として名前や設定が認知されるので、人物像とセットになっていない情報は、一夜漬けの丸暗記よろしく「聞いたことがあるけどなんだっけ?」と後々、読み手を立ち止まらせ話の途中で気をそらせてしまいます。
    人数を絞っても情報のカードの切り方次第で簡単に混乱は生じるので、例えば、皇都でも有数の資産家と明かしても、ここで人物につながる固有名詞は伏せ、「洲燈家」と「洲燈様」をセットに。さらに「女中」「執事」が記号化されていますが、「洲燈家の女中」「洲燈家の執事」と受け取れる描写があると、どのようなところを訪れているのか表現が増せそうです。

    ストさんが現れたとたん、執事さんが消えたこと、さらに陣野くんが部屋に逃げ込んだことで、唐突に現れたゴスロリの人が浮いてしまったように感じています。
    その集まりにストさんも加わるため部屋の近くで陣野くんと遭遇したという流れに見えますが、どうもそうではないらしい・・・???
    ここも、女中さんの件と同様に見過ごしそうな謎が転がっていることになりますが、見当さえつかない謎なのでどちらかというと不発弾です。ここに予感があればそれは展開への期待に変わるのではないか、と思います。



    この冒頭を読み終えた時、本編を読みたくなるかと問われたら、読みたくなると私なら答えます。まず上げるのは作者の感性に起因する書き方の読みやすさ心地よさ、次に発展した呪術がうかがえる世界観がわかる描写に、広がる景色を知りたいと期待が湧きました。

    好みの問題と片付けず、その意味で成功しているとするなら、皇都に生きる陣野くんの直接的な視点を通して、私たちは間接的にけれど確かに物語の一端を実感し、作者が描く世界観に触れました。
    かたや陣野くん自身の行動は漠然としていて、本人は主体性を持って何かのために参じたはずなのですが、世界観と同じように周囲で起こることに反応するばかりで、何しに来たのか、何がここで行われるのか主役の行動の必然性については読者に明確にされません。

    つまり、世界観としての雰囲気は出ていますが、展開として、これから会う一ノ瀬先輩の人物像に期待を抱けばいいのか、ちらっとほのめかされた、これから行われる会合を楽しみにすればいいのか、期待の持って行き場がよくわからないんです。

    それは陣野くんの置かれた「状況」が人々の反応や行動という景色の中で、「皆はまだ?」「(執事の台詞で)魔神狩人」として発生して読み手に情報として伝わるためで、これは「世界観」を景色として見せた描写と同じ手法が全体を席巻しているんだと思いますが、そのため、あるところでは上手く機能し、ある部分では漠然となるしかなかったのだと思います。
    もし彼の来意や先輩の特異性が、前提として(行動理由として)陣野くんの言葉で聞けたなら、世界観に触れながら、ストーリーに乗るという感覚も味わえるんじゃないか、私たちは期待を持って主人公の意思に肩入れしたくなる、と考えます。

    カクヨムに登録した当初から、一話だけを講評されたり、一話だけを推敲したり、キロールさんが冒頭だけで参加する賞の存在を教えてくれたり、思えば冒頭の役目について考える機会を与えられてきたのに、未だ答えが出ないどころか、可能性の幅が広がっていくばかりです。
    冒頭はこの後の本編に続く準備というよりは、本編のエッセンスを込めた縮図として、しかも期待を持たせることで読み手だけでなく、書き手自身の意欲や方向を明確にできるかもしれないと考えます。この先迷った時に初心に戻ることのできるスタート地点になるというのが、冒頭に色々詰め込んだら行き着く像です。
    なので、今度はそこから引き算して行くことになるだろうな、と反動を感じてもいます。



    ・・・話しすぎました。最近書いてないせいか、すっかり読者です。

    今、現在、公募やコンテストに向けて頑張っているところ、ほしい言葉でなかったらすみません。そうは思わない所やわからないという所を飲み込む必要はぜんぜんなくて、むしろそういう部分こそ、自信を持って進むべきポイントだと思っております。
    無理に取り入れると私みたいに筆が止まってしまうので(自分発信だから自業自得)、いいとこ取りでいいんじゃないでしょうか。


    最後に余談。(ずっと余談だった)

    パルプ小説って説明できない気がすると思い、ちょっと今頃ホント今頃かじってみました。ごった煮なのか派生ブツが多すぎてよくわかりませんでしたが、自分で書くなら(書けないよ?)非日常ではなく「超日常」と考えると、なんかしっくり来ます・・うん、もうそれでいいや、です。


    目を通せた応募作は少ないですが個人的に「これは」と思った変なのを(失礼)紹介。

    「エスカレーターGERO」
    みなさん、あの素敵画像はどこから持って来るんですか? どれも話に合っていてびっくりです。(自分で選ぶのは面倒だけどやってくれるなら応募したいくらい)
    これ、画像が知ってる駅そっくりで軽く1分かかる長いエスカレーターに先日も乗って来たばかり。長いから誰も歩かないという解説がリアルすぎました。
    こうした「だから何?」ということにこだわる執拗さと、バランスを取るかのようなシュールさが好みなので仕方ない。最後のセリフの着地点がおもしろい。
    しかし、このテイストが続く本編を読むかどうかは五分五分です。長編にされたら多分発狂します。つらい。


