第2話
…また夢を見た。
キースがまだ私のそばに居た頃の、夢。
夢の中でも夢を見ていて、それがいつものように悪夢でも何故だかキースが隣で寝ていてくれるって思うとそこまで怖くなかった。
「椿」
隣で寝転がり、私の頭をにこにこしながらなでる彼はキースじゃない。
だから私は悪夢を見たとき、キースにしていたように抱きつくことは絶対にしない。
「おはよう、隼人くん」
現在、キャメリア改め白井椿はこの一宮組若頭且つ次期後継者の一宮隼人と付き合っている。
彼を殺すために。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます