第5話 クイズの日曜日③
「……数字は独身に限る」
落ち着きのある声でさらりと回答したのは、漆黒のワンピースを着た彼女だった。
「お見事、正解! ナンバープレースと呼ばれるペンシルパズルは、日本では『数独』の名前でも有名です。ではこの『数独』は何の略語でしょう、という問題。正解は『数字は独身に限る』でした。
11問が終了。会場はステージ上の八人を中心に、静かな熱気に包まれていた。
俺の方まで緊張している——なんてことはさすがに無いが、その光景を見ているだけで何だか無性に喉が渇いてくる。
九条カナメ 5◯
榊小凪 5◯2×
橋爪榴子 4◯1×
進藤有一 1◯1×
与田亮介 1◯
森賢治 1×
前半の
「誤答を誘うような問題が露骨になってきて、手が出しづらくなってきたのよ」
横で
「今回のルール。誤答すれば自分の×に加えて、他選手の◯も増やすことになる。簡単には押しに行けない。そもそも部長はあと1×で失格だし……歯がゆいわ」
「確実にわかる問題しか押せないってことか。上位陣は特にそうなのかな」
だがそんな中、あの橋爪さんという人は積極的にボタンを押している。あの馬具の問題以来誤答も出していないし、何だか指が乗ってるって感じだ。
ふと見ると彼女はまた九条さんのことをじっと見つめている。1Rのペーパークイズで首位を取られたことを根に持ってるんだろうか。
「あんまりジロジロと見ないでくださいますか? 橋爪さん」
その目に気づいたのか、九条さんが棘のある声で彼女を制した。
「……次の問題で、追いつく」
橋爪さんは小さな声でそう返す。表情は凪いだ海のように穏やかで静かだったが、その目の奥にめらめらと燃える何かが見えた気がした。
「問題。サッカー日本代表がW杯アメリカ大会の出場を逃した試合のことを、俗に『ドーハの悲劇』といい——」
押したのはまたしても、橋爪さんだ。
「随分と慎重なんですね」
たぶん、九条さんに向けて言っているのだろう。当の本人は余裕のある笑顔を浮かべて、どこ吹く風といった様子だが。
「これであなたに並びます。答えは『ジョホールバルの歓喜』」
それは偶然にも俺の知っている言葉だった。
確か『ドーハの悲劇』の四年後、W杯フランス大会の最終予選で日本が本戦初出場を決めた試合の通称。プロサッカーを見るのがマイブームだった中二の頃に知った情報だ。
つまり、問題文は……サッカー日本代表がW杯アメリカ大会の出場を逃した試合のことを、俗に『ドーハの悲劇』といいますが、W杯フランス大会の本戦出場を決めた試合のことを俗に何というか、となる。榊先輩とのクイズ対決のときにも出た、『ですが』問題だ。
そんな風に一人で得心する俺を嘲笑うように、結論が鳴り響いた。
ブブー、と。
「橋爪さん残念! ……と言ってる間にボタンを押しているのは——現在トップの九条さんだ!」
笑顔が、少し邪悪な色に染まっている。
「うふふ。確かに『逃した』の言い方も少し気になりましたね。別の試合の俗称を答えるパラレル問題だと勘違いされても仕方ないでしょう。ですが、ニャエコちゃんの雑な問読みの緩急やアクセントに頼りすぎるのは、はっきり言って自殺行為です。そのくらい、ここまでの問題でさすがに気づいていなければいけません。選択肢を消してくれて感謝します。私の答えは『カタール』です」
一拍置いて、正解のブザーが鳴った。
九条さん……口が悪すぎる!
「せ、正解です! 雑な問読みですみません……。あ、橋爪さんの誤答があったので、九条さんには2◯がついて、これで7◯達成で勝ち抜けです! 問題の続きは、俗に『ドーハの悲劇』といいますが、このドーハとはどこの国の首都でしょう? でした」
拍手に応えながら、九条さんはステージを降りてこちらに戻ってきた。
「カナメ先輩、お疲れさまです」
「く、九条さん。か、勝ち抜けおめでとうございます」
目の前にいるのはあの優しい顔をした物柔らかな九条さんだが、先ほどまでの悪役令嬢のような姿がどうしてもよぎってしまう。
「二人とも応援ありがとうございました。さて、次はこなちゃんですね〜」
横に腰掛けようとする九条さんに対して、少し身構えてしまった。もう戻ってる? 早押し機に触っている間だけ性格が変わるなら、今は戻ってるんだよな? 九条さん!
「何か私の顔についてますか? うおきちさん」
「あ……い、いえ」
うん。気にするのはやめよう。
「問題。日本
残り二席をめぐって再開された第13問は、まさかの総スルーで全文が読み上げられた。中には諦めたようにボタンから手を離すやつも居る。
少しの静寂のあと、思い切ったようにボタンを押し込んだのは右端に立った男だった。
「進藤さん、答えをどうぞ!」
「えーっと…………高知?」
不正解のブザーが鳴っても、動き出す者はいなかった。
「急に難問ね」
石動が吐き捨てるように言う。
「そうなのか? 勘で言っても運が良ければ当てられそうだけど」
「それが
「あと滋賀のカイツブリも有名ですね。琵琶湖の通称『
「へ、へー」
その鳥も琵琶湖の別名も初めて聞きました。
前に注意を戻すと猫川さんが片腕を伸ばすように上げていて、パーに広げた手の指をひとつひとつと折り始めた。タイムアップまでのカウントダウンということだろう。その指があと一本となったとき、またピコンと音が鳴った。
「おーっとここで押したのは、吉田くん! 第3Rの初押しだ!」
「群馬?」
無情な不正解ブザーと同時、今度はその隣の男が押す。
「福島県!」
「ざーんねん。これで吉田くんは1×、森くんは2×ですね」
ふ……と、堪えきれずに笑うような吐息が、九条さんの方から漏れ聞こえた。
「もしかして九条さん。実は答えわかってます?」
「え? いやぁ、どうでしょうね」
今度ははぐらかすように笑って、口元を押さえた。その動きで何となく察した。
「さあさあ、不正解者が三人! ということは、今正解すると◯が4倍貰えるキャンペーン中だよ〜! お得だよ〜!」
狙い通りの展開で楽しくなってきたのか、猫川さんはそう煽りながらボタンを押すような仕草で踊り始める。それはあそこにいる選手からすると多分、相当ムカつく動きだ。
チキンレースと化した問題に痺れを切らしたか、更に押す者が出る。
「島根県!」
「……残念! 木下くん不正解!」
それでも正解は出ず。周囲のざわつきが一段と大きくなってきた。
皆が注目しているのは2×の榊先輩と橋爪さんだろうが、彼女らが押す気配はない。まあ当然だろう。正解できればその瞬間勝ち抜けだけど、間違えれば逆に失格。現時点で大幅リードをしている彼女らが、ここでラッキー目当てに押す理由はない。
だが逆に言うと、ここまで大きく水をあけられている下位の選手にとっては、押さない理由はないはずだ。
「続いて五人目の回答者は八峰高校の与田くん! 答えをどうぞ!」
「と、栃木県?」
一瞬の静寂の後、もはや懐かしさすら感じるその音が鳴った。
ピコピコピコーン。
「正解! 与田くん5◯獲得で計6◯! これで勝ち抜けに一気に近づきました!」
「うそっ! マジで?」
本人が一番驚いている様子だった。
