第三話

ディーテさんからもらったものを僕のステータスで確認したら、すごいことになってて暫く放心状態みたいになっていた俺は、ディーテさんの話声で現実世界に引き戻された。

「あのー、極夜さん、私にも極夜さんのステータス見してもらってもいいですか?」と上目づかいでディーテさんが、迫ってきたので断れるはずもなく(最初から断るつもりもないが)「ステータスオープン」と言ってディーテさんにも、見したら何やら固まってしまった。




「ディーテさん、・・・・・ディーテさん・・・・」




三分くらいしても戻って来ないので、柔らかそうなおっぱいではなく、ほっぺたを触ってみたら、四回くらいつんつんってしてるときにこっちに戻ってきた。

「あの、大丈夫ですか?今、三分くらいフリーズしちゃってましたけど。」

「あ、いえ。今回、極夜さんにあげた物は、いくらその人が適応できたとしてもこんなにステータスが高くなること、ないという物だったので、少しびっくりしてしまっただけです。すいません。ご迷惑おかけしました。 では、今から向こうの世界に送りたいと思いますね。」と、言われてしまったので俺は、慌てて、「あ、ちょっと待ってもらってもいいですか? 少し質問したいことがあるんですけど。あのー、俺がここにいる間って俺のクラスメイトとか、転移する世界とか、地球とかの時間の進みってどうなってるんですか?」と聞いてみた。

すると、ディーテさんは、両手を腰に当てて胸を少し張って(結構おっぱいが揺れてた)、「ここ以外の世界は極夜さんがここを出て行くまで、止まったままです。でも、いつまでもここに入れるわけではないですよ。だいたい一カ月くらいなら大丈夫です。」と答えてくれたので、俺は、思い切って頼んでみることにした。

何を勝手?それは、モチノロンデ、ここで暫く過ごして魔法やらなんやら、今の自分が何ができるのかと、ちょっとした修行みたいなことをしてもよいかということを頼むのは建前で、ディーテさんといる時間を長くするためにでしょ!


「ディーテさん、お願いがあるのですが。暫くの間ここで過ごしてもいいですか?まだ自分で何ができるかわからないし、まだステータス化された肉体にも慣れていないので、少し修行みたいなことがしたいのですが、」



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ディーテ視点


極夜さんが何かお願い事があるみたいですね。何でしょうか?ある程度の事なら何でもやって上げますよ。

「ディーテさん、お願いがあるのですが。暫くの間ここで過ごしてもいいですか?まだ自分で何ができるかわからないし、まだステータス化された肉体にも慣れていないので、少し修行みたいなことがしたいのですが、」

なるほど、暫くここで過ごしたいと、

え、え、え、極夜さんが暫くここで過ごしたい。もうこれでお別れかと思っておいたのに、神は私に味方してくれるんですね。あ、私も神でしたけど、そんなのもちろんOKしちゃうに決まってるじゃないですかー。そんなの願ったりかなったりですよ。

「大丈夫ですよ。でも一応私がいつも付き添いますからね。一応ここは神界なので神以外がいては本当はいけないので、極夜さんはと・く・べ・つですよ。」

お、嬉しそうな顔をした後に、少し顔が赤くなりましたね。少しは私の事意識してくれてるのかなぁ~?でもこれで、ずっと極夜さんの近くにいても、大丈夫ですね。

良かった!


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主人公視点

「大丈夫ですよ。でも一応私がいつも付き添いますからね。一応ここは神界なので神以外がいては本当はいけないので、極夜さんはと・く・べ・つですよ。」

OKしてくれたのは良かったけど、最後のやつ、めっちゃくちゃかわいかったんだけど、なにあれ。反則でしょ。我ながらチョロいとは思うが、今のが俺の心にとどめを刺してきたぞ。好きになってしもうた。どうしよう?神は結婚できませんとかだったら・・・とりあえず気持ちを切り替えて!良し、許可も貰ったし魔法のやり方とかを教えてもらいますか。

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