書き上げた!
短編を一つ書き上げた。
『跳梁するモノ』
URL : https://kakuyomu.jp/works/1177354054890202346
いや、今までにも完結させた作品はあるけれども。
今回は最後まで書き上げてから、伏線を張りなおしたりと推敲してから投稿したのである。
いつも最後まで書かずに投稿していたので、中々に大変だった。
何がかと言えば、まずはモチベーションの維持。
一話目が好評だとか、そう言う反応が目に見えているのと見えていないのではやはり違う物だ。
この話は本当に面白いのかと自問を繰り返し、何度か読み直し、書き直す。
勢いで書いている事が多かった私には、これは中々堪えた。
無論、公募なさる方々は基本的にはこの形で書いているのだろうから、何を今更と言われるかも知れないが。
私は最初から(無謀にも)連載形式で書いていたから、初めての経験だったのだ。
無論、初めての投稿の際から書き溜めてから投稿はしていた。
それが、次の作品、次の作品と移るにつれて、一話出来たらすぐ投稿と言う形に変わっていった。
多分に読者の反応を早く知りたかったのだろう。
だが、最近はその書き方のツケが来たのか、三作も途中で止まってしまっている。
狩人と悪魔の恋愛を描いた作品『悪魔な師匠と魔狩りの弟子』は、ずっと書いては止まるを繰り返した狩人物の集大成だと信じて書いてきた。
近未来SFたる『エーテルレインの振る街で』は、サイバーパンクにシャドウラン、ニンジャスレイヤーなどの様に、不可思議な異能力も混ぜた自分の好きなごった煮を書いてきた。
これらが止まった理由は、朧げではっきりしていない。
多分、些細なかみ合わせの問題だと思う。
もう一作の『反撃の大モン娘軍団』はモンスター娘を主体としながら、乾いた世界で生きる兵士の話を書いていたのだが、書けない理由についてははっきりしている。
中途半端にVRMMOと呼ばれるジャンルを取り入れてしまっている所為だ。
はっきり言えばこれは蛇足だと今なら言える。
それに、尖り方が少ない。
もっとこう、スキュラが歩く時の表現とかぶち込みたいんじゃ! と言う心の叫びに従うべきだった。
我が道を行かなかった事を後悔している。
とまれ、理由の差は色々あるが、途中で書くのを止まってしまうと言うのは宜しくない。
では、一度短編を書き終えるまで更新しないで居るのはどうかと思い書きだしたのが『跳梁するモノ』だ。
この話の本来の骨子は、あの恐ろしい、日本史上最悪とも言われる獣害として有名な
子供が被害にあう話は書けなかったのだ。
そこで獣害を西洋風ファンタジー世界に落とし込み、描こうとした。
最初は税収官からの報告と言う形で、淡々と村で起きた事件とその顛末を報告書と言う形で描こうとしたが……如何足掻いてもリアルさが無かった。
いや、正直に言えば実際に起きた事件を知っている為、この形態では読者の感情を揺り動かせないと言う結論に達した。
そして、悩んだ末に思いついたのが今の形だ。
短編として、それなりに纏まっているとは思う。
その甲斐があって、寝て起きたらいきなりレビューを頂いていた。
ありがとうございます!
……さて、次は何を書こうか。
モンスター娘の方は課題は見えているし、SFの方はカクヨムでは鳴かず飛ばずだが、ノベルアップ+の方では日間だったがSFランキングで9位まで行くくらいには期待されているらしい。
でも、新作の案が生まれてしまっているんだよなぁ。
ライネも書きたいし。
どれを書こうか少し考えよう。
尚話題に挙げた自作のURLを下記に挙げて置く。
ほら、やはり自分で宣伝しないと誰もしてくれないから……。
『跳梁するモノ』
URL : https://kakuyomu.jp/works/1177354054890202346
『悪魔な師匠と魔狩りの弟子』
URL : https://kakuyomu.jp/works/1177354054889450167
『エーテルレインの振る街で』
URL : https://kakuyomu.jp/works/1177354054890038468
『反撃の大モン娘軍団』
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