はじめるにあたって
テレビやネット、新聞や本でよく目や耳にする終活。
人生を終わらせるための活動、よりよい終末期や終焉を迎えるための活動。まずは本を読んでみた。最近は本屋にもエンディングノートや、身内が亡くなった時のハウツー本が並んでいる。いくつか買い漁ってみたものの、いまいち面倒臭そうだ。
大切な人が亡くなった時、まずは葬儀社に連絡、葬儀、役所への手続き、遺産相続や生前暮らしていた家や愛用品の整理。大まかに分けるとこんな流れになるのだが、この一つ一つがとんでもなく面倒くさい。そしてやる気をそがれる。
考えてみてくださいよ。
ただでさえ大切な、大切だと思っていなくても身近な人が亡くなる、命が消える、その存在が無になるんですよ?悲しいし、何も考えられないしで、それどころじゃないじゃないですか?
無理、と思いながらも本を立ち読みして、職場に向かう日々。
葬儀を行うにしろ、病院の人や役所の人、気が置ける家族や親戚、葬儀会社や宗教者、火葬場の人の力がないと行うことはできません。
それなのにその計画を一人で考えるって、無理すぎやしませんか。何事にも案内人が必要なんじゃないですか。ネットで調べろって?その手もありますね。
これからご案内する事柄は、あくまでも私自身のほんの一例です。
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