第二話
「うん、わかったよ。それだけの理由があれば、どっちに転がっても大丈夫そうだね。じゃぁ、行くよ。」と、ディーテさんが、言うと俺の足元に魔法陣が出てきて魔法陣から強大な力が体の中に流れ込んできて、全身(特に脳みそ)にとてつもない痛みが走ってきて、俺は、その場にうずくまって、頭に手を持って行って、頭痛に耐えながら、発狂していた。
「うぁ――――――――、な、、ん、だ、こ、れ」
「うぁ――――」
そこで、ディーテさんが、「今流れてきているものを、痛みを頑張って耐えて、体の中に取り込んで、外に流れ出ないように心がけてみて。」
ディーテさんに言われたとおりに、流れ込んでくる力の制御をしてみる。
痛みには、だいぶ慣れてきたがそれでもまだとてつもなく痛い。そこから体感時間で三十分くらいこの人生最大の痛みのあらしが続く。
そしてやっと、終わったと、思ったら何かの反動で気を失ってしまった。
「―――――て、――――――て」
あっ、まただ。でも、今回は、なんでこうなったか、しっかりとわかるぞ。
多分、力をもらうためのあの激痛の反動によって気を失ったんだな。
って、俺、しっかりわかるとか、言っておきながら、普通に、「多分」とか使ってるし、完全に推測でしかないじゃないか。あーーあ、自分で自分に突っ込み入れてるとかチョーーーう空しいな、おい。って、思って目を開けると、すごく心配そうにしてる、ディーテさんが俺の顔を覗き込んでて、ばっちり目があった。そしたら、何かすごく恥ずかしそうにしてるし、
「すいません、なんかまた気絶しちゃったみたいで、ww」
「いえ、大丈夫ですよ。それより、自分のステータスを見てみてください。さっきのが成功していれば、ステータスに現れるはずですから。」
「あ、はい。わかりました、なんですけど、ステータスってどうやってみればいいんですか?」 ステータスなんてない地球から来たから、見方がわからないので聞いてみると、
「あ、すいません。忘れていました。(テヘぺロ)自分だけが見るときは、『ステータス』と、声に出してもいいし、念じるだけでも大丈夫です。他人に見せるときは、『ステータスオープン』と、声に出して言ってください。」
「わかりました。ありがとうございます。」
教えてもらったことに対して、シッカリお礼も言ったし、そんじゃ、行きますか。さっきあんなに痛い思いしたんだから、せっかくなら良いステータスがいいなと思いながら、声に出すのは恥ずかしかったので、ここの中でステータスと念じると、目の前にウィンドウが出てきた。
それを見てみると、なになに、
―――――――――――――――――――――――――
名前:極夜 佐久間
種族:人族
職業:
年齢:17
Lv :1
体力:200000
魔力:200000
俊敏:200000
物攻:200000
物防:200000
魔攻:200000
魔防:200000
知能:100000
運 :200000
固有スキル:完全記憶
スキル:全能Lv.∞・創造Lv.∞
称号:適合者
――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
お読みいただきありがとうございます。
フォローやレビューを書いてくれるとうれしいです。
☆☆☆☆☆→★★★★★にしてくれると嬉しいです。
2020/4/21に主人公のステータスに称号を追加しました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます