第2話 始まりの町

「さてと......前世(笑)ヲタクだっただけあってなにをするのか」



「分かってしまうのさっっっっっ!」


さてくそでかい独り言を発したところでとりあえずこの町の住民に話を聞こうか


「あのぉ.....すいません」


「なんだい?あんたここらじゃ見ない格好してるねえ」


「あ、あははいろいろありましてね.....この町はなんて町なんです?」


「あんたそんなことも知らないで来たのかいおもしろいやつだねえ」


「ここはマイオニハ村、モンスターもいない平和の象徴みたいな村さ」


(ふぅん...ラノベでいうところの始まりの町か....転生最強ものよみまくってたしなあ)


「なるほど....」


「ほかに聞きたことはあるかい?」


「そうですねえ....勇者にはどうやったらなれますか?」


「......あっはっはっはっはっは」


「おまえ冒険者を目指しているのか!」


「え、えぇ...僕(転生したから)最強なんですよ」


「ずいぶん自信家だね、のわりには何の武器ももっていないけど?」


痛いところをつくな....この人


「ふっふっふ僕はきっと魔道の才能があるんでね」


「マドウ....?なんだいそりゃ」


(魔道を知らないのか...?)


「その言葉を唱えると炎がでる....みたいな?」


「あぁ.....魔術のことかい」


(ぜんっっっぜんかわんないじゃねえか!魔道も魔術も)


「魔術師になりたいならそれ相応の実力が必要だけど?」


「言ったでしょう?僕は最強なんで」


「お前おもしろやつだね名前は?」


「紅葉です」


「モミジ....?名前もまた変だな..俺はフロイセンド、困ったことがあればまた聞きにくるといいさ」


「よろしく、フロイセンド」


「ああ...こちらこそモミジ」








現在のスペック

モミジ 職業??? レベル???


今回出会った人

フロイセンド(村人)

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