モニターに映し出された途中経過を見やる。この1問でいかに状況が変わったのかがよくわかった。
九条カナメ 7◯ (勝ち抜け)
与田亮介 6◯
榊小凪 5◯2×
橋爪榴子 4◯2×
進藤有一 1◯2×
吉田武 1×
木下芳樹 1×
森賢治 2×
榊先輩は大丈夫だろうか——と、少し余計な心配をした時だった。
パン、と前の方で大きな音がした。
凄くキレの良い音で、一瞬誰かが竹刀でも振り回したのかと思うほどだった。
「こ、こなちゃん……」
前を見ると、ステージにいる榊先輩以外の六人が、全員榊先輩に注目していた。先輩本人はというと、見る者を射殺すような目でただ虚空を睨んでいる。
「え? 今何があったんですか?」
「どうやら気合を入れたみたいですね。こなちゃんらしいと言えばらしいです」
「気合?」
よく見ると、榊先輩の両頬が赤く気色ばんでいる。表情のせいでただ怒って顔色が変わっているだけのようにも見えるが、どうやらあれが音の正体のようだ。
セルフ平手打ち。それも両サイド。
「プロレスラーかよ……」
「押せない悔しさがあったんでしょう。こなちゃんですからね。でも今の問題は、わからないなら見逃して正解です。切り替えて頑張れこなちゃん!」
「それでは第14問。いっくよー!」
ボタンに指をかけたままその痩躯をぬるりと丸めこごむ榊先輩は、獲物を狙って静かに身を伏せるネコ科の猛獣のように見えた。
「問題。きゅうせん——」
————
え? ……という心の疑問符が会場中から聞こえてきそうだった。
「はぁ……こなちゃんったら……」
九条さんは
ステージでは、榊先輩のボタンが煌々と光っていた。
「カナメ先輩。一応聞きますけど、確定してませんよね?」
「してるわけないです。まだ問題がどう転ぶ可能性もあります」
石動の言う確定してないってのは、ここまで聞けば答えが確定するというポイントまで、まだ問題が読まれていないという意味だろう。
だが、榊先輩は前の
「第2Rでもこなちゃんの鬼押し自体はありましたけど、あれとはワケが違います。あのときはベタ問多めの傾向でしたし、実際その数文字で確定と言っていい問題もありました。『どっど』で始まるものなんて、風の又三郎の書き出し以外にありませんからね」
九条さんはまだ項垂れている。
「ですが、この難度で五文字押し……はぁぁ。こなちゃんの特訓の成果はどこに」
なるほど。
続く問題文が推測できる問題とそうでない問題があるということか。で、この問題は推測できない、と。そりゃそうだ。なにせ『きゅうせん』。これだけなんだから。
……榊先輩はこれで何がわかるというのか。中々ボタンを押せなかったフラストレーションがここにきて爆発して指を暴走させてしまった、とか? だけどそれにしては、先輩の顔に『やってしまった』という感じの色は無い。
「デニール」
そんな不安とか諦めとか、色々考えてる俺たちを一笑に伏すかの如く、榊先輩はすぐに答えてのけた。ここから見る限り、考えるような素振りもなかった。
皆の注目が司会の猫川さんへ移る。猫川さんは……口をあんぐりと開けて、
「せ、正解です。九千メートルあたり一グラムである糸の太さを表す単位は何でしょう。答えはデニール……さ、榊さんお見事! これで6◯、勝ち抜けにリーチです!」
「う、嘘でしょ?」
九条さんまで呆気にとられていた。
強運、で片付けるにはあまりにも圧巻の回答っぷりだった。どちらかというと今のは、強引に正解を引き寄せたとでもいうような……。凄腕のギャンブラーがここぞの場面で起死回生のカードを引いた。そんなシーンに似た感動がある。
「問題。国土交通省は——」
そして、
「北海道開発庁」
そのシーンは焼き直したように、再度巻き起こった。
「正解……です。さ、榊さん7◯です」
皆が唖然とする中、榊先輩だけは堂々たる様子でステージを降りた。
****
「なんですかこなちゃんあの押しは! いくらなんでも無謀ですよ!」
三名の勝ち上がりが確定し、第3Rが終了。十五分の休憩がアナウンスされてすぐ、九条さんは溜まっていたのであろう不満をぷりぷりと榊先輩にぶつけ始めた。
「国土交通省として統合された省庁は、北海道開発庁だけじゃありません! 運輸省、建設省、国土庁があることくらい知っているでしょう!」
「だ、だが名数問題は一番マイナーで特徴的なものが問われやすいというじゃないか」
「確かに通常はそうですが、このRは誤答を誘うような問題が多く出ていましたし、何より『国土交通省は』だけで統合前の省庁を答えさせるとは限りません! まったく限りません!」
「う……す、すまない」
「何のための特訓だったんですか! もう!」
こうして目の前にして見ると、二人はただ仲の良い女子高生だ。
早押しボタンを手放した九条さんは言うまでもなく、ここでこうして彼女に叱られている榊先輩も、ステージ上で戦っているときとは比べものにならないくらい普通の高校生だ。
そんなこんなでわちゃわちゃしていると、
「どうも」
女子が話しかけてきた。
漆黒のワンピース。日本人形のように斑らのない白い顔と、まっすぐな黒い髪。先ほどまで二人と戦っていたあの人だ。
「あら橋爪さん。今日は残念でしたね」
応えたのは九条さん。その言い方に他意は無さそうでホッとした。なにせさっきまでステージ上では煽りまくっていた相手だ。
「次は……絶対に負けません!」
ピシと向けられた人差し指ごと、九条さんは両手で包み込むように掴んで、
「ええ。受けて立ちますよ!」
天使のような微笑みでそう言った。
いや。いくらなんでも対戦中の態度と違いすぎるよ……九条さん。
「ねえカナメ先輩」
橋爪さんが去っていったのを確認して、石動が口を開いた。
「あの人、なんでずっとカナメ先輩のこと敵視するみたいに睨んでたんですか?」
「あ。それは私も気になっていたのだが」
二人の視線が九条さんに集まる。実は俺も気になっていた。
「昨年までの例会では見たことのない顔だったと思うのだが、どこかにいたか? それともカナメの個人的な知り合いか?」
「うふふ。まあ過去にちょっとありまして。カッコよく言うと因縁ってやつでしょうか。あ、因みに彼女の妹も新人王戦に出ていたんですよ? 橋爪塔子ちゃん。よく似たお顔でとっても可愛らしいコだったんですが、皆さん気づいてました?」
なんだか巧いことはぐらかされた。
「気づいてましたよ。ま、あたしの相手じゃありませんでしたけど」
俺は気づかなかった。そういえば確かに、ちょっと似たような顔の女の子がいたような気がしなくもない。
「あんたが10×取ったとき、そのコ静かに爆笑してたわよ」
「そういう情報は言わんでいい」
まあでも、女の子の笑いを取れたのなら良しとしよう。きっとこのチビ助のようなムカつく高笑いではなかったと信じて。
間も無く決勝R開始とあって、場内はざわざわと落ち着かない雰囲気を
九条カナメ 0
榊小凪 0
与田亮介 0
大型モニタには既に参加者の名前が映し出されている。
「さあさあそれでは決勝Rが始まるよー! まずはこの人、第3Rを僅か三回の正解で勝ち上がってきた本日のラッキーボーイ! 八峰高校の与田亮介!」
「い、いやぁいいのかなー」
照れくさそうに登壇する彼に、ぱちぱちと拍手が舞う。
準決勝ではリーチで並んだ橋爪さんをハナ差で退けて、最終的に彼が勝ち上がってきた。
「続いては鬼のスピードで2R3Rとギャラリーを騒然とさせてきた早押しの女王!
輪をかけた仏頂面ですたすたと前に出る榊先輩。紹介されるのが嫌なのか何なのか、少し眉を
「戻っちゃったかな、部長」
そう言って、残念そうに唇を尖らせる石動。
「戻る? 何が?」
「……さっきの榊先輩。完全にゾーンに入ってたでしょ。どんな問題が来ても五、六文字で押して正解しかねないような、超越的なオーラが出てた」
「お、オーラね」
「そんなもん信じてんのかって顔ね。まああたしも半分冗談だけど、さ」
冗談ぽくない言い方で呟いて、石動は小さく伸びをした。
「絶好調のホームランバッターが打席に立つと、ピッチャーはどこに投げても打たれるような錯覚に陥るらしいわ。実際はどんなに凄いバッターでも、シーズン通して4割打てないにも関わらずね。そう感じてしまうものなんだと」
クイズにも似たようなことがある、と言いたいのだろう。
「確かにさっきの榊先輩は、ワンバウンドするような球でもスタンドまで持っていきそうな威圧感があったな」
「そ。でも一息置いたせいか、なんかいつもの部長に戻っちゃった感じね」
さっきの状況みたいに、ボタンを押せないフラストレーションが過度に溜まると、それだけ集中力が増していく感じなんだろうか。それとも、もしやセルフ平手の気合注入が意外と効いていたのか。
「そして最後はこの人! ペーパー1位で準決勝Rも1位抜け! 例会記録ではこれまで早押しによる誤答は驚異の0回! 間違えない女、その名は九条カナメ!」
拍手に加えてピューという口笛まで聞こえてくる。
九条さん、対戦中はあんな酷いキャラなのに、人気は凄いみたいだ。
「本日の高師台学園クイズ例会も、これが決勝R! 勝つのは一体誰なんどぅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
猫川さんの絶叫は今日一のハウリングを引き起こした。
****
決勝を制したのは、九条さんだった。
結果から言えば圧勝である。
榊先輩は誤答制限によって途中失格。石動に言わせれば、決勝のルールも比較的誤答には厳しいもので、初めから榊先輩には不利だったという。
本人はそれはまあ悔しそうだった。その内、うがー! とかいって叫び出すんじゃないかと個人的にはヒヤヒヤしたくらいだ。
九条さんは優勝決定の直後、猫川さんからコメントを求められてこう言った。
「我々は今年、チーム戦に出ます」
そこここでリアクションの声が上がった。えーとか、マジかよとか。いずれも嘆きの声に聞こえたのは何故なのか、俺にはわからなかった。
「期待の新入生が二人も入ってくれたので夏がとても楽しみです! 石動サンナちゃんと、魚住宇吉郎さんです。皆さんどうぞよろしく!」
マジかよ。
と、俺はこの日一番の声で嘆いた。
日曜日という素晴らしき日を、俺は迂闊にもこんな風に過ごした。
クイズ研究部。
なんだかそれが決まっているかのような、予定調和であるかのような、いやーな違和感を胸に抱きつつ帰宅をし、それでも部活などやってたまるかと胸中で叫んでベッドに潜り込んだのが今。夕方六時。もう休みが終わってしまう。
あの三人はこれからスイーツビュッフェで反省会だという。よく体力と気力が持つもんだ。俺も連れられそうになったが、門限がどうとかテキトーなことを言って逃げてきた。
布団の中、溜め息で曇ったスマホをいじっていると、クマから今更の返信が来ていたことに気づく。
——なんか聞かれたからID教えといたぞ(ピンクのハート)
どういう意味だと思った瞬間、ピロンという音とともに画面に通知ダイアログが出た。
「グループチャット『森高クイズ研究部』に招待されました? …………は?」
いやいやいやいや!
何か勝手に入ったことになってる!?
「ど、どういうことだよっ」
チャットルームを開く。今度こそちゃんと文句を言ってやる、……つもりで、開いたのだが、
「……ふ」
表示された添付写真に、思わず笑ってしまった。
丸いプレートの縁に円を描くようにチョコペンで×が10個、中央にはぐったりした魚が描かれている。その下に『魚住10×記念日』のメッセージ。
うるせーよ。
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