    「羅生門(擬音マシ)」
    もう、読みづらいし、擬音が全部映像化するには困難で、おいーと思ってたのですが、いかんせん短文なので、それでも付き合ってしまう。
    しかも知ってる羅生門だということに気づいてしまう。(タイトルは読み始めたとたん記憶から跳んでました)
    枷を課されている読者。いちいち絵面を想像するのが面倒くさいのに、追ううちに楽しささえ覚えるという。
    本当に羅生門か? 
    なんかすごくタメの多い羅生門だな、おい。
    老婆が髪抜いてる理由は知ってるよ、アレだろ、アレ。
    1ミリも外さず、最後まで羅生門そのもの。
    満を辞した老婆のラストのセリフが包み隠さずあからさまで、派手な擬音を縫い留めてすごい迫力だ。
    「知ってるよ!」とツッコミたくなる楽しさ、自分が正しい読者の反応をしているか自信はない。
    この後に本編があるとして、原典通りの展開も超展開も違和感がないことに、改めてエンターテインメント性の高さも備えた冒頭だと気づきましたが、実行はなんと難しいことか。


    なんかキロールさんが注目したオススメの作品があったら、教えてください。

    振り返って、どうもニンジャスレイヤー好きな方が異様に多い気がしたのですが、そのためか、往々にしてパルプで字数制限ではそうなるのか、説明設定過多なスタイルが多かったですね。アクションの入る展開はワンストロークで終わらせるコンパクトな作品が、印象的で感じがよかったです。説明的にならないようアクション展開を選びながらそのアクションを説明しているものもやっぱり多かったです。
    プロっぽい方も参加しているのかなぁ、すでに固定ファンがいるような方がいましたが、力があるけど冒頭からではなく、ぜったい本編を読んだ方が面白そうな方とかいましたね。

    とりとめがなくなって来ましたので。こんなきっかけがなければ、知ることもなかった逆噴射小説大賞でした。
    勉強になりました。ありがとうございました。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    確かに長くて驚きましたが、興味深く拝読させて頂きました。

    確かにメリハリに欠いている所は、自覚しております。
    もっと緩急を付けられればと思わぬでも無かったのですが、今回は下手に手を加える事はしないことにしました。
    リハビリのために書いた作品であるため、無理は全くしていないので。
    ある意味、読者を追きざりにして作者だけが楽しんでいるモノかもしれないのですが。

    気になる個所や謎と感じてくださった場所が、割と作者の考えた通りの所であったので、そこは狙い通りと言えます。
    ただ、確かに800字縛りで4人の登場人物(名前だけならもう一人)は多過ぎましたね。
    本編では1話2000字は書けるので、その辺の課題はクリアできたかなと感じていますし、執事についても書き添える事が出来ています。

    ご指摘の通り、陣野君の口からもう少し『彼の来意や先輩の特異性』を語らせるのは有りでしたね。
    ただ、彼はただの狂言回しであり、真の主役は先輩の方であると考えていた為、そこまでは考えが及びませんでした。

    冒頭の大切さ、身に染みている筈なのですが……如何にも自分で書くときは上手く行かない物です。

    公募やコンテストはあくまで腕試しでしかないので、そこはあまり気にしないでください、疑問点や矛盾の指摘、感想などは貰えるだけで小躍りします(笑)
    自分自身の作品が、世間様ではどう感じられるのかを知る目安にはなるかなと思っているだけなので。
    あわよくば、と言う考えが無い訳でも無いですが、それで勝ち抜けるほど甘い物ではないですからね。

    そして、800字縛りコンテスントの方のお勧めですが……。
    前回は結構読んだのですが今回は一つも読んでおりません。
    10月は何だかんだと色々ありまして、全く読書出来ていないのです。
    本当は時代小説も10月中には書き終えて居る予定でしたし、800字縛りの方も3つくらいは書く予定だったのですが……。
    雨に全部流されましたね。
    11月の半ばごろまで、と言うか。
    座談会の途中までテンション異様に低かったのです。
    本当に皆さんとお話し出来て良かった。
    っと、この辺の事を書くのに躊躇してしまい返信が遅れました。
    申し訳ない。

    最後に、感想ありがとうございました!

  • 大変かと思いますので、どうぞお疲れ出ませんように(><)

    感想ですけれども、文章の巧さはさすがキロール様だと思いました。(*´▽`*)
    ただ、感想を書こうと再読した時に「洲燈家」を訪ねていて、なぜ「一ノ瀬先輩」という名前が出るのかと、ちょっと「?」となりました。
    あと、おそらく最もメインで活躍するであろう洲燈様には、途中で何気なく出会うのではなく、もっと印象的にご登場いただきたいな、と思いました~(≧▽≦)

    作者からの返信

    お気遣い頂きありがとうございます!

    800字でそれなりの場面までと考えた際に、何を取捨選択するのかが問われますね。
    ご指摘の疑問につきましても、そこで字数を使うよりは謎を残して引っ張れないか? と言う考えが働きました。
    でも、そこまで引っ張れるような謎でも無いですねぇ。
    洲燈様には派手な登場が似合うかもしれませんね。
    確かに現状では地味かなと思っております。

    お忙しい中、感想を頂きありがとうございます。
    歴史小説が一段落したら、このテイストで晃人の物語をリブートしたいと思っております。