第五話~魔素①~

「では、次に座禅をしてもらいます。なぜ座禅と?極夜さんは思っていますね?」


え、俺って声に出してそんなこと言ったっけ?


「いえ、極夜さんは声には出していませんでしたよ。でも、私は今更ですが神なので、心で思った事も分かってしまうのですよ。うふふ。」


おう、そういや心を読まれてしまうのを忘れていたよ。ディーテさんは神様だったんだった。



「では、理由を説明したいと思います。座禅をしてもらう理由は空気中の魔素を感じ取ってもらうためです。魔素は空気中の中に多く存在し魔術を発動する際に使います。魔素を扱うのが熟練してくると戦闘中でも魔素を体の中に取り込み魔術を発動することはできますが、そこまで至るにはまず座禅して心を落ち着かせて自分の体を空気と一体化させて魔素を感じ、その後どんどんと体を動かしながら魔素を扱えるようになったら、ついに戦闘中に魔素が扱えるようになります。そうすることで体の中の魔力の回復も早くなるし、たとえ魔力がなくなっても、魔法を発動することができるようになります。人間はそこまで器用な生物ではないのでそんなこと、普通はできないのですが、極夜さんならできるようになるかもしれません。では、やってみてください!!!」



「わかりました!!!やってみたいと思います!!!」

ディーテさんにも言われたし魔力が早く回復していくのに悪いことは無いし、さっさと習得していきますかね。






~~~~~1時間後~~~~~

全然できないんですけど、、、、

まさか、空気中の魔素を感じるのがこんなに難しいになんて思わなかったぞ泣


まぁ、あと少しもすればできるでしょ。


~~~~~~~~~~~~~~









~~~~~3時間後~~~~~

ぜんっぜんっ、できないんですけど!!


ちょっと前の俺はなんで簡単にできると思っちゃったわけっ????


あほ程に難しいんですけど、、、、、、



~~~~~~~~~~~~~


















~~~~~23時間43分後~~~~~


やっと、できたーーーーーーーーー!!!!


ここまでの道のりは長かったーーーー。

やっと、空気中の魔素をしっかり感知出来るようになったよ。


「一日かからずに魔素を感知できるようになるなんて極夜さんはよっぽど才能があるのですね。その調子でどんどん頑張っていってください。


では、次は動きながらでも魔素を感知して扱えるようにしないとだね!!!!










――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

すんごーーーーーーーーく遅くなりましたー


すんません。    パソコンもすんごく不調で学校もなかなか忙しくてテンポよく更新できないのですが、少しずつでも頑張って更新していくので、楽しみに待っていてくれたらと思います。



つたない文章ですが、ここまで読んでいただいてありがとうございます。

次回も引き続き読んでいただければと思います。

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