第5話 女役者
こうも事態が早く動いた事に嬉しかった。探偵が悩みを解決するのは誰だって出来る。1流の探偵は短い時間で多くの謎を解決出来るかが問われる。そのスムーズな動きを俺は職人から見る事が出来て嬉しく思う。時間というものはとても大切だ。時間の使い方を誤って、会社を倒産した事例を多く見てきた。俺の父が今もこうして社長としていられるのは無駄の省いた仕事が全体に行き届いている証拠だ。俺の父で2代目という事から、今の会社はとても長く生き残っている。企業が30年続けば良い方だと言われるが、1代目が起業してからも30年以上も続いているからこそ、誇りを持って次代に継ぐ事が出来る。古来から生物は生命活動を続ける為に、他の生物を食べていた。それにより絶滅した生物もいる。絶滅した理由は多くあるが、一番はやはり戦う術や耐性が無い事。逆に言い換えると、戦う術を持っていて、耐性もあれば生存する事が出来る。それを早く習得した生物は確実に絶滅しないだろう。私立探偵事務所『ミステーロ』にもその考え方があって良い経験が出来ると俺は確信した。それにしても異様な程に事の流れが早い。それが唯一の不安だが、この勢いを俺は味方にする思いで仕事に励む。職人はスマホの地図では見え難いからとここ周辺の大きな地図を持って来た。たぶん、職人の目は歳に抗えなかったのだろう。
「明日大学の授業は正午に終わります。私はよく校門から出ます。この校門からだと徒歩10分で私のマンションに着くので、その間にこのルートを見張っててください」
「高田が一緒に出てくるとは言えないし、そうなったらどうする」
こちらの人数が少ないからこの方法は難しい。この事務所に10人や20人もいたら、全部の出入り口に見張りをつけたいくらいだ。だが、そうすると会社は倒産していく。何事も目標を達成する事が一番なのだが、それに予算外の資金を使う事で、後に自らの首を絞める事になる。だからこそ、コストパフォーマンスは企業の生存を左右する最も大切な事だ。一番コストのかからないやり方で一番良い物やサービスを提供する。これが出来ないと会社は倒産する。どんな
ここにいない第3者の事を考える時、ある程度の予測をする事しか出来ない。でも、私はこの事件の主犯だ。上手く誘導する事が求められる。多田野君は高田君についての情報は何もない。情報提供者である私は高田君の情報を偏った情報だけ選択して言う事で、どういう人物像かを多田野君は考える。そこで出た答えを使って計画をする。そして今回は少人数だ。ある程度の決まった行動パターンしか出来ない。どんな
今の若い奴はなんでも形から入ろうと膨大な費用をかける。今ではお金を掛かる物も年代で違う。俺が若い時はどれだけいい見た目になれるかが大切だった。腕時計は高級ブランドの物をつけて、靴も綺麗な革靴にして、ネクタイも上司よりも目立たない色でかっこいいシンプルな物をつけていた。でも、今の若者はスマートフォンに膨大な費用をかけている。今では会社に私服で来ていい時代になって、見た目を気にしない時代になったしまった。仕事でも無駄に紙を印刷してもなんとも思わない人もいる。無駄に印刷した紙1枚も会社のお金だ。プリンターのインクだってお金が掛かる。今働いている若者でコストパフォーマンスを考える若者はいるのだろうか。ワシは若い社長代表である多田野翔太に試練を与えた。
「三島先輩。ここは校門に芦田さんを立たせて、芦田さんはスマートフォンを見ていてもらって、高田の姿が見えたら芦田さんは俺と三島先輩にメールしてもらいます。それを合図に芦田さんのマンションに誘導させる様にしましょう。そして、大学から芦田さんの家までのルートに三島先輩を配置して、大学から俺は高田を追って挟む様にすれば高田と話す機会を得る事が出来るかと思うのですがどうでしょうか?」
「さすがだな。俺が言わなくてもそうするとは、若い者も結構出来るな」
「それはとても良い考えです。是非ともそれでいきましょう」
「いや、まだまだ考えなければいけません。三島先輩、芦田さん、手伝って下さい」
今この場ではもう解決出来たつもりになっているが、たぶん10%も把握出来ていない。地図では確かに建物の面積や道の幅は分かる。だが、建物の高さの変化やその日の時間の天気の変化、その周辺のイベントや交通事故等のアクシデントによる交通道路の変化で成功出来るかどうかが左右される。警察のドラマでよく現場100回という言葉を聞く事があるが現場に実際で調べないと分からない事もある。現代では、インターネットが普及して正確な天気予報を何処でも調べる事が出来る。これ諸々を取り敢えず調べる必要がある。早速3人で調べ始めた。俺は近くの大学が見渡せる建物探しやその建物の高さを調べる。芦田はその時間帯の天気を複数調べてもらう。1つの情報を信じるのはリスクが高いからだ。職人には近くで行われているイベントがあるかどうかを調べてもらう。
仕事が出来る男はかっこいい。仕事が出来る人は集中力があって、要領もいい。そして、何よりも自分が率先して何事にも取り組む。仕事だけを熱心にする人は、家族には目もくれていない。そんな人は要領がいいとは言えない。つまり、仕事が出来る人ではない。そんな人を例えるなら私の1番目のお父様は先生だ。先生の仕事は生徒の教育だけではない。親でもあるから自分の子供を育てる事も1つの仕事だ。その仕事を私の1番目のお父様はしていなかった。高校生に自立も必要だろうが、自立を言い訳にして放置するのは良くない。だからこそ、仕事の出来る私の2番目のお父様が好きだ。私の2番目のお父様の方がよっぽど父親に相応しい。そんな仕事の出来る私の2番目のお父様の近くで支えてくれる仕事の出来る多田野君はもっとかっこいい。こんな人を私は支えて生きたい。
ワシは見くびっていた。こんなに頼もしい若者が近くにいるとは思えなかった。そんな人がバイトとして自分が働いている会社に来てくれてとても嬉しい。仕事をする上で大切なのは、意志ある行動が出来るかどうかだ。上司が言った事だけする部下は会社には要らない。それはコンピュータがすればいい。人はコンピュータが出来ない事をするべきだ。上司が言った事よりも上手く出来るやり方が思いついたなら部下は上司に言うべきだ。そう出来ないのならば、コンピュータと同じだ。それが出来る多田野翔太は社長の息子に相応しい。娘が多田野翔太に愛する理由も分かった。娘の願いを叶える。それが親の役目だ。血が繋がってない親だからこそ、より娘の事を大切にしたい。
1つ1つの懸念材料を消すには多くの時間が掛かる。でも、こうして芦田と職人で仕事する事が出来て嬉しい。1人1人の目が真剣だ。私立探偵事務所『ミステーロ』は絶対に生き続けるだろう。
「三島先輩、芦田さん。このショッピングモールの屋上の高さからだと大学の校門とその周辺を見渡す事が出来ますよ」
「絶好の場所じゃない。じゃあ、明日そのショッピングモールの屋上で見張ってても大丈夫そうよ。明日のこの時間の天気は曇りだけど降水確率は10%だから傘で顔が見えない事はなさそうよ」
「芦田さんありがとう。三島先輩、この大学周辺のイベントはその時間にありませんでしたか?」
「6月の平日ってこともあって、何もないな。あるのは父の日で何処のスーパーやデパートも忙しそうって事だけだな」
「三島先輩。ありがとうございます。後は、高田が当日どう行動するかが心配ですね」
「こればかりはどうにもならないな」
「祈りましょ。そうするしかないですから」
懸念材料はとことん無くなり、いよいよ明日本番を迎える事になった。俺と芦田さんと職人の作戦を最終的に決めるのに約4時間もかかってしまった。今は14時過ぎだった。
「もうこんな時間だが、皆、腹は減ったか?」
「三島先輩。勿論です。お腹空きましたし、明日の下見もしておきたいので大学周辺で昼食を食べませんか?」
「じゃあ、この前、私と愛梨ちゃんで食べに行ったカフェに行きませんか。その時の私と愛梨ちゃんの席と高田君の席の位置とかの話もまだしていませんよね。その日の帰り道も大学から帰る道と同じなんで、どこで気がついたとか、いつ、どこで高田君がいなくなっていたかが分かるかもしれません。百聞は一見にしかずって言いますし」
この話をしていると、職人は目を逸らす。俺は職人の機嫌を取ろうともう軽い唇を動かそうとすると先に芦田の唇の方が早かった。アヒル口の芦田を見た。上唇と下唇の間から少量の息を吐く。大人っぽい芦田が子供っぽくなった職人に優しく話す。俺はこんな大人っぽいお姉ちゃんが欲しかった。でも、俺には子供っぽい妹しかいない。どんなに上手に化粧をしても性格までは変わらない。
「一緒に来てください。三島さんもこのグループの仲間なんですから」
「三島先輩がいるとより芦田さんも安心してカフェに行けると思うのでお願いします」
「分かった。このカフェに行く事も仕事に関しての発見があるかもしれない。昼飯は俺が全部奢ってやる。だが、車が止められる場所はあるのか?」
「カフェの近くに有料駐車場がありますよ。そこは平面駐車場で、バックする事が出来ない人でも直進さえすれば出入り可能です」
「それは良かった。お金は取られるけど、お金を持っている者はこういう所で多く払わないとな」
そのセリフが何処かで聞いた事のあるセリフだった。どんな親も自分の子供の為に多くの費用をかける。食費だったり、授業料だったり、保険代だったり、いろんな費用がかかる。子供は大人にならないとその有り難みを知る事が出来ない。我が家の様に別居している家族でもお金の面では助けてくれている。親の事を大切にしようと思った。でも、違和感がある。何故、職人に芦田は駐車場の事を事細かく伝える必要があったのだろうか?駐車場で多くの人が気にするのは料金だ。しかし、重点は料金ではなく、駐車場の配置だった。まるで、2人が以前からの知り合いの様に見えた。この会議室から大きな地図とそれぞれのカバンを持って出る。大きな地図を持ったのは芦田だった。今思えば重たい物を持たせてしまった事を後悔した。職人は非常口から出た方が早いと言い、非常階段用の白い螺旋階段を3人が降りて行く。階段を1つ降りる度に轟音が響く。1番最後に出た職人は非常階段の鍵を閉めて、急いで階段を降りる。女性を先に行かせるなんてジェントルマンだ。先頭の芦田の背後に俺がいた。外の風が優しく俺に吹いた。エアコンの様な同じリズムの風でなく、不規則なリズムの風だった。その風にポニーテイルが少しずつ動く。芦田さんの髪からいい匂いがしてきた。それは風呂が4つもあって、別居状態にある家庭には非日常の感覚だった。妹がどんなシャンプーを使っているかも知らない。妹に今一番近くにいるのは、両親や俺でもなく、マネージャーでもなく、カメラかパソコンだろう。俺には普通の家庭の日常が今1番欲しいのかもしれない。大人になった俺は家族に育てられていた時代に戻りたい。毎日誰かの笑顔が見れる頃に戻りたい。社会がどんなに変わっても、人の笑顔を見る事が幸せであるのは変わらない。今が1番幸せから離れているのかもしれない。幸せは仕事を年中休む事では無く、お金持ちでなる事でも無く、誰かの笑顔を見る事だと思う。俺が階段から降りると誰もいない様な団地を芦田と共に見た。空き家と1人暮らしの団地には幸せはあるのだろうか。この団地に住んでいる人は自分なりの幸せを見つけているのだろうか。アスファルトにヒビが入っていて、苔が生えている。この苔は辺り一面に広がっている。誰も掃除する人がいないのだろう。昔はどんな地面だったかは分からない。それを知っている人も少ないだろう。アスファルトで水が中に入らずに死んでしまった植物が多くあったはずだ。もうその植物の姿を見る事は出来ない。生まれた環境が悪かった植物は土に還ってしまった。たまたま運が良かったこの苔はここの住民を見た。死んでいった植物の事を思って恨んでいるかも知れない。又は、自分だけが太陽を見る事が出来てここの住民の人をよく思っているのかも知れない。ここの住民の主な移動手段は車を使っている。その事が自分の目で見て分かった。ここの住民は何も思わずに死んだ植物や生きている植物も轢いている。私達も平気な顔で植物を轢く。もし、ここに生えた4つ葉のクローバーがあったとしたら、その4つ葉のクローバーは本当に幸せなのだろうか?
こうも事態が早く動いた事に嬉しかった。お父様はこの仕事を長年しているから、1つ1つの仕事が早い。この順調な動きは多田野君も安心するだろう。私は私の2番目のお父様の仕事はあまり知らなかった。私の1番目のお父様は仕事柄、学校や家で嫌な程に近くで見る事が出来た。避けたくても避けれなかった。だから、家族の仕事を無理に知りたいとは思わない。教員なんて生徒が帰ったら悪口のオンパレード。でも、それは生徒に対する熱意があるからこそ出来る事なのだけど、それでも自分の事が誰かの話題になる事は気分が悪い。目に映る物全てが綺麗ではない。テレビではコンプライアンスによって比較的綺麗な映像を見せている。テレビ局の社員はとても辛い思いをしているのだろう。それを子供は知らずに生きている。平和な状況の表れだ。国家が戦闘態勢になれば、テレビも見れなくて、一日中戦闘訓練をする事になる。そんな時代に生まれなくて本当に良かった。悪口は平和だからこそ出来る行動なのかもしれない。でも、私の無理な願いを快く受け入れてくれる私の2番目のお父様は素直に嬉しい。歴史上でも愛の為に罪を犯す人は多くいる。嫉妬が強くなる程、衝動に駆られる。また、身分の差があっても愛の欲求に逆らえずに愛する人に会う事がある。そんな事したら
「私は将来、静かな所で生活したいわ。今の住んでいる街は人が多くて、時に苦しくなるの。多田野君はどう思う?」
ちょっとだけ笑ってくれた。笑う時に目を細める癖は今も変わっていない。多田野君は物事を考える時にYESとNOだけで考えない。その中間で答える時もある。それは相手を尊重する為なのだろうか?それを決める理由もとても考える。論理的な考え方や理論的な考え方をした上で答えを出す。多田野君はどんな答えを出したのだろうか?
芦田が望んだ事は俺には叶っていた。我が家は4人もいるのに静かに暮らし過ぎて、たまには隣の家の人から迷惑だと言われるくらいに騒がしくしたいと思う時もある。だが、大抵の場合は、子供とは世代間の違う家族から一緒にいる空間を嫌い、何処か遠くに行きたくなるものだ。でも、俺はそうは思わない。何か大切な感情が欠落しているのかもしれない。だからと言って、誰かに意見を合わせる必要もないと思う。そう思う事こそが、自分が生きている証明になる。誰かに意見を合わせる事は何も生まない。歴史を変える偉人は今ある物や事を否定する事でより良い時代にしてきた。でも、今俺は素直に思った事を芦田に言う。
「別にいいんじゃないの。人それぞれで考える事も違うし。何処に住んだって困る事の一つくらいはあるよ」
多田野君は優しい。でも、ちゃんと現実的な事も言ってくれる。全国のカウンセラーが多田野君の様な言い方だったら、誰でも悩みを解決する事が出来るだろう。多田野君は高校の頃からほとんど変わっていなかった。変わっていた事のは2つある。1つは年齢だ。年齢だけは誰でも変わる。もう1つは笑顔だ。高校の時よりもいい笑顔をしている様に私は見える。私が興奮しているからそう見えるだけなのかも知れない。多田野君が言い終えると、私の2番目のお父様が右手を後頭部の方に手を隠しながら降りている。その時も多田野君は少し笑っている様に見えた。
「待たせてしまい、すまない。さあ、お待ちかねのドライブの時間だ」
「大丈夫ですよ」
「三島先輩。行きましょうか」
俺と芦田は必死に車を探す。職人の右手はシャッターを開ける鍵を回していた。左手の人差し指はシャッターに向けた。全ての目線がそのシャッターに集まった。シャッターが開く音が聞こえた。シャッターが少しずつ開いてタイヤが見えた。
「運転している時に合図しやすいから、私が助手席の方がいいよね」
「それは助かります。ありがとうございます」
そうすると、まだ、車が全て見えていないのに芦田は右側に歩いていく。直進して止めている黒の車が一台見える。俺は助手席ではない方に行っている芦田を指摘しようとしたが、外から強い風になって声が出難い。芦田は助手席に座る事を俺に公表していた。だが、何故か車の右側に進んで行く。車は有名な日本の企業が作っている事がマークを見て分かった。芦田は進むペースも下げないで歩き続ける。俺も芦田の背後について行く。声が出難いから肩でも触って間違いを指摘したいと思った。でも、長時間座って話をしていた俺に素早い歩きを求めるのは愚かな事だった。ただ、1歩1歩着実に自分のペースで歩くしかなかった。芦田が先に車のドアを開けて座る。俺も車のドアを開けて右側の後部座席に座る。ここで異変に気がつく。この車のハンドルは左側だった。何故、芦田がこの車が左ハンドルと分かったのだろうか?不思議に感じた俺は芦田に聞きたくなった。
警察は先ず、事故と事件の可能性を考える。片方の可能性だけの時もあれば両方の可能性を視野に入れないといけない時もある。それは現場や被害者の体の状態が一番大きい。1流の殺し屋が殺人を犯しても事故の様に現場を演出する。1流の殺し屋は今日もこの国の何処かにいるかも知れない。又は違う国にいるかも知れない。でも、必ず言える事がある。殺し屋は殺す意思がまだあれば、また違う人を殺すだろう。その意思は形が無い。だから、証拠は無い。証拠が無いから警察は何も出来ない。そんな人間を生かす事しか出来ない。今日も人間は電車や新幹線を利用する人もいる。隣の人間もよく知らない。でも、人間は当たり前の様に何も思わないで座る。それが普通かもしれない。普通の事に敏感になる事は時に必要になる。誰にだって秘密はある。その秘密を隠して生きている。私はその秘密を隠す為に自ら制御しながら行動している。でも、人は完璧ではない。制御を誤る事もある。完璧でありたいと思っていても誤ってしまう。私の2番目のお父様の車が一台見える。私は私の2番目のお父様の車の助手席である右側に進んで行く。向かい風も多田野君がいると気にならない。多田野君がいれば、そこは追い風になる。いつもの髪型ならポニーテイルではなくロングだから風が吹くといつも髪がなびいてしまい、無理矢理手で抑えるしかない。手で抑えた方が可愛いネイルが多田野君にダイレクトに見せる事が出来て、気がついていたのかも知れない。私は大学に入ってからお洒落な物にハマり出した。今までは本屋行く事はあっても、雑誌が置いてあるブースに行く事は無かった。高田君が同じ大学にいるからなのだろうか。ある日、高田君が表紙に載る事を知って、高田君が表紙に載っている雑誌を買った。そこには、今流行りの物が特集されている。その時にもピーチジュースがモデルとして載っていた。ピーチジュースが載っているページは25ページもあった。1番最後のページに『ピーチジュースの日常』というタイトルで
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