第5話空を舞う魔法少女ソラ

藤原ソラ、香椎リナの説明はしたが、彼女の説明はしてない。

3人目の適正者、まだノーマルフォームしか着れない、彼女は実は魔法少女のコスチューム凄く可愛いなと思ってたけど、ミオリやリナが嫌がるので着れないでいた。


「ソラ、近くに悪魔がいるぞ」


悪魔は人と化して周囲に紛れ込んでいる、高知能体と暴走体がいる。

暴走体というのは悪魔の力を制御できなくなった新人類である。


どうやら目の前にいるのは暴走体ならしい。


「マジカル・コスチューム・フルセット」


おぉとヘルメスが驚く、ようやく普通の最強コスチュームを着てくれる人が出たのかと、空は舞いながら、グロテスクな怪鳥の様な悪魔と戦闘を繰り広げる。


悪魔のスタミナが切れ、動きが鈍くなった所で


「......ヘルメス何か放出系の技とかあるかしら?」


と地上のヘルメスにテレパシーを送る


「手に持って今までそれで殴ってた杖で、何でもいいから強く念じて叫べソラ、それと後それ殴るんじゃなくて撃つものなんだ、まぁスタイルに合わせて改良して置く」


「ダークネス・オーラ!!」


それって普通敵とか使う感じの技じゃないかなぁとヘルメスは思ったけど、あえて言わない事にした。


パシャリと何か光った様な気がした。


「お疲れ様だ、ソラ」


「......良いものだわ、私はミオリやリナと違って特撮よりも、変身物の方が好きだから、ヘルメス色んなコスチュームを用意してね」


俄然やる気を見せているソラ、ヘルメスはチロルの心労を知っているからこそ、凄く喜んでいた。


「さぁ家に帰って、ゲームしてアニメ見て本読んで寝るわ」


結構やること多いなと思いながらもヘルメスとソラは帰宅した。

風呂上がりのソラがPCでまとめサイトを見ている。


「いやああああああああっ!!」


どうしたのかとヘルメスが聞くと、PCの画面には颯爽と戦うソラの画像が、ガチのガチで女神降臨するwwwwというスレがまとめられている、そこにはたくさんの卑猥な言葉が。


「ソラ気にすんな、こんな奴ら」


「違うのっ!、違うのっ!、私が恐れているのは......」


スマホが鳴った、ソラは恐る恐る開く、ソラの画像が添付されミオリの意味深スタンプが着てる。

ソラは寝込むわと言い、ベッドに入り、トイレに起きた振りをしてミオリに


「ごめんミオリ、ヘルメスに俺のあの姿趣味だからと、さらには家族を政府に人質に取られたのヘルメスはコスチュームをあの後すぐに収納しないでクンカクンカしてたわ......私怖い」


と送った、猫共はアテナを覗いて、少女3人に都合良く使われていた。












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