決戦はカオスでした
いたってシンプルなこのタイトル。ついメニューの中では飛ばし読みしがちですが、意外とこいういう定番な作品が年季が入っていて味が深いということがあるのですよ。
さて。作品がやってまいりました。見てごらんなさい、このあらすじだけでせせり上がってくる読欲。文字がキラキラ輝いていますねぇ。ついついずっと眺めていたくなってしまいますが、折角の作品ですから熱いうちに読みたいものです。しかし、この雰囲気の香ばしさと言ったら…… ついお腹が鳴ってしまいます。
まず書き出しを読みましょう。
!?
!!
なんと!
頭の中いっぱいに広がる広大な宇宙! 混沌の中に現れるのは一つの光。このレーザービームが私の官能をいっぱいに刺激する!
思わずすらすらと読めてしまう。なんなのだ、これは! まるで薬物に取り憑かれたような中毒感! 奥深い物語の味わいに、混沌としたキャラクターの動きと感情。そして、それを克明に描き出す躍動感ある文章。思わず脳が軋んでしまいます!
心が躍るな。
終わってしまうのが惜しい。どうして物語は終わってしまうのでしょうか。私の目にはまだ混沌とした決戦の余韻が漂っています。
ああ、なんと罪深き一品――
そして、お値段はなんと無料!
え? いいの、これ。マジですか?
つい、真剣な口調になってしまいますけれど、作者潰れません? コスト度外視しすぎでは?
この味わいを堪能できるのはここだけであります。
みなさま、一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
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