第四話~魔力~
俺は早速ディーテさんに魔法を教えてもらうために、今度は自然豊かな場所に移動してきた。さっきの場所とは違いここには森もあれば山もあるし、川もある多種多様な自然で溢れ返っているような場所だった。
「まずは、極夜さんたちがいた世界で魔法と呼ばれていたものはこちらの世界では二つの力に文るされます。それは、魔法と魔術です。まずは魔法について説明したいと思います。」
よし、ディーテさんが魔法について教えてくれるみたいだ。しっかりと聞いてモノにしなくてはだめだな。
「魔法とは、主に自分の身の内にある魔力と空気中にある魔素を使って発動します。魔力とは、その人自身の精神に密接に関係しており、気分が高ぶってくると魔力の流れが荒くなり魔力の制御が難しくなります。逆に、気分が落ち着いていれば、魔力の流れは緩やかで制御は簡単になります。魔素とは、空気中に一定量存在しています。これを扱うようになるには結構な時間の訓練が必要になり、大量の魔素を扱おうとして失敗すると死ぬことになるので気をつけてください。なので、いついかなる時でも魔法を発動するためには落ち着いて行動することが一番大切になります。次に魔力の感じ方ですが、魔力は常に人の体の中を流れています。それは地球でいうところの血管のすぐ近くを同じような感じで流れています。まずは魔力を感知できなければ、魔力を扱うことが出来ずに魔法は発動できません。まずは魔力を感知できるように練習をしてみましょう。それが出来たら次のステップに進みたいと思います。」
「わかった。早速感知できるように練習をしてみるよ」
ディーテさんに言われた通り自分の中に流れているという魔力を感知できるように練習してみるかな。
~十五分後~
「うーーーーん、全然魔力を感知できないな。なんかヒント頂戴よ!!頼むよ、ディーテさん!!」
「………」
~三十分後~
「よっしゃ~、魔力の流れがわかった~!!!」
「よかったわね。では、次にその感じられた魔力の流れを完璧に制御できるようにしてみて。」
~一時間後~
一時間かけてようやく俺は自分の中に流れる
そうすると頭の中にピロリーンという音が流れたのでステータスを確認してみると、称号の欄に【魔力支配者】というのが増えていた。
鑑定してみると、
______________________________________
魔力支配者・・・体内の魔力の操作を完璧にに制御できるようになったもの付く称号
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その鑑定結果に驚くばかりででかい声を出して喜んでいた。
「やった~~~、わかったぞ~。やっと魔力の流れを完璧に制御できるようになった~。」
「え、も、もう終わったの? ちょっと操っていると所を見せてくれる?」
そう言われたので俺は早速身体の中の魔力を操って時計回りに流してみたり、反時計回りに流してみたりと色々な方向に魔力を流し続けているとディーテさんがとてつもなくびっくりした顔でこちらを見ていた。
「な、な、な、なんでそんなに魔力をうまく流せているのですか?まぁ、でもそこまで魔力を十全に扱うことができるのなら第二段階に進んでみますかね。次に極夜さんにしてほしいのは、座禅です。」
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第四話最後まで読んでいただきありがとうございました。
新生活にもだいぶ慣れてきてまた少しずつですが執筆活動をできるようになってきました。更新するのがとてつもなく遅くなってしまい申し訳ありませんでした。これから、この作品を読んで応援していただけたら嬉しいです。
☆☆☆☆☆→★★★★★にしてくれたら嬉しいです。
次回の更新はなるべく今週中には、出したいと思います。
宜しく~~~
2020/4/21に称号を追加しました。